末っ子は天使時々小悪魔?

星夜るな

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39 夏織side

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ある日の午後3時。ある人を個室のあるカフェで待っていた。

「ごめん。少し仕事がおしてしまって。」
「いや、こっこそ無理にスケジュール入れてもらって悪いな。彩人にお願いしたいことがあって。」
「何お願いって。あっ。カフェラテとチョコレートケーキをお願いします。夏織は?」
「ブラックコーヒーで。以上でお願いします。」
「かしこまりました。」
「実は、今あるグループを担当していて、そのグループのオリジナル曲を作って欲しいんだ。」
「へぇー。そんなに期待できるグループなの?」
「うん。もちろん断ってくれてもいいんだけど、1回は、会ってみて欲しい。」
「…分かった。」
「いいの?」
「スケジュール的に、開けようと思えば開けられるから大丈夫。」
「それと、もうひとつお願いがあって、初めて会ったということにして欲しい。」
「え、分かった。空にも伝えておくよ。」
「ありがとう。」

その話をしながら、ブラックコーヒーを飲んでいた。彩人がカフェに来て15分立った時、綾人の携帯のアラームがなった。
「あっ。夏織またね。」
と言ってしまった。売れっ子作曲家だから仕方ない。










colorの3人に彩人とのことを伝えた、夜10時、綾人からメールが来た。
3日後に予定が空いたからその日でどうか。と。
もちろん了承し、3人にも連絡をした。
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