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【第二部】戦士覚醒
2.作戦会議
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「どうだ、少しは使えるようになったか」
トレーニングルームに顔を出した涼が、剣に聞いた。
「イマイチかなあ。サイコキネシスの方はまあまあだけど、その他はあんま成果なし」
横で「成果なし」と断言された千里はがっくり項垂れる。
「…だからお門違いって言ったじゃん。才能ないんだってオレ。テストのヤマだって当たったことないのに」
「焦らなくてもいい。パワーの使い方は自転車と同じで、一度コツを掴めば乗れなかったことを不思議に思うくらい自然に使えるようになる」
いつも不機嫌というわけではないのに、打ち解けた表情をあまり見せたことのない涼の優しい口調と眼差しに、千里はつい見惚れてしまった。
クールな表情は涼の並外れた顔の美しさを引きたてるが、こういう表情は稀少なだけに格別の価値を感じさせる。
けれど千里はすぐに慌てたように周囲を見回した。
涼に見惚れてるところなんかを終夜に見られたらまた苛められるにきまってる。
「オレ!頑張ります」
胸を反らして言う千里に、「さっきまで全然ヤル気なかったのに、ゲンキンなヤツ」と言って剣が呆れた。
地球防衛軍の新メンバー、グリーンこと翠川千里の専任コーチに、イエローこと野々村剣が任命されて1ケ月。
二人は毎日、地道なトレーニングを積んでいた。
トレーニングと言っても防衛軍のメイン構成員は全員サイキックソルジャーなので、普通の訓練とは全く異なる。
自分の中に眠る潜在能力を引き出すそれは、手っ取り早い方法がない分、時間がかかる。
涼がそう説明すると、何気なく剣が言った。
「でも、涼とか終夜とかは生まれつき能力があったんだよね」
剣も千里と同じように、ここにくるまで自分が超能力者だったなんて、夢にも思わなかった。
訓練で、はじめて自分の力を知り、使えるようになったのだ。
「すごいよね。スーパーマンみたい」
「人と違うってことはいいことばかりじゃない」
そう答えた涼の表情が、さっきまでと違って暗く陰る。
剣は触れてはいけないところに触れてしまったことに気付いて、自分の軽率さを悔やんだ。
「気にすんな」
涼は笑って、剣の肩を叩いた。
「もうすぐ作戦会議がはじまる。今日は長官も博士も出席するから遅刻しないように席につけよ」
そう告げて、部屋を出ていった。
「ねえ剣くん、やっぱり防衛軍の中ではリーダーのブルーが一番強いの?」
涼の後ろ姿を目で追いながら、千里が聞いた。
「ん~、どうかな。戦闘で一番強いのは終夜だよ。ああ見えて、オレや九郎ちゃんとはケタが違う」
「へえ、レッドが」
「潜在能力なら涼のが大きいって、終夜はよく言ってるけど。オレにはわかんない。涼はあんまり力を使わないから」
「どうして」
「さあ。ほら、涼が左手首にはめてるブレスレットあるだろ?あれは力を押さえるリミッターなんだけど、涼が外してるのを見たことがない」
「ああ!あの銀のブレスレット?すげえカッコいいって思ってたんだ。そういう使い道があったんだね」
「オレもリミッター、持ってるよ」
そう言って、剣はTシャツの下に隠れていたペンダントを出して千里に見せた。
「わあ、カッコいい!」
「九郎ちゃんのは指輪型だよ。そういえば、千里もそろそろ作ってもらった方がいいな」
「ブレスレットにペンダントに指輪かあ。オレはどうしよう。あ、レッドのは?」
「終夜は持ってない。あの人は自分で制御出来るから、必要ないって言ってるんだ」
「ふーん」
「ま、でもこの基地の中ではリミッターがなくても、リーディング出来ないように基地全体に細工してあるんだけどね」
「そうなの?!だけど、剣くんやレッド、オレの心の中、読んだじゃん」
恨めしそうに千里が言うと、剣は一瞬真顔になって、それから大声で笑った。
「読んでねえよ。千里は思ってることがわかりやすいんだよ、顔に書いてあるだけ。千里の考えてることなんか、能力者じゃなくてもわかるって」
いつまでも笑いやまない剣に「失礼だな」と千里は頬を膨らませて怒った。
***
作戦会議室。
ドアプレートにそう書かれた部屋の中には、細長い机があり、30人が座れるだけの椅子がある。
千里は椅子に座った人間の顔をそれぞれ順番に見ていた。
千里を含む5人はメイン構成員、あとは基地内で会う、顔は見たことはあるが名前も知らない人間ばかりだ。
メカニックらしい作業服か、さもなくば医者かなにかのように白衣を着ている人間が多いが、誰がここでどういう仕事をしているのかは千里には未だにわからない。
日本中のほとんどの人間が地球防衛軍の存在さえ知らないのだから、昨日今日入隊したも同然の自分が知らないことばかりでも無理はないと思う。
長いテーブルは向かい合う形の楕円形で、中央のモニターの前の、ゆるくカーブしている席に3つある椅子の真ん中が防衛軍作戦本部最高司令官の座る席だと、さっき剣から聞いた。
その席は未だ空席で、その右側には涼が座り、左側には頭のてっぺんが禿げた白髪の老人がちんまりと腰掛けている。
「あの人が、防衛軍付属科学研究所の綾波博士だよ。リミッターとかは博士が作ってくれたんだ」
千里にそう言われてよく見ると、小柄な老人はいかにも漫画に出てきそうな科学者タイプで、千里は妙に納得した。
「あの人、なんかヘンテコなものとか発明してる人でしょ?透明人間になる薬とかタイムマシーンとか」
「なんだ千里。やっぱおまえ、読心術は結構使えるようになってんじゃん。細工のされた基地の中でそれだけ出来れば上等だよ」
見たままを言っただけの千里は、剣の言葉に危うく吹き出してしまうところだった。
しかし千里のそんな浮ついた気分は、入口が開いて、高い靴音を立てて入ってきた人物が、最後にひとつ残った中央の席に座るのを見るまでだった。
防衛軍作戦本部最高司令官の席に座ったのは、つい最近日本ではじめて誕生した女性内閣総理大臣の高美興子だった。
「な、な、なんで総理大臣が…」
絶句してる千里に関心を払う人間はいない。
「はじめて」
前置きもなしに高美興子がそう言うと、進行役らしい人間が前に出て白いモニターの横に立った。
平和を信じて疑うことを知らない人々の知るよしのない日本の、いや世界の命運を握る防衛軍の、作戦会議が今はじまった。
トレーニングルームに顔を出した涼が、剣に聞いた。
「イマイチかなあ。サイコキネシスの方はまあまあだけど、その他はあんま成果なし」
横で「成果なし」と断言された千里はがっくり項垂れる。
「…だからお門違いって言ったじゃん。才能ないんだってオレ。テストのヤマだって当たったことないのに」
「焦らなくてもいい。パワーの使い方は自転車と同じで、一度コツを掴めば乗れなかったことを不思議に思うくらい自然に使えるようになる」
いつも不機嫌というわけではないのに、打ち解けた表情をあまり見せたことのない涼の優しい口調と眼差しに、千里はつい見惚れてしまった。
クールな表情は涼の並外れた顔の美しさを引きたてるが、こういう表情は稀少なだけに格別の価値を感じさせる。
けれど千里はすぐに慌てたように周囲を見回した。
涼に見惚れてるところなんかを終夜に見られたらまた苛められるにきまってる。
「オレ!頑張ります」
胸を反らして言う千里に、「さっきまで全然ヤル気なかったのに、ゲンキンなヤツ」と言って剣が呆れた。
地球防衛軍の新メンバー、グリーンこと翠川千里の専任コーチに、イエローこと野々村剣が任命されて1ケ月。
二人は毎日、地道なトレーニングを積んでいた。
トレーニングと言っても防衛軍のメイン構成員は全員サイキックソルジャーなので、普通の訓練とは全く異なる。
自分の中に眠る潜在能力を引き出すそれは、手っ取り早い方法がない分、時間がかかる。
涼がそう説明すると、何気なく剣が言った。
「でも、涼とか終夜とかは生まれつき能力があったんだよね」
剣も千里と同じように、ここにくるまで自分が超能力者だったなんて、夢にも思わなかった。
訓練で、はじめて自分の力を知り、使えるようになったのだ。
「すごいよね。スーパーマンみたい」
「人と違うってことはいいことばかりじゃない」
そう答えた涼の表情が、さっきまでと違って暗く陰る。
剣は触れてはいけないところに触れてしまったことに気付いて、自分の軽率さを悔やんだ。
「気にすんな」
涼は笑って、剣の肩を叩いた。
「もうすぐ作戦会議がはじまる。今日は長官も博士も出席するから遅刻しないように席につけよ」
そう告げて、部屋を出ていった。
「ねえ剣くん、やっぱり防衛軍の中ではリーダーのブルーが一番強いの?」
涼の後ろ姿を目で追いながら、千里が聞いた。
「ん~、どうかな。戦闘で一番強いのは終夜だよ。ああ見えて、オレや九郎ちゃんとはケタが違う」
「へえ、レッドが」
「潜在能力なら涼のが大きいって、終夜はよく言ってるけど。オレにはわかんない。涼はあんまり力を使わないから」
「どうして」
「さあ。ほら、涼が左手首にはめてるブレスレットあるだろ?あれは力を押さえるリミッターなんだけど、涼が外してるのを見たことがない」
「ああ!あの銀のブレスレット?すげえカッコいいって思ってたんだ。そういう使い道があったんだね」
「オレもリミッター、持ってるよ」
そう言って、剣はTシャツの下に隠れていたペンダントを出して千里に見せた。
「わあ、カッコいい!」
「九郎ちゃんのは指輪型だよ。そういえば、千里もそろそろ作ってもらった方がいいな」
「ブレスレットにペンダントに指輪かあ。オレはどうしよう。あ、レッドのは?」
「終夜は持ってない。あの人は自分で制御出来るから、必要ないって言ってるんだ」
「ふーん」
「ま、でもこの基地の中ではリミッターがなくても、リーディング出来ないように基地全体に細工してあるんだけどね」
「そうなの?!だけど、剣くんやレッド、オレの心の中、読んだじゃん」
恨めしそうに千里が言うと、剣は一瞬真顔になって、それから大声で笑った。
「読んでねえよ。千里は思ってることがわかりやすいんだよ、顔に書いてあるだけ。千里の考えてることなんか、能力者じゃなくてもわかるって」
いつまでも笑いやまない剣に「失礼だな」と千里は頬を膨らませて怒った。
***
作戦会議室。
ドアプレートにそう書かれた部屋の中には、細長い机があり、30人が座れるだけの椅子がある。
千里は椅子に座った人間の顔をそれぞれ順番に見ていた。
千里を含む5人はメイン構成員、あとは基地内で会う、顔は見たことはあるが名前も知らない人間ばかりだ。
メカニックらしい作業服か、さもなくば医者かなにかのように白衣を着ている人間が多いが、誰がここでどういう仕事をしているのかは千里には未だにわからない。
日本中のほとんどの人間が地球防衛軍の存在さえ知らないのだから、昨日今日入隊したも同然の自分が知らないことばかりでも無理はないと思う。
長いテーブルは向かい合う形の楕円形で、中央のモニターの前の、ゆるくカーブしている席に3つある椅子の真ん中が防衛軍作戦本部最高司令官の座る席だと、さっき剣から聞いた。
その席は未だ空席で、その右側には涼が座り、左側には頭のてっぺんが禿げた白髪の老人がちんまりと腰掛けている。
「あの人が、防衛軍付属科学研究所の綾波博士だよ。リミッターとかは博士が作ってくれたんだ」
千里にそう言われてよく見ると、小柄な老人はいかにも漫画に出てきそうな科学者タイプで、千里は妙に納得した。
「あの人、なんかヘンテコなものとか発明してる人でしょ?透明人間になる薬とかタイムマシーンとか」
「なんだ千里。やっぱおまえ、読心術は結構使えるようになってんじゃん。細工のされた基地の中でそれだけ出来れば上等だよ」
見たままを言っただけの千里は、剣の言葉に危うく吹き出してしまうところだった。
しかし千里のそんな浮ついた気分は、入口が開いて、高い靴音を立てて入ってきた人物が、最後にひとつ残った中央の席に座るのを見るまでだった。
防衛軍作戦本部最高司令官の席に座ったのは、つい最近日本ではじめて誕生した女性内閣総理大臣の高美興子だった。
「な、な、なんで総理大臣が…」
絶句してる千里に関心を払う人間はいない。
「はじめて」
前置きもなしに高美興子がそう言うと、進行役らしい人間が前に出て白いモニターの横に立った。
平和を信じて疑うことを知らない人々の知るよしのない日本の、いや世界の命運を握る防衛軍の、作戦会議が今はじまった。
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