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76 聞き込み調査2
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その高校生集団の中心で馬鹿のシンヤとコージが振り返った俺の顔を見て直立不動で固まっている。
どうやら叫び声を上げて俺を威嚇したのはシンヤたちの仲間のようだ。そう言えば馬鹿のシンヤとコージが通っている学校だとアオイから聞いていた。
仲間が恫喝した人間が俺だったことに気付き、シンヤとコージはみるみる怯え驚愕した顔に変わり出した。
「お前、馬鹿のシンヤだったよな? 」と俺は確認を取った。
「はい、左様で御座います」
シンヤは出来るだけ丁寧に返事をしようとしてか、可笑しな言葉遣いで返答した。
シンヤとコージの異変に他の学生たちはかなり戸惑っている。
「少し話を訊かせてくれよ」
「か、勘弁して下さい。俺、僕、あれからあの辺を一切うろついていませんよ」
大慌てで言い訳を始めるシンヤ。
矛の恐怖をまだ忘れられないのだろう、シンヤの酷く怯えた表情が少し可笑しくて笑ってしまった。
シンヤとコージの怯えが他の不良たちに伝染して全員に恐怖の色が見えた。
ふと横を見ると歌川さんが、犯人を見るような白い目で俺を見ている。恐らく彼女は暴力高校のシンヤたちの尋常ではない怯え方を見て何か勘違いしているのだろう。
このままでは俺が悪者に見られてしまうと感じた俺は慌ててボケのシンヤに優しく語りかけた。
「チョット、おいおい、勘弁してよ、そんな感じだと俺が悪い奴みたいになってるじゃん。俺、優しいだろ、ハハハ。チョット訊きたい事があるだけだから。なっ、俺、優しいだろ! 」
俺は優しく爽やかにシンヤとコージに話し、隣に立つ歌川さんに俺は悪くないと言うアピールをした。
隣の歌川さんは呆れた顔で俺を見て溜め息を吐いた。
「私たちは少し訊きたい事があるだけなんです」
歌川さんは男なら誰でも、ときめいてしまうような笑顔で彼等の気持ちを完全に掌握した。
悪学生たちが呆然と見送る中、シンヤとコージを半ば強引に連れて行った。
駅近くのファミレスに入り、ソファ席にると彼らはすっかり萎縮して、大きな体を小さくして座っている。
「お忙しい中時間をとらせてしまって申し訳ございません。どうぞ楽になさって下さい」
歌川さんは天使のような笑顔を彼らに向けた。(この人、やろうと思えば出来るんだ。だったら俺と初めて会った時もニコニコして欲しかったよ)
営業用の歌川さんの聖なる微笑みにシンヤは恥ずかしそうに顔全体を赤らめている。そしてコージは歌川さんの顔をボケみたいな顔で見惚れている。
ククク、そうだろう、そうだろう。彼女は美しいだろう。こんな美人見たこともないだろう。お前たちみたいな者が、どう逆立ちしたって一生を費やしても、彼女のような人種と付き合う事はおろか、遊びに行く事さえ出来ないぞ。
ただし、それは俺にもそっくりそのまま返ってくる言葉であるのが悲しいのだけれども。
そう思うと一緒に働くことが出来るだけでもありがたく感謝するべきか。いくら歌川さんが冷酷非情な人間であったとしても。冷血非常は少し言い過ぎだが。
彼女の絶え間ない笑顔を見ながら、人ごとながら彼女のことが心配になってきた。
これだけ美人の歌川さんであっても恋人がいないのは充分納得できてしまう。何故ならどんな辛辣な断り方をされるのかと思うと、誰も怖くてデートにも誘えないだろうから。
いや、そもそもこの人に恋人など必要ないのではないだろうか。
彼女もいない俺に、イヤ、いた事も無い俺が心配することではないのだけれども。
俺のどうでもいい心配をよそに、優しく丁寧に語りかける歌川さんにハキハキ素直に答える馬鹿二人。
二人は三年だと言うのに就職先も決まっておらず、俺たちが全日本警備会社の社員だと名乗ると、大変興味を示した。歌川さんに興味を持っているのか、警備会社に興味を持っているのか微妙なところだが。
こんなチンピラ紛いの二人が入社出来るわけないだろうけど、万が一と言うこともある。二人とも高校生にしては非常に体格が良く体力面だけは申し分ない。
間違って採用されてしまうこともあるかもしれない。高校卒業後、極道になるよりは良いかもしれないが。二人を伝説の武人の月島さんが鍛え直しているのを想像するのは少し面白いが。
彼等によると学校の正門にはチラシを配りに来た人間は確実にいないようだ。正門に学校関係者以外がいると、まずトラブルになるので、そう言う事が起こると学校の顔役であるシンヤの耳に入るそうだ。
俺の思った通りチラシ配りをする人間もその辺を警戒して、男山高校を対象から外したのだろう。
二人の素直な応答に話はスムーズに進み、男山高校の顔役である二人は高校全体で俺たちに全面的に協力することを誓った。何も手伝ってもらうことはないと思うのだけれども。
夢見心地の馬鹿二人を送り出し俺たちは会社へと戻った。
この日、歌川さんは従順な僕《しもべ》を二人獲得することとなった。
敵が慎重なのか俺たちの間が悪いのか、尻尾を捕まえることは出来なかった。
俺たちは特別対策課の部屋でコーヒーを飲みながら今後の打ち合わせをし始めた。
「今日の私、どうでした? 」
歌川さんは心なしか少し嬉しそうな気がする。
「今日と言わず、いつも美人ですよ」
彼女が当たり前の質問をしてくるので、俺が当然の如く答えた。
「ありがとうございます、コホン。あの、今日の私の働きぶりはどうでしたでしょうかと言う意味だったのですが」
彼女は一度咳払いをして恥ずかしそうに言い直した。歌川さんの顔は耳まで真っ赤になっている。俺も勘違いに気付き恥ずかしくなった。
「あっ、ああ、はい、それはもう、流石と言うべきか、お見事でした、完璧でしたよ、ハハハ」
俺は自分の勘違いに恥ずかしくなった。
今日の歌川さんは実に素晴らしい働きでしたと、聞き込みも、シンヤとコージに対しても完璧だったと俺は本心から感心していたことを伝えた。恥ずかしさで上手く言えたかどうか分からないが。
「フフ、そうでしょう」
彼女は嬉しそうに笑う。本当にいつもそうしてくれていたら、俺も会社に来るのがもっと楽しくなるのに。
「一緒にいて凄く頼もしかったです。いつもゼロの顔している歌川さんですが、百の顔も出来るんですね、いや、千点でしたよハハハ」
「いつもはゼロ……どういう意味でしょう? 」
彼女は今まさにゼロの顔で俺を見る。
「いえ、あのハハハ。歌川さんって実は表情豊かなんだなと感心して、ハハ。すいません、ごめんなさい」
俺は歌川さんの射る様な視線に耐え切れず、俯くしかなかった。
「そう言えば、あの二人この会社に入る気満々でしたね。あんなガラの悪いのダメでしよ。シンヤなんてこの前までカツアゲして回ってたんですから」
俺は居た堪れぬ雰囲気を和ませるべくシンヤとコージの話を持ち出した。
「でもそのガラの悪い彼等とお知り合いなんですよね? 」
「………いや、まあ話すと長くなるので」
俺はシンヤに暴力を振るった事を言うのを避けるためアイツとの関係を説明するのを諦めた。
「元々体力や喧嘩に自信のある人間が集まるので学生時代は悪かったって話もよく聞きますよ。私の前の上司の桜井さんや同僚の鮫島さんもそんな感じだったと聞いたことがあります」
「更生して社会に貢献したほうが、あいつらの為、ひいては世の中の為にはなりますけど。まあ、世の中からクズの数が減った方が良いに決まってますからね」
歌川さんはパソコンに今日の出来事を打ち込みだした。
俺も研修を経てパソコンを少しくらいは扱えるようになったのだが、ここは彼女に任せておこう。
そこでちょうどタイミング良く携帯が鳴った。電話はアオイからだった。
どうやら叫び声を上げて俺を威嚇したのはシンヤたちの仲間のようだ。そう言えば馬鹿のシンヤとコージが通っている学校だとアオイから聞いていた。
仲間が恫喝した人間が俺だったことに気付き、シンヤとコージはみるみる怯え驚愕した顔に変わり出した。
「お前、馬鹿のシンヤだったよな? 」と俺は確認を取った。
「はい、左様で御座います」
シンヤは出来るだけ丁寧に返事をしようとしてか、可笑しな言葉遣いで返答した。
シンヤとコージの異変に他の学生たちはかなり戸惑っている。
「少し話を訊かせてくれよ」
「か、勘弁して下さい。俺、僕、あれからあの辺を一切うろついていませんよ」
大慌てで言い訳を始めるシンヤ。
矛の恐怖をまだ忘れられないのだろう、シンヤの酷く怯えた表情が少し可笑しくて笑ってしまった。
シンヤとコージの怯えが他の不良たちに伝染して全員に恐怖の色が見えた。
ふと横を見ると歌川さんが、犯人を見るような白い目で俺を見ている。恐らく彼女は暴力高校のシンヤたちの尋常ではない怯え方を見て何か勘違いしているのだろう。
このままでは俺が悪者に見られてしまうと感じた俺は慌ててボケのシンヤに優しく語りかけた。
「チョット、おいおい、勘弁してよ、そんな感じだと俺が悪い奴みたいになってるじゃん。俺、優しいだろ、ハハハ。チョット訊きたい事があるだけだから。なっ、俺、優しいだろ! 」
俺は優しく爽やかにシンヤとコージに話し、隣に立つ歌川さんに俺は悪くないと言うアピールをした。
隣の歌川さんは呆れた顔で俺を見て溜め息を吐いた。
「私たちは少し訊きたい事があるだけなんです」
歌川さんは男なら誰でも、ときめいてしまうような笑顔で彼等の気持ちを完全に掌握した。
悪学生たちが呆然と見送る中、シンヤとコージを半ば強引に連れて行った。
駅近くのファミレスに入り、ソファ席にると彼らはすっかり萎縮して、大きな体を小さくして座っている。
「お忙しい中時間をとらせてしまって申し訳ございません。どうぞ楽になさって下さい」
歌川さんは天使のような笑顔を彼らに向けた。(この人、やろうと思えば出来るんだ。だったら俺と初めて会った時もニコニコして欲しかったよ)
営業用の歌川さんの聖なる微笑みにシンヤは恥ずかしそうに顔全体を赤らめている。そしてコージは歌川さんの顔をボケみたいな顔で見惚れている。
ククク、そうだろう、そうだろう。彼女は美しいだろう。こんな美人見たこともないだろう。お前たちみたいな者が、どう逆立ちしたって一生を費やしても、彼女のような人種と付き合う事はおろか、遊びに行く事さえ出来ないぞ。
ただし、それは俺にもそっくりそのまま返ってくる言葉であるのが悲しいのだけれども。
そう思うと一緒に働くことが出来るだけでもありがたく感謝するべきか。いくら歌川さんが冷酷非情な人間であったとしても。冷血非常は少し言い過ぎだが。
彼女の絶え間ない笑顔を見ながら、人ごとながら彼女のことが心配になってきた。
これだけ美人の歌川さんであっても恋人がいないのは充分納得できてしまう。何故ならどんな辛辣な断り方をされるのかと思うと、誰も怖くてデートにも誘えないだろうから。
いや、そもそもこの人に恋人など必要ないのではないだろうか。
彼女もいない俺に、イヤ、いた事も無い俺が心配することではないのだけれども。
俺のどうでもいい心配をよそに、優しく丁寧に語りかける歌川さんにハキハキ素直に答える馬鹿二人。
二人は三年だと言うのに就職先も決まっておらず、俺たちが全日本警備会社の社員だと名乗ると、大変興味を示した。歌川さんに興味を持っているのか、警備会社に興味を持っているのか微妙なところだが。
こんなチンピラ紛いの二人が入社出来るわけないだろうけど、万が一と言うこともある。二人とも高校生にしては非常に体格が良く体力面だけは申し分ない。
間違って採用されてしまうこともあるかもしれない。高校卒業後、極道になるよりは良いかもしれないが。二人を伝説の武人の月島さんが鍛え直しているのを想像するのは少し面白いが。
彼等によると学校の正門にはチラシを配りに来た人間は確実にいないようだ。正門に学校関係者以外がいると、まずトラブルになるので、そう言う事が起こると学校の顔役であるシンヤの耳に入るそうだ。
俺の思った通りチラシ配りをする人間もその辺を警戒して、男山高校を対象から外したのだろう。
二人の素直な応答に話はスムーズに進み、男山高校の顔役である二人は高校全体で俺たちに全面的に協力することを誓った。何も手伝ってもらうことはないと思うのだけれども。
夢見心地の馬鹿二人を送り出し俺たちは会社へと戻った。
この日、歌川さんは従順な僕《しもべ》を二人獲得することとなった。
敵が慎重なのか俺たちの間が悪いのか、尻尾を捕まえることは出来なかった。
俺たちは特別対策課の部屋でコーヒーを飲みながら今後の打ち合わせをし始めた。
「今日の私、どうでした? 」
歌川さんは心なしか少し嬉しそうな気がする。
「今日と言わず、いつも美人ですよ」
彼女が当たり前の質問をしてくるので、俺が当然の如く答えた。
「ありがとうございます、コホン。あの、今日の私の働きぶりはどうでしたでしょうかと言う意味だったのですが」
彼女は一度咳払いをして恥ずかしそうに言い直した。歌川さんの顔は耳まで真っ赤になっている。俺も勘違いに気付き恥ずかしくなった。
「あっ、ああ、はい、それはもう、流石と言うべきか、お見事でした、完璧でしたよ、ハハハ」
俺は自分の勘違いに恥ずかしくなった。
今日の歌川さんは実に素晴らしい働きでしたと、聞き込みも、シンヤとコージに対しても完璧だったと俺は本心から感心していたことを伝えた。恥ずかしさで上手く言えたかどうか分からないが。
「フフ、そうでしょう」
彼女は嬉しそうに笑う。本当にいつもそうしてくれていたら、俺も会社に来るのがもっと楽しくなるのに。
「一緒にいて凄く頼もしかったです。いつもゼロの顔している歌川さんですが、百の顔も出来るんですね、いや、千点でしたよハハハ」
「いつもはゼロ……どういう意味でしょう? 」
彼女は今まさにゼロの顔で俺を見る。
「いえ、あのハハハ。歌川さんって実は表情豊かなんだなと感心して、ハハ。すいません、ごめんなさい」
俺は歌川さんの射る様な視線に耐え切れず、俯くしかなかった。
「そう言えば、あの二人この会社に入る気満々でしたね。あんなガラの悪いのダメでしよ。シンヤなんてこの前までカツアゲして回ってたんですから」
俺は居た堪れぬ雰囲気を和ませるべくシンヤとコージの話を持ち出した。
「でもそのガラの悪い彼等とお知り合いなんですよね? 」
「………いや、まあ話すと長くなるので」
俺はシンヤに暴力を振るった事を言うのを避けるためアイツとの関係を説明するのを諦めた。
「元々体力や喧嘩に自信のある人間が集まるので学生時代は悪かったって話もよく聞きますよ。私の前の上司の桜井さんや同僚の鮫島さんもそんな感じだったと聞いたことがあります」
「更生して社会に貢献したほうが、あいつらの為、ひいては世の中の為にはなりますけど。まあ、世の中からクズの数が減った方が良いに決まってますからね」
歌川さんはパソコンに今日の出来事を打ち込みだした。
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