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吸血連合篇(前編)
第6話 世界樹攻略②…と思いきや休戦
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「お、お兄ちゃん…。ちょっと、わがまま言っても…、いい、かな?」
「なに?したいことでもあるの?」
72柱の序列7、火炎侯爵アモンとの交戦を見事に乗り越えたシドラとアオイは2階層に到着したところだった。
「ねぇ、そろそろご飯にしない?」
「いいけど…。また奇襲されるかもしれないよ?」
「こんな綺麗な場所に来れたんだしさ、今日はここに泊まって、攻略はまた明日からにしよ。」
「うん。でも、もし敵が来たり、強い猛獣に襲われたら呼んでね。」
「ふふっ。お兄ちゃんは過保護だなぁ。」
「だって、妹だし…。」
「そうやってお兄ちゃんぶるお兄ちゃんも私は嫌いじゃないな、私。」
「き、嫌いじゃないって、どういうこと?」
「そんなことはいいから、お兄ちゃんもキャンプの準備して。」
「キャンプの準備って、何をするの?」
「そうだな…。キャンプらしいことがしたいし…そうだ、辛汁飯を作ろうよ。」
「辛汁飯って、あの異世界人が伝えたキャンプの定番って呼ばれてるやつ?」
「そう。お兄ちゃんは辛汁飯食べたことある?」
「僕は食べたことも見たこともないんだよ…。」
「そっか。なら、私が教えてあげる。」
*
「まずは、お米を炊くの。」
「米って、異世界人が好んで食べてる穀物?」
「うん。洗って水を変えてを何回か繰り返して。」
「うん。」
*
「洗えたよ。」
「じゃあ、これを鍋に入れて、お米より少し上くらいに水面が来るまで水を入れて弱火で1時間くらい放置するの。」
「これでいい?」
「うん。次は野菜を切ろう。」
「野菜って何を使うの?カボチャとか?」
「カボチャもいいかもしれないけど、ニンジンとタマネギ、ジャガイモも入れるとおいしいよ。」
「え⁉根菜ばっかり入れるの?」
「うん。でも、これがすっごくおいしいの。」
「だいたいどれくらい使うの?」
「ニンジンは1本まるまるで、タマネギは半玉、ジャガイモは5個くらい、かな?」
「…お米、もうちょっと多く炊いた方がよかったかな?」
「別に私が食べる量制限するだけだし…」
「で、でも、アオイは成長期だし、僕はアオイに食べてほしいな。」
「わ、私を肥えさせてどうするつもり⁉」
「別にそういうつもりは…フフッ、ハハハッ。」
「どうしたの?」
「いや、急に笑いがこみ上げてきて。世界中のみんながこうやって笑いあえる世界がくるといいな。」
「…うん!」
「お兄ちゃん、野菜は切ったことある?」
「ない…、けど。」
「なら、私と一緒に切ろうよ。」
「いいけど…。」
「包丁と野菜をもって。」
「うん。」
「手、握るよ。」
「うん。…え?」
「お兄ちゃん、手あったかいね。」
「ちょ、ちょっと、人がいなくても恥ずかしいんだけど…。」
「恥ずかしいって言って、一緒に切らなくてケガしても知らないよ。」
「わかったよ。恥ずかしがらないから。」
*
「お、終わった…。」
「お兄ちゃん、顔真っ赤だよ。序でに言うと耳まで…」
「い、言われると余計恥ずかしいから!!」
「お兄ちゃんも男の子だね。」
「きゅ、急にからかわないでよ。」
「ごめんね。恥ずかしがるお兄ちゃんが可愛くてつい。」
「│香辛料《スパイス》は?」
「香辛料ならオデヌヘイムでもらって来たよ。」
「用意周到だな…。野菜はどうするんだ?」
「まず、ニンジンを茹でて、その間にタマネギを炒めて、ジャガイモも鍋に入れて、最後にタマネギを入れるの。」
「それから?」
「香辛料とブタニクを入れて煮込むんだけど、ここに時間と手間が…」
「ちょっと待って!?ブタニクを入れるって?あの│大豚《オーク》の肉を?」
「異世界の人たちはみんな入れて食べてたみたいだよ。」
「そういうものなのか。なら入れよう。」
*
「煮込んでる間はどうするの?」
「この階層は湖がきれいだから、あの周りを散歩したいな。」
「いいけど、鍋の中は混ぜたりしなくていいの?」
「大丈夫だよ。混ぜなくても焦げないように魔法がかけられてる鍋を選んだから。」
「まさか、これもオデヌヘイムからもらって来たの?」
「そうだよ。」
「こんな物まで…」
「そこの君たち、カップル?」
「どっかに非リアいないかな~。」
「お、お前たちも72柱か⁉」
「おいおい、今は少しイタズラしに来ただけだ。そう警戒すんなよ。」
「イタズラ?まさか、この階層を破壊するつもりか?」
「こんなにいいデートスポットを俺が破壊するだって?冗談言うなよ。俺は72柱の序列32にして『七つの大罪』、[色欲]担当のアスモデウス様だぜ?まあ、今回のイタズラは俺はあんまり関係ないんだが。」
「おい、それはどういうことだ?」
「今回のイタズラの主犯は俺っすよ。」
「お前は?」
「敵意が抜け切ってないっすね。俺は72柱の序列16、ゼパルっす。ルシファー様が千里眼で見てるものを見せてくれたもんっすから、ついつい俺の脳が疼いちまったっすよ。お前、今から見える世界が大幅に変わるっすよ。さあ、かつてのお前と決別する準備をするっす。準備が終わったら合図をくれっす。」
「お前が何を言いたいかが僕には理解できない。さあ、どこからでもかかってこい!」
「さあ、お前の色欲に、今俺が種を蒔いてやろう。『恋の種』。」
「今、何を…。なっ⁉」
その時、確かにシドラに見える世界は変わった。そこには、いつものアオイが腕に抱き着いているはずなのに、そこにいるアオイは、いつもより可愛らしく見え、何よりも愛おしく感じられた。
「どうっすか?見える世界、変わったっすか?」
「べ、別に何か変わってははないぞ。」
「その様子だと、変わったみたいっすね。まあ、これから今までよりも楽しい人生を送ってくれっす。ただし、俺たちと戦うまでの話っすけど。」
「いいよ、その時は全力で相手してやる。」
*
「お兄ちゃん、何か変わった?」
「い、いや、別にそう対して変わったとは感じないけど…。」
「やっぱり。お兄ちゃん、顔真っ赤だよ。明日も休む?」
「か、顔が近いよ。明日からはまた攻略に戻るよ。」
「本当にそれでいいの?」
「本当は、僕だってもっとアオイとこんな風にしていたいけど、世界中の人たちが吸血連合の封印を待っているから、僕たちは進まなくちゃいけないんだ。」
「そっか。なら、一つ約束してほしいことがあるな。」
「なに?」
「もし、ここみたいないい景色の場所がまだ他にあったら、そこでちゃんと休憩にしてね。」
「…いいよ。僕の可愛い妹の頼みだから、それくらいは全然オッケーだよ。」
「お兄ちゃん、今私のことからかおうとしたでしょ⁉」
「してない。」
「したでしょ?」
「そういうところも可愛い。」
「これ以上からかわないで!!おかしくなっちゃいそう…。」
「え?何だって?」
「べ、別に何でもない!!」
続く 次回こそは世界樹攻略再開しよう。
「なに?したいことでもあるの?」
72柱の序列7、火炎侯爵アモンとの交戦を見事に乗り越えたシドラとアオイは2階層に到着したところだった。
「ねぇ、そろそろご飯にしない?」
「いいけど…。また奇襲されるかもしれないよ?」
「こんな綺麗な場所に来れたんだしさ、今日はここに泊まって、攻略はまた明日からにしよ。」
「うん。でも、もし敵が来たり、強い猛獣に襲われたら呼んでね。」
「ふふっ。お兄ちゃんは過保護だなぁ。」
「だって、妹だし…。」
「そうやってお兄ちゃんぶるお兄ちゃんも私は嫌いじゃないな、私。」
「き、嫌いじゃないって、どういうこと?」
「そんなことはいいから、お兄ちゃんもキャンプの準備して。」
「キャンプの準備って、何をするの?」
「そうだな…。キャンプらしいことがしたいし…そうだ、辛汁飯を作ろうよ。」
「辛汁飯って、あの異世界人が伝えたキャンプの定番って呼ばれてるやつ?」
「そう。お兄ちゃんは辛汁飯食べたことある?」
「僕は食べたことも見たこともないんだよ…。」
「そっか。なら、私が教えてあげる。」
*
「まずは、お米を炊くの。」
「米って、異世界人が好んで食べてる穀物?」
「うん。洗って水を変えてを何回か繰り返して。」
「うん。」
*
「洗えたよ。」
「じゃあ、これを鍋に入れて、お米より少し上くらいに水面が来るまで水を入れて弱火で1時間くらい放置するの。」
「これでいい?」
「うん。次は野菜を切ろう。」
「野菜って何を使うの?カボチャとか?」
「カボチャもいいかもしれないけど、ニンジンとタマネギ、ジャガイモも入れるとおいしいよ。」
「え⁉根菜ばっかり入れるの?」
「うん。でも、これがすっごくおいしいの。」
「だいたいどれくらい使うの?」
「ニンジンは1本まるまるで、タマネギは半玉、ジャガイモは5個くらい、かな?」
「…お米、もうちょっと多く炊いた方がよかったかな?」
「別に私が食べる量制限するだけだし…」
「で、でも、アオイは成長期だし、僕はアオイに食べてほしいな。」
「わ、私を肥えさせてどうするつもり⁉」
「別にそういうつもりは…フフッ、ハハハッ。」
「どうしたの?」
「いや、急に笑いがこみ上げてきて。世界中のみんながこうやって笑いあえる世界がくるといいな。」
「…うん!」
「お兄ちゃん、野菜は切ったことある?」
「ない…、けど。」
「なら、私と一緒に切ろうよ。」
「いいけど…。」
「包丁と野菜をもって。」
「うん。」
「手、握るよ。」
「うん。…え?」
「お兄ちゃん、手あったかいね。」
「ちょ、ちょっと、人がいなくても恥ずかしいんだけど…。」
「恥ずかしいって言って、一緒に切らなくてケガしても知らないよ。」
「わかったよ。恥ずかしがらないから。」
*
「お、終わった…。」
「お兄ちゃん、顔真っ赤だよ。序でに言うと耳まで…」
「い、言われると余計恥ずかしいから!!」
「お兄ちゃんも男の子だね。」
「きゅ、急にからかわないでよ。」
「ごめんね。恥ずかしがるお兄ちゃんが可愛くてつい。」
「│香辛料《スパイス》は?」
「香辛料ならオデヌヘイムでもらって来たよ。」
「用意周到だな…。野菜はどうするんだ?」
「まず、ニンジンを茹でて、その間にタマネギを炒めて、ジャガイモも鍋に入れて、最後にタマネギを入れるの。」
「それから?」
「香辛料とブタニクを入れて煮込むんだけど、ここに時間と手間が…」
「ちょっと待って!?ブタニクを入れるって?あの│大豚《オーク》の肉を?」
「異世界の人たちはみんな入れて食べてたみたいだよ。」
「そういうものなのか。なら入れよう。」
*
「煮込んでる間はどうするの?」
「この階層は湖がきれいだから、あの周りを散歩したいな。」
「いいけど、鍋の中は混ぜたりしなくていいの?」
「大丈夫だよ。混ぜなくても焦げないように魔法がかけられてる鍋を選んだから。」
「まさか、これもオデヌヘイムからもらって来たの?」
「そうだよ。」
「こんな物まで…」
「そこの君たち、カップル?」
「どっかに非リアいないかな~。」
「お、お前たちも72柱か⁉」
「おいおい、今は少しイタズラしに来ただけだ。そう警戒すんなよ。」
「イタズラ?まさか、この階層を破壊するつもりか?」
「こんなにいいデートスポットを俺が破壊するだって?冗談言うなよ。俺は72柱の序列32にして『七つの大罪』、[色欲]担当のアスモデウス様だぜ?まあ、今回のイタズラは俺はあんまり関係ないんだが。」
「おい、それはどういうことだ?」
「今回のイタズラの主犯は俺っすよ。」
「お前は?」
「敵意が抜け切ってないっすね。俺は72柱の序列16、ゼパルっす。ルシファー様が千里眼で見てるものを見せてくれたもんっすから、ついつい俺の脳が疼いちまったっすよ。お前、今から見える世界が大幅に変わるっすよ。さあ、かつてのお前と決別する準備をするっす。準備が終わったら合図をくれっす。」
「お前が何を言いたいかが僕には理解できない。さあ、どこからでもかかってこい!」
「さあ、お前の色欲に、今俺が種を蒔いてやろう。『恋の種』。」
「今、何を…。なっ⁉」
その時、確かにシドラに見える世界は変わった。そこには、いつものアオイが腕に抱き着いているはずなのに、そこにいるアオイは、いつもより可愛らしく見え、何よりも愛おしく感じられた。
「どうっすか?見える世界、変わったっすか?」
「べ、別に何か変わってははないぞ。」
「その様子だと、変わったみたいっすね。まあ、これから今までよりも楽しい人生を送ってくれっす。ただし、俺たちと戦うまでの話っすけど。」
「いいよ、その時は全力で相手してやる。」
*
「お兄ちゃん、何か変わった?」
「い、いや、別にそう対して変わったとは感じないけど…。」
「やっぱり。お兄ちゃん、顔真っ赤だよ。明日も休む?」
「か、顔が近いよ。明日からはまた攻略に戻るよ。」
「本当にそれでいいの?」
「本当は、僕だってもっとアオイとこんな風にしていたいけど、世界中の人たちが吸血連合の封印を待っているから、僕たちは進まなくちゃいけないんだ。」
「そっか。なら、一つ約束してほしいことがあるな。」
「なに?」
「もし、ここみたいないい景色の場所がまだ他にあったら、そこでちゃんと休憩にしてね。」
「…いいよ。僕の可愛い妹の頼みだから、それくらいは全然オッケーだよ。」
「お兄ちゃん、今私のことからかおうとしたでしょ⁉」
「してない。」
「したでしょ?」
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