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天使の魔法
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天使??どういうことだろう。っていうかマザーって何?私お母さんじゃないし。
わけもわからず動揺して何も言えずにいると、
「ああ、元に戻してあげないとね。」
そう言って天使が花音の手をとる。
ギュッと握られ、心臓がバクバクする花音だが、そんなことは気にせず天使は握り続ける。
「えー!!」とか「うおー、まじかよ」とクラスががざわつき出した。何があったのだろうか。
「よし、完了!ってまだ腰曲げてるじゃん。もう大丈夫だよ。」
天使に腰を押される。
「いっ、たくない!え、なんで!?まっすぐ伸びる!こんなの初めて!」
これまでずっと曲がっていた腰を真っ直ぐにできていた。信じられない。この美少年は何者?色々と動揺していた時、クラスのある子が声をあげた。
「えー、私もそうしてよ!」
それにつられてクラスのみんなが次々と声をあげる。みんなは腰曲がってないのに何を言ってるんだろう。
「えーっと、みなさん!これがマザーの本当の姿だよ!」
クラス中がどよめいた。何もそんな腰ごときでどよめかなくても…。
「でもみんなにはこのこと知られたら困るんだよね。だから皆さんには忘れてもらいまーす。」
そう、可愛らしく言い放つと、天使が何やら呪文を唱え始め、クラスメイトがどんどん眠りについていく。
「いったい、さっきから何してるの?」
「そのうちわかるよ。」
呪文が終わると、みんなが起き始め何もなかったかのように授業が再開した。
「え?どういうこと?」
「みんなには僕に関する記憶を忘れてもらったよ。もちろんマザーの過去もね。」
なんの話だかよくわからないが、家に帰ったら説明してくれるということでとりあえずその日の学校は済ませた。
家に着き、洗面所へ向かう。手洗いうがいをし、鏡をみると、そこに花音の知る自分はいなかった。
「え、どういうこと?」
そこに映っていたのは、とんでもない美少女だった。
わけもわからず動揺して何も言えずにいると、
「ああ、元に戻してあげないとね。」
そう言って天使が花音の手をとる。
ギュッと握られ、心臓がバクバクする花音だが、そんなことは気にせず天使は握り続ける。
「えー!!」とか「うおー、まじかよ」とクラスががざわつき出した。何があったのだろうか。
「よし、完了!ってまだ腰曲げてるじゃん。もう大丈夫だよ。」
天使に腰を押される。
「いっ、たくない!え、なんで!?まっすぐ伸びる!こんなの初めて!」
これまでずっと曲がっていた腰を真っ直ぐにできていた。信じられない。この美少年は何者?色々と動揺していた時、クラスのある子が声をあげた。
「えー、私もそうしてよ!」
それにつられてクラスのみんなが次々と声をあげる。みんなは腰曲がってないのに何を言ってるんだろう。
「えーっと、みなさん!これがマザーの本当の姿だよ!」
クラス中がどよめいた。何もそんな腰ごときでどよめかなくても…。
「でもみんなにはこのこと知られたら困るんだよね。だから皆さんには忘れてもらいまーす。」
そう、可愛らしく言い放つと、天使が何やら呪文を唱え始め、クラスメイトがどんどん眠りについていく。
「いったい、さっきから何してるの?」
「そのうちわかるよ。」
呪文が終わると、みんなが起き始め何もなかったかのように授業が再開した。
「え?どういうこと?」
「みんなには僕に関する記憶を忘れてもらったよ。もちろんマザーの過去もね。」
なんの話だかよくわからないが、家に帰ったら説明してくれるということでとりあえずその日の学校は済ませた。
家に着き、洗面所へ向かう。手洗いうがいをし、鏡をみると、そこに花音の知る自分はいなかった。
「え、どういうこと?」
そこに映っていたのは、とんでもない美少女だった。
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