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ゴミ箱フォルダ

『剣技最強』『絶対防御』『洗脳』『闇属性魔法』『高速思考』『スキルコピー』

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『剣技最強』刀剣を体の一部のように使いこなせるようになるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは原始時代だった。

「剣がない!!」

 大小様々な恐竜に追いかけ回されながら、オレは青息吐息で絶望の悲鳴をあげた。





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『絶対防御』害意ある他者からの攻撃を一切受け付けなくなるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは未来都市だった。

「防御意味ねぇ……」

 全てが自動化・機械化されて人類史上最高に安全性が確保された世界で、自分のあまりの無力さに絶望の悲鳴をあげた。





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『洗脳』他者の思考・判断の基準を意図的に改ざんすることのできるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは氷の世界だった。

「生き物がいない!!」

 凍えるような寒さに身を震わせながら、私は一面氷の世界で圧倒的な孤独と寒さに絶望の悲鳴をあげた。




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『闇魔法』闇属性の魔法が使用可能になるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは海のど真ん中だった。

「ちょ! 溺れ! 息がっ! たす……」

 水を吸った衣服の重さにもがきながら、僕は溺れて混乱したまま絶望の悲鳴をあげた。





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『高速思考』思考の処理能力を脳の許容上限以上に活用することができるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは宇宙だった。

「なんでこんなところに!? っていうか死ぬ!!」

 どう足掻いても死ぬ状況であることを認識しながら、高速で思考を空転させつつ絶望の悲鳴をあげた。




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『スキルコピー』他者のスキルを複製し使用可能となるスキル

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 異世界への扉を抜けると、そこは中世ヨーロッパな世界だった。

「……スキルって概念がねぇ……」

 「自分の事は自分でやる」という自主自立な文明の世界で、全く無意味な自分のスキルに絶望の悲鳴をあげた。




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反省点:異世界へ転生させるときは、転生対象者以外に人間がいて、人類が生存可能な圏内で、スキルが利用できる下地があって、且つ文明レベルが転生前の文明と同じ又は低いことが前提で行うこと。
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