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「空、もしかして友達できた?」
「兄ちゃん!遅いよ!ていうか、なんで、わかったの?!」
「なんとなくだよ。兄の勘かな。」
なんておちゃらけた感じて言うと、ため息をつかれ、
「何それ。」
と、笑ってくれた。それを見ながら、僕は、決心した。
この笑顔を守ろう。
そう決めた。
「ねえ、兄ちゃん。なんの部活に入るか決めた?」
「えっ?!絶対に入らなきゃ行けないの?」
「そうらしいね。兄ちゃんだったら、弓道部、剣道部、柔道部も行けるんじゃない?あとは、ピアノも弾けるから・・・。」
「ねえ、空。もういいよ。そのぐらいで・・・。そんなに出来ないよ。」
「えーー。兄ちゃんだから、できるんじゃない?」
クスッと笑った。
そんな他愛のない話をしながら歩いていると、1台の車が止まった。
「おい。お前たちさ。歩いて帰る気か。さっさと乗れ。」
「「あっ。流さん。ありがとうございます。」」
と、僕と空の声がかぶってしまった。
車の中では、仲良くなったんだなと思いながら、ついつい眠ってしまった。入学式の睡魔がまだい・・・た・・・。
「兄ちゃん!遅いよ!ていうか、なんで、わかったの?!」
「なんとなくだよ。兄の勘かな。」
なんておちゃらけた感じて言うと、ため息をつかれ、
「何それ。」
と、笑ってくれた。それを見ながら、僕は、決心した。
この笑顔を守ろう。
そう決めた。
「ねえ、兄ちゃん。なんの部活に入るか決めた?」
「えっ?!絶対に入らなきゃ行けないの?」
「そうらしいね。兄ちゃんだったら、弓道部、剣道部、柔道部も行けるんじゃない?あとは、ピアノも弾けるから・・・。」
「ねえ、空。もういいよ。そのぐらいで・・・。そんなに出来ないよ。」
「えーー。兄ちゃんだから、できるんじゃない?」
クスッと笑った。
そんな他愛のない話をしながら歩いていると、1台の車が止まった。
「おい。お前たちさ。歩いて帰る気か。さっさと乗れ。」
「「あっ。流さん。ありがとうございます。」」
と、僕と空の声がかぶってしまった。
車の中では、仲良くなったんだなと思いながら、ついつい眠ってしまった。入学式の睡魔がまだい・・・た・・・。
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