僕が僕を許せる日まで

星夜るな

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食堂に行くと、まるで、何処か違う場所に来てしまったかのように錯覚する所だった。僕と空か動かずにいると、慎が、

「何してるんだ?早くしないと、昼休み終わるぞ。」

「えっ。うん。そうだね行こう!」
「う、うん。」

「2人にまず、説明すると、バイキング形式になっていて、好きな物を好きな分取れるだよ。でも、食べれる分だけ皿によそうこと。あとは、普通は、食堂は、お金を払わきゃいけないけど、ここの学園は、毎月の徴収分にその分が入っているから、払わないでいいんだよ。損したくなかったら、徴収分の倍を食べることだよ。」

と藍が説明してくれた。

空は、ご飯、鯖、味噌汁、サラダ、生姜焼き。
藍と慎は、サンドイッチを皿いっぱいに盛り付けた。
僕は、コンスープとサラダ、サンドイッチ1つをさらに盛り付けた。
僕の心は、天国にいるような幸せでいっぱいだった。

現実に戻したのは、藍と慎だった。

「ねぇ空くんの食べる量は、一般的で分かるんだけど、その清の食べる量少なくない?女子だって、サンドイッチ2つは、食べるよ。まあ、僕らは、ずっと、男子校だから、分からないんだけど。」
と、何故か、少し、拗ねたように聞いてきた。


慎はと言うと、顔を青白しながら、
「そうだぞ、清もっと食べろ。昼持たないぞ。あと、2時間体育なのに。」
と言ってきた。

「大丈夫ですよ。兄さんは、いつもこのぐらいで。悪い時は、昼ごはん食べない時があるので。」
と、呆れた声で言った。


チクったよ。

恐る恐る藍と慎を見ると、驚いたような顔で、何かを言おうとしていたので、慌てて

「ご馳走様。次体育だから急ごうよ。僕もう行くから。空、じゃあ。気をつけて教室戻るんだよ。」
と、食堂を飛び出した。
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