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現役JKユーチューバー エリリンTV!!
【最終話】 俺の仕事はYouTube
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俺はコンビニを出た後、辺りを走り回ったがエリカの姿は見つからなかった。
荒川公園、土手、熊谷駅。
探しても、その姿は見つからない。
エリカにラインで通話をかけてみるも、その着信にも返事が来なかった。
ルミから聞き出し、エリカの実家を訪れもしたが、親御さんにバイトから帰ってきてないと言われるだけであった。
なにか、なにかエリカに会う秘策は無いか。
俺はしばらく考えた後、思い付き、走って自宅に戻った。
部屋に入るなりビデオカメラを用意し自分の姿を映す。
録画開始のボタンを押し、俺は口を開いた。
「おまえら!
今日もよくここを開いてくれたな!
ご新規さんははじめまして!
俺の名は『よしお』だ!
これからよろしくな!
これからってのも変な話か……、ハハ……。
……待て待て! 見るのを辞めるな!
さすがに早すぎる!
頼むから今回だけでも見てってくれ!!
えーっと……。
くそ。
撮影前に台本でも書いとけばよかったぜ……。
待てって! 閉じないでくれ!
もうちょい付き合ってくれ!
今考えてんだから頼むよ!!」
自分がユーチューバーになった経緯を話す。
これから話す事柄にリアリティを持たせる為だ。
「以上が俺がユーチューバーになろうと思ったいきさつだ!! だがしかし!! 今日を持って俺は引退する!!」
俺は大げさに腕を動かしカメラに向けて大声を張った。
「ユーチューバーになってから金はねえ!! 小学生に罵倒され続ける!! 毎日女装ばっかりして周りから変態呼ばわりされ続ける!! 興味のないゲームの話を延々聞かされ続ける!! そして……、そして、俺は気絶しそうなくらい下手くそな歌を我慢して聞き続けるはめにもなった!! ユーチューバーになってからロクなことがねえ!! もうやってられねえんだこんな仕事!! 今日限り!! 俺はユーチューバーを引退する!! おまえら!! さらばだ!!」
俺はその動画を即座にYouTubeにアップロードした。
バタン!!
10分ほど経ち、玄関の戸を開け、ものすごい勢いで俺の部屋にいずくが駆け込んできた。
「おい幸!! 引退って何考えてんだよ!! なんで僕に相談してくれないんだ!!」
俺の胸倉を掴んだいずくは鬼のような形相で俺に怒鳴りつける。
「僕がテキスト動画を辞めようとした時、幸が僕を止めたんじゃないか!! 許さないぞ!! 勝手に引退なんて決めるな!!」
「はは、いずく。釣られたな」
「なにいってんだ幸!! 釣られ……。え?」
「これは釣り動画だ。いずく」
俺はいずくにエリカを探している経緯とこの作戦について説明した。
説明し終わると、バタバタと階段を上ってくる音が聞こえる。
バタン!!
「さ、幸おじさん!! 引退するって本当!?」
師匠が土足で俺の部屋に上がりこんできた。
ズカズカと俺に歩み寄ってくる迫力に耐えれず、俺は殴り掛かられる前にエリカを探している経緯とこの作戦について説明した。
「だったら事前に報せておきなさいよこの馬鹿!! ここまで走ってきちゃったじゃない!!」
師匠は拳骨を俺の顔面にクリーンヒットさせた。
結局、殴られる運命からは逃れられなかったようだ。
バタン!!
「幸ちゃん。引退しちゃうの!?」
俺の部屋に入ってきたルミに俺はエリカを探している経緯とこの作戦についてって、ええい! もどかしい!! 皆いっぺんに来てくれたら3回も同じ話をしないで済んだのに!!
「あ、師匠。こいつがゲーム実況者のルミ。ルミ、こいつは俺の動画を一緒に作ってくれてるいずくな」
「今そんな事話してる場合じゃないでしょ! 肝心のエリカちゃんが釣られてなきゃ意味ないじゃない!!」
「あ、どうも初めまして。いずくかけると申します」
「幸ちゃんの友達ー? 話は聞いてるよー。同じ福島ハイツなんだってねー」
「待てルミ。聞こえないか?」
カンカンカンカン!!
階段を駆け上がる音が聞こえる。
バタン!!
「よしおさん!! 引退しちゃうんですか!?」
外道ばかりが先に釣れてしまったが、遂に本命。狙っていた魚が食いついたようだ。
*
「悪い。二人にしてくれないか」俺がそう言うと、空気を読んでくれたのか三人は部屋から出ていき、俺とエリカの二人だけになった。
「まあ、上がって行けよ。今お茶淹れるから」
「それより! さっきの動画見ましたよ!! よしおさん! 引退って――」
走ってきたのだろうか。息を荒げるエリカを、俺は「まぁまぁ」となだめながら座布団に座らせた。
エリカは納得しない顔を見せながらも、大人しく座る。俺はその前にお茶の入った湯呑を出し、エリカの向かい側に座った。
「どこにいたんだエリカ。散々探したんだぞ? 電話も繋がらないし」
「ご、ごめんなさい。合わす顔無くて、申し訳なくて。漫画喫茶で少し、寝ていました……」
漫喫か。道理で探しても見つからないわけだ。
「スマホの通知で目が覚めたんですけど、その動画を見て走ってきました。よしおさん! 引退しちゃうんですか!?」
「ああ、悪いがそれは嘘なんだ。まあ気にするな」
「嘘?」
「釣り動画だよ。こんな面白い仕事、辞めるわけないだろう? まだ大金も稼いでないしな」
エリカはへなへなと湯呑を持ったまま肩を落とした。
「エリカ。山崎さんから伝言なんだけどな。仕事は辞めないでくれって話だぜ?」
「オーナーが!? でも、私。皆に迷惑を――」
「どうやら向こうはそうは思ってなさそうだぜ? 俺も責任とって辞めるって言ったらよ、シフトに穴が開く方が困るってさ」
「でも、動画の方は流石に辞めないとですよね……」
「大丈夫だろ。誰だって仕事でミスをすることはあるだろ? それと同じようなもんさ。助け合って、許し合って、それが仕事になっていくんだよ。今回の事は辛かったかもしれないけど、辛くない仕事なんてこの世には無いんだから。エリカは動画を続けたくないのか?」
「私、動画に付けられていくコメントを見るのがすごく嬉しかったんです。よしおさんの動画を見て元気を貰えたように、私の動画も人に元気を上げられているような気がして。動画は……続けたいです!!」
「じゃあ、後で山崎さんにそう言いに行こう? 俺も動画を続けられなくなると困るしさ。ああ、ルミの奴も巻き添えだな。正直に話せば山崎さんも許してくれるさ。思ったより、器の大きい人らしい」
グー……
その音が鳴ると恥ずかしそうにエリカが赤面し腹部を抑えた。
どうやら音の出所はエリカのお腹の様だ。
「なんだか、気が抜けたらお腹が空いちゃいました」
「ハハハッ。俺もだよ。晩飯買いそびれちまった。これから時間あるなら一緒に食べるか」
俺は部屋の外にいる三人を呼び出し、一緒に食事をしようと提案してみる。
「前に言ってただろ? これから鍋しようぜ!! いずく! 食い物買ってきてくれ」
「へえ。年越し鍋だねえ。一人で過ごそうと思ってたから嬉しいな。じゃあ買ってくるよ。何鍋にする?」
「断然豆乳よ!! お肌にいいんだから!! あ、ちょっとママに電話しなきゃ!!」
「おー、鍋いいねー!! 食べ終わったら皆でゲーム大会しようよ!! うち、ゲーム機持ってくるよ!!」
「いや、終わったら皆でカラオケに行きませんか? よしおさんにじっくりと聞いてもらいたいので」
エリカは俺が動画の中で気絶するほどの音痴と罵ったことを恨んでいたようだ。
この後、皆で鍋を囲んで年を越し、厳正なるじゃんけんの結果、エリカの希望通りにカラオケ屋でその歌声を嫌と言うほど、いや、嫌と言ったほど堪能する事になるのだが、全ての元凶は俺にある。悪いのは俺だ。それくらい俺にでもわかる。舐めるな。
俺の名前はよしお。
前職ではドライバーとして物資を送り届けていた。
現職はユーチューバー。
人に幸せを送り届ける、非常に有意義で退屈しない仕事である。
最後まで読んでくれてありがとうな!!
それじゃあおまえらも!! よいお年を!!
ユーチューバーに転職した話する? 完
荒川公園、土手、熊谷駅。
探しても、その姿は見つからない。
エリカにラインで通話をかけてみるも、その着信にも返事が来なかった。
ルミから聞き出し、エリカの実家を訪れもしたが、親御さんにバイトから帰ってきてないと言われるだけであった。
なにか、なにかエリカに会う秘策は無いか。
俺はしばらく考えた後、思い付き、走って自宅に戻った。
部屋に入るなりビデオカメラを用意し自分の姿を映す。
録画開始のボタンを押し、俺は口を開いた。
「おまえら!
今日もよくここを開いてくれたな!
ご新規さんははじめまして!
俺の名は『よしお』だ!
これからよろしくな!
これからってのも変な話か……、ハハ……。
……待て待て! 見るのを辞めるな!
さすがに早すぎる!
頼むから今回だけでも見てってくれ!!
えーっと……。
くそ。
撮影前に台本でも書いとけばよかったぜ……。
待てって! 閉じないでくれ!
もうちょい付き合ってくれ!
今考えてんだから頼むよ!!」
自分がユーチューバーになった経緯を話す。
これから話す事柄にリアリティを持たせる為だ。
「以上が俺がユーチューバーになろうと思ったいきさつだ!! だがしかし!! 今日を持って俺は引退する!!」
俺は大げさに腕を動かしカメラに向けて大声を張った。
「ユーチューバーになってから金はねえ!! 小学生に罵倒され続ける!! 毎日女装ばっかりして周りから変態呼ばわりされ続ける!! 興味のないゲームの話を延々聞かされ続ける!! そして……、そして、俺は気絶しそうなくらい下手くそな歌を我慢して聞き続けるはめにもなった!! ユーチューバーになってからロクなことがねえ!! もうやってられねえんだこんな仕事!! 今日限り!! 俺はユーチューバーを引退する!! おまえら!! さらばだ!!」
俺はその動画を即座にYouTubeにアップロードした。
バタン!!
10分ほど経ち、玄関の戸を開け、ものすごい勢いで俺の部屋にいずくが駆け込んできた。
「おい幸!! 引退って何考えてんだよ!! なんで僕に相談してくれないんだ!!」
俺の胸倉を掴んだいずくは鬼のような形相で俺に怒鳴りつける。
「僕がテキスト動画を辞めようとした時、幸が僕を止めたんじゃないか!! 許さないぞ!! 勝手に引退なんて決めるな!!」
「はは、いずく。釣られたな」
「なにいってんだ幸!! 釣られ……。え?」
「これは釣り動画だ。いずく」
俺はいずくにエリカを探している経緯とこの作戦について説明した。
説明し終わると、バタバタと階段を上ってくる音が聞こえる。
バタン!!
「さ、幸おじさん!! 引退するって本当!?」
師匠が土足で俺の部屋に上がりこんできた。
ズカズカと俺に歩み寄ってくる迫力に耐えれず、俺は殴り掛かられる前にエリカを探している経緯とこの作戦について説明した。
「だったら事前に報せておきなさいよこの馬鹿!! ここまで走ってきちゃったじゃない!!」
師匠は拳骨を俺の顔面にクリーンヒットさせた。
結局、殴られる運命からは逃れられなかったようだ。
バタン!!
「幸ちゃん。引退しちゃうの!?」
俺の部屋に入ってきたルミに俺はエリカを探している経緯とこの作戦についてって、ええい! もどかしい!! 皆いっぺんに来てくれたら3回も同じ話をしないで済んだのに!!
「あ、師匠。こいつがゲーム実況者のルミ。ルミ、こいつは俺の動画を一緒に作ってくれてるいずくな」
「今そんな事話してる場合じゃないでしょ! 肝心のエリカちゃんが釣られてなきゃ意味ないじゃない!!」
「あ、どうも初めまして。いずくかけると申します」
「幸ちゃんの友達ー? 話は聞いてるよー。同じ福島ハイツなんだってねー」
「待てルミ。聞こえないか?」
カンカンカンカン!!
階段を駆け上がる音が聞こえる。
バタン!!
「よしおさん!! 引退しちゃうんですか!?」
外道ばかりが先に釣れてしまったが、遂に本命。狙っていた魚が食いついたようだ。
*
「悪い。二人にしてくれないか」俺がそう言うと、空気を読んでくれたのか三人は部屋から出ていき、俺とエリカの二人だけになった。
「まあ、上がって行けよ。今お茶淹れるから」
「それより! さっきの動画見ましたよ!! よしおさん! 引退って――」
走ってきたのだろうか。息を荒げるエリカを、俺は「まぁまぁ」となだめながら座布団に座らせた。
エリカは納得しない顔を見せながらも、大人しく座る。俺はその前にお茶の入った湯呑を出し、エリカの向かい側に座った。
「どこにいたんだエリカ。散々探したんだぞ? 電話も繋がらないし」
「ご、ごめんなさい。合わす顔無くて、申し訳なくて。漫画喫茶で少し、寝ていました……」
漫喫か。道理で探しても見つからないわけだ。
「スマホの通知で目が覚めたんですけど、その動画を見て走ってきました。よしおさん! 引退しちゃうんですか!?」
「ああ、悪いがそれは嘘なんだ。まあ気にするな」
「嘘?」
「釣り動画だよ。こんな面白い仕事、辞めるわけないだろう? まだ大金も稼いでないしな」
エリカはへなへなと湯呑を持ったまま肩を落とした。
「エリカ。山崎さんから伝言なんだけどな。仕事は辞めないでくれって話だぜ?」
「オーナーが!? でも、私。皆に迷惑を――」
「どうやら向こうはそうは思ってなさそうだぜ? 俺も責任とって辞めるって言ったらよ、シフトに穴が開く方が困るってさ」
「でも、動画の方は流石に辞めないとですよね……」
「大丈夫だろ。誰だって仕事でミスをすることはあるだろ? それと同じようなもんさ。助け合って、許し合って、それが仕事になっていくんだよ。今回の事は辛かったかもしれないけど、辛くない仕事なんてこの世には無いんだから。エリカは動画を続けたくないのか?」
「私、動画に付けられていくコメントを見るのがすごく嬉しかったんです。よしおさんの動画を見て元気を貰えたように、私の動画も人に元気を上げられているような気がして。動画は……続けたいです!!」
「じゃあ、後で山崎さんにそう言いに行こう? 俺も動画を続けられなくなると困るしさ。ああ、ルミの奴も巻き添えだな。正直に話せば山崎さんも許してくれるさ。思ったより、器の大きい人らしい」
グー……
その音が鳴ると恥ずかしそうにエリカが赤面し腹部を抑えた。
どうやら音の出所はエリカのお腹の様だ。
「なんだか、気が抜けたらお腹が空いちゃいました」
「ハハハッ。俺もだよ。晩飯買いそびれちまった。これから時間あるなら一緒に食べるか」
俺は部屋の外にいる三人を呼び出し、一緒に食事をしようと提案してみる。
「前に言ってただろ? これから鍋しようぜ!! いずく! 食い物買ってきてくれ」
「へえ。年越し鍋だねえ。一人で過ごそうと思ってたから嬉しいな。じゃあ買ってくるよ。何鍋にする?」
「断然豆乳よ!! お肌にいいんだから!! あ、ちょっとママに電話しなきゃ!!」
「おー、鍋いいねー!! 食べ終わったら皆でゲーム大会しようよ!! うち、ゲーム機持ってくるよ!!」
「いや、終わったら皆でカラオケに行きませんか? よしおさんにじっくりと聞いてもらいたいので」
エリカは俺が動画の中で気絶するほどの音痴と罵ったことを恨んでいたようだ。
この後、皆で鍋を囲んで年を越し、厳正なるじゃんけんの結果、エリカの希望通りにカラオケ屋でその歌声を嫌と言うほど、いや、嫌と言ったほど堪能する事になるのだが、全ての元凶は俺にある。悪いのは俺だ。それくらい俺にでもわかる。舐めるな。
俺の名前はよしお。
前職ではドライバーとして物資を送り届けていた。
現職はユーチューバー。
人に幸せを送り届ける、非常に有意義で退屈しない仕事である。
最後まで読んでくれてありがとうな!!
それじゃあおまえらも!! よいお年を!!
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