43 / 171
第四章
第十一話 リュシアン、俺のギルドに戻って来い!
しおりを挟む
「フェルディナン!」
俺は突然声をかけてきた男の名を叫ぶ。
やつはこちらに駆け寄って来ると、ハクギンロウを次々とぶった斬る。
「フェルディナン、どうしてここに?」
他のハクギンロウを斬り倒しつつ、俺は彼に訊ねる。
「そんなもの、ギルドマスターとしてこの砦の建設の手伝いに来たに決まっているだろう!」
「ギルドマスターって、アントニオはどうしたんだ!」
「やつは死んだ! 自ら命を絶って、この世を去った。だから俺がギルドマスターに就任することになった!」
「何だって!」
彼の言葉に驚かされつつも、モンスターを切り倒す。すると、フェルディナンが大剣の先を俺の喉元に突きつけた。
突然のことに、俺は一瞬言葉を失ってしまう。
「フェルディナン、これは何の冗談だ」
「冗談などではない。リュシアン、俺のギルドにはお前が必要だ。だから戻って来い!」
「フェルディナン、今すぐ剣を引け」
「貴様が俺のギルドに戻ると言えば、今すぐに離して……ぐはっ!」
俺に剣を向けたことで無防備状態となったフェルディナンに、二体のハクギンロウが覆い被さるように彼を押し倒した。
ほら、周囲の警戒を解いたからモンスターの標的になったじゃないか。
本当に何しに来たんだよ。邪魔するなら帰って欲しい。
フェルディナンに覆い被さり、今にも牙を突き立てようとするハクギンロウを背後から斬った。
「悪いが断る!」
「そうよ! リュシアンが帰る場所はあたしのいるギルド何だから! あんたみたいな顔だけの男のところには帰らないわよ」
上のバリスタエリアからテレーゼの声が聞こえて来る。タイミングよくハクギンロウがフェルディナンを襲ったのは、彼女が上手い具合に誘導したからなのだろう。
フェルディナンは立ち上がると、キッと俺を睨む。
「俺は既に新しい居場所を見つけた。だからいくら勧誘しようが、首を縦には降らないさ」
俺の返答に、フェルディナンは顔を歪ませながら撃ち漏らしたハクギンロウをぶった斬る。
「そうかよ! だけど俺は絶対に諦めないぞ! どんな手を使ってでも、お前を俺のギルドに連れ戻す! ここにいるハクギンロウをより多くの倒した方が勝ちだ! もし、お前が負けたら大人しく戻って来てもらうからな!」
「いや、何勝手に決めているんだよ。それに今は、勝負をしている状況じゃないだろう!」
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
俺の言葉を無視して、フェルディナンは雄叫びを上げながら大剣を横に振る。二体のハクギンロウが刃に触れると、鮮血を吹き出しながら地面に倒れた。
「これで二体だ!」
肩で息をしながら、彼はわざわざ二体倒したことを報告してきた。
これはもうダメだ。俺が何を言おうと聞く耳を持ってくれないだろうな。仕方がない。
ここは俺が頭脳プレイで勝たせてもらう。
顔を上げると、上のエリアにいるテレーゼとユリヤに視線を送る。彼女たちは俺が見ていることに気づくと、無言で頷いた。
どうやら俺がお願いしたいことを一瞬で理解してくれたみたいだな。
フェルディナン、悪いがこの勝負、勝たせてもらう。
俺はテレーゼとユリヤと協力し、次々とハクギンロウを倒して行く。
そして最後の一体と思われるオオカミを俺が倒すと、それ以上ハクギンロウが砦内に入って来ることはなかった。
フェルディナンは、自分と俺が倒したモンスターの死体の山を見て歯を食いしばった。
俺の方が一回りも二回りも大きく、数えるまでもなかったのだ。
もちろん、これは最初から仕組まれたものだ。上のエリアにいる二人が、バリスタの弾を放ってハクギンロウを俺のところに来るように誘導していた。
まぁ、本当はそんなことしなくても、数の勝負なら普通に勝てる。だけど心から諦めさせるには、圧倒的な力の差を見せつける必要があった。
「どう見たって俺の勝ちだな」
「くそう! こんなはずでは! この俺が負けるなんて」
現実を受け入れることができずに、フェルディナンは驚愕している。
『ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォン!』
しかし、砦の外から聞こえたモンスターの咆哮に、彼は我に返った。
「この咆哮はまさか!」
フェルディナンが砦の扉の方を見ると、ライトニングロウが砦内に入って来た。
『ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォン!』
モンスターは俺たちを見ると咆哮を上げる。
「やっぱりライトニングロウか。こんな奴もいるなんて聞いていなかったぞ」
突然のモンスターの乱入に、フェルディナンは驚く。しかし、直ぐに何かに閃いたようで、口角を上げた。
「リュシアン! 俺が一人でこいつを倒せたら、俺のギルドに帰って来てもらう! 行くぜ!」
俺が了承する暇もなく、フェルディナンが勝手に決めると大剣を構えてモンスターに突っ込む。そしてライトニングロウの前脚を大剣で切った。しかし鱗に遮られて鮮血が噴き出すようなことはなかった。
「くそう。なんて硬さだ」
必死に前脚を切ろうとしているフェルディナンに、ライトニングロウは反対側の前脚で彼を叩き潰す。
「グアッ!」
フェルディナンは大剣を手放して両手モンスターの一撃を受け止める。
本当は手助けするところなのだろうけど、彼には俺のことを諦めてもらう必要がある。モンスターに痛めつけられて、殺されそうになるまでは、このまま静観させてもらうとしよう。
それに遠くから観察している方が、やつの行動パターンを覚えやすいからな。
そんなことを考えていると、敵の一撃を受け止めているフェルディナンに、ライトニングロウのテールアタックが襲いかかってきた。
「危ない!」
「え? グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ!」
俺の声が届くよりも早く、ライトニングロウの尻尾がフェルディナンの横腹に当たると彼は吹き飛ぶ。そして壁にぶつかると頭から地面に倒れた。
俺は直ぐに彼に駆け寄り、フェルディナンを抱き起こす。
イケメンの顔は残念なほどボロボロとなっており、白目を向いていた。
「これはしばらく目を覚ましそうにないな」
彼をどうしようかと悩んでいると、ライトニングロウが俺に向けて前脚を振り下ろしてくる。
しかし、やつの攻撃が当たるよりも早く、モンスターの頭部が爆発した。
「リュシアンさん! 私たちが時間を稼ぎますので、その男を安全な場所に連れて行ってください」
今の爆発は、ユリヤの大砲だったのか。
「分かった。直ぐに戻って来る」
俺はフェルディナンを背負うと、彼を安全な場所に運ぶ。
「よし、この辺でいいだろう」
フェルディナンをモンスターの攻撃が当たらない場所に連れて行くと、俺は直ぐに引き返した。
「さぁ、一狩り行こうぜ!」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントでも大丈夫です。
何卒宜しくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】はちょっとした一言コメントや、誤字報告でも大丈夫です。
何卒宜しくお願いします。
俺は突然声をかけてきた男の名を叫ぶ。
やつはこちらに駆け寄って来ると、ハクギンロウを次々とぶった斬る。
「フェルディナン、どうしてここに?」
他のハクギンロウを斬り倒しつつ、俺は彼に訊ねる。
「そんなもの、ギルドマスターとしてこの砦の建設の手伝いに来たに決まっているだろう!」
「ギルドマスターって、アントニオはどうしたんだ!」
「やつは死んだ! 自ら命を絶って、この世を去った。だから俺がギルドマスターに就任することになった!」
「何だって!」
彼の言葉に驚かされつつも、モンスターを切り倒す。すると、フェルディナンが大剣の先を俺の喉元に突きつけた。
突然のことに、俺は一瞬言葉を失ってしまう。
「フェルディナン、これは何の冗談だ」
「冗談などではない。リュシアン、俺のギルドにはお前が必要だ。だから戻って来い!」
「フェルディナン、今すぐ剣を引け」
「貴様が俺のギルドに戻ると言えば、今すぐに離して……ぐはっ!」
俺に剣を向けたことで無防備状態となったフェルディナンに、二体のハクギンロウが覆い被さるように彼を押し倒した。
ほら、周囲の警戒を解いたからモンスターの標的になったじゃないか。
本当に何しに来たんだよ。邪魔するなら帰って欲しい。
フェルディナンに覆い被さり、今にも牙を突き立てようとするハクギンロウを背後から斬った。
「悪いが断る!」
「そうよ! リュシアンが帰る場所はあたしのいるギルド何だから! あんたみたいな顔だけの男のところには帰らないわよ」
上のバリスタエリアからテレーゼの声が聞こえて来る。タイミングよくハクギンロウがフェルディナンを襲ったのは、彼女が上手い具合に誘導したからなのだろう。
フェルディナンは立ち上がると、キッと俺を睨む。
「俺は既に新しい居場所を見つけた。だからいくら勧誘しようが、首を縦には降らないさ」
俺の返答に、フェルディナンは顔を歪ませながら撃ち漏らしたハクギンロウをぶった斬る。
「そうかよ! だけど俺は絶対に諦めないぞ! どんな手を使ってでも、お前を俺のギルドに連れ戻す! ここにいるハクギンロウをより多くの倒した方が勝ちだ! もし、お前が負けたら大人しく戻って来てもらうからな!」
「いや、何勝手に決めているんだよ。それに今は、勝負をしている状況じゃないだろう!」
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」
俺の言葉を無視して、フェルディナンは雄叫びを上げながら大剣を横に振る。二体のハクギンロウが刃に触れると、鮮血を吹き出しながら地面に倒れた。
「これで二体だ!」
肩で息をしながら、彼はわざわざ二体倒したことを報告してきた。
これはもうダメだ。俺が何を言おうと聞く耳を持ってくれないだろうな。仕方がない。
ここは俺が頭脳プレイで勝たせてもらう。
顔を上げると、上のエリアにいるテレーゼとユリヤに視線を送る。彼女たちは俺が見ていることに気づくと、無言で頷いた。
どうやら俺がお願いしたいことを一瞬で理解してくれたみたいだな。
フェルディナン、悪いがこの勝負、勝たせてもらう。
俺はテレーゼとユリヤと協力し、次々とハクギンロウを倒して行く。
そして最後の一体と思われるオオカミを俺が倒すと、それ以上ハクギンロウが砦内に入って来ることはなかった。
フェルディナンは、自分と俺が倒したモンスターの死体の山を見て歯を食いしばった。
俺の方が一回りも二回りも大きく、数えるまでもなかったのだ。
もちろん、これは最初から仕組まれたものだ。上のエリアにいる二人が、バリスタの弾を放ってハクギンロウを俺のところに来るように誘導していた。
まぁ、本当はそんなことしなくても、数の勝負なら普通に勝てる。だけど心から諦めさせるには、圧倒的な力の差を見せつける必要があった。
「どう見たって俺の勝ちだな」
「くそう! こんなはずでは! この俺が負けるなんて」
現実を受け入れることができずに、フェルディナンは驚愕している。
『ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォン!』
しかし、砦の外から聞こえたモンスターの咆哮に、彼は我に返った。
「この咆哮はまさか!」
フェルディナンが砦の扉の方を見ると、ライトニングロウが砦内に入って来た。
『ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォン!』
モンスターは俺たちを見ると咆哮を上げる。
「やっぱりライトニングロウか。こんな奴もいるなんて聞いていなかったぞ」
突然のモンスターの乱入に、フェルディナンは驚く。しかし、直ぐに何かに閃いたようで、口角を上げた。
「リュシアン! 俺が一人でこいつを倒せたら、俺のギルドに帰って来てもらう! 行くぜ!」
俺が了承する暇もなく、フェルディナンが勝手に決めると大剣を構えてモンスターに突っ込む。そしてライトニングロウの前脚を大剣で切った。しかし鱗に遮られて鮮血が噴き出すようなことはなかった。
「くそう。なんて硬さだ」
必死に前脚を切ろうとしているフェルディナンに、ライトニングロウは反対側の前脚で彼を叩き潰す。
「グアッ!」
フェルディナンは大剣を手放して両手モンスターの一撃を受け止める。
本当は手助けするところなのだろうけど、彼には俺のことを諦めてもらう必要がある。モンスターに痛めつけられて、殺されそうになるまでは、このまま静観させてもらうとしよう。
それに遠くから観察している方が、やつの行動パターンを覚えやすいからな。
そんなことを考えていると、敵の一撃を受け止めているフェルディナンに、ライトニングロウのテールアタックが襲いかかってきた。
「危ない!」
「え? グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ!」
俺の声が届くよりも早く、ライトニングロウの尻尾がフェルディナンの横腹に当たると彼は吹き飛ぶ。そして壁にぶつかると頭から地面に倒れた。
俺は直ぐに彼に駆け寄り、フェルディナンを抱き起こす。
イケメンの顔は残念なほどボロボロとなっており、白目を向いていた。
「これはしばらく目を覚ましそうにないな」
彼をどうしようかと悩んでいると、ライトニングロウが俺に向けて前脚を振り下ろしてくる。
しかし、やつの攻撃が当たるよりも早く、モンスターの頭部が爆発した。
「リュシアンさん! 私たちが時間を稼ぎますので、その男を安全な場所に連れて行ってください」
今の爆発は、ユリヤの大砲だったのか。
「分かった。直ぐに戻って来る」
俺はフェルディナンを背負うと、彼を安全な場所に運ぶ。
「よし、この辺でいいだろう」
フェルディナンをモンスターの攻撃が当たらない場所に連れて行くと、俺は直ぐに引き返した。
「さぁ、一狩り行こうぜ!」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントでも大丈夫です。
何卒宜しくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】はちょっとした一言コメントや、誤字報告でも大丈夫です。
何卒宜しくお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ゴボウでモンスターを倒したら、トップ配信者になりました。
あけちともあき
ファンタジー
冴えない高校生女子、きら星はづき(配信ネーム)。
彼女は陰キャな自分を変えるため、今巷で話題のダンジョン配信をしようと思い立つ。
初配信の同接はわずか3人。
しかしその配信でゴボウを使ってゴブリンを撃退した切り抜き動画が作られ、はづきはSNSのトレンドに。
はづきのチャンネルの登録者数は増え、有名冒険配信会社の所属配信者と偶然コラボしたことで、さらにはづきの名前は知れ渡る。
ついには超有名配信者に言及されるほどにまで名前が広がるが、そこから逆恨みした超有名配信者のガチ恋勢により、あわやダンジョン内でアカウントBANに。
だが、そこから華麗に復活した姿が、今までで最高のバズりを引き起こす。
増え続ける登録者数と、留まる事を知らない同接の増加。
ついには、親しくなった有名会社の配信者の本格デビュー配信に呼ばれ、正式にコラボ。
トップ配信者への道をひた走ることになってしまったはづき。
そこへ、おバカな迷惑系アワチューバーが引き起こしたモンスタースタンピード、『ダンジョンハザード』がおそいかかり……。
これまで培ったコネと、大量の同接の力ではづきはこれを鎮圧することになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる