5 / 21
第五話「はじめてだらけのお屋敷」
しおりを挟む
今日は、人生で初めてのことばかりだ。
冷たい水浴びで済ませるのではなく、熱を発する魔法石で沸かされた大きな湯船に浸かったことも、誰かに髪を乾かしてもらったことも、天蓋付きのベッドが中心に配置されている、豪奢なお部屋を与えられたことも。
そして──夢にまで見た、豪奢なフリルがたくさんあしらわれ、宝石で飾られたドレスを着付けてもらっていることも。
「よくお似合いです、リリアーヌ様」
わたしにドレスを着せてくれた、年若いメイド長のエスティさんが、柔らかな笑顔を浮かべながら耳元で囁きかけてくる。
ドレッサーの鏡に映るわたしは、なんだかわたしじゃないみたいに華やかな見た目をしていて、これが本当に自分の姿なのか、にわかには信じられなかった。
見窄らしいドレスを着て、部屋なんて与えられることはなく、屋根裏に藁を敷いて眠っていたわたしから、生まれ変わったみたいで。
「これが……わたし……?」
「はい。リリアーヌ様のお姿でございます」
「信じられない……まるで、夢を見ているみたい……」
「お戯れを。夢などではございませんよ」
エスティさんはくすりと小さく笑って、呆然とするわたしに起立を促す。
部屋の壁にかけてある時計は蛇の刻を、晩餐の時間が近いことを示していて、それはそろそろ、辺境伯様がこの部屋を訪れることの暗示でもあった。
わたしは立ち上がり、ベッドに置いていた見窄らしい頭巾を被る。せっかく美しく身だしなみを整えてもらったのは、とても……とても、申し訳ないくらいなんだけれど、この身が美しく飾り立てられれば飾り立てられるほど、忌み子の証であるこの赤銅色の髪が疎ましく思えてしまうから。
「頭巾を被られるのですか?」
「……申し訳ありません。脱げと、そう仰られるのであれば、脱ぎますが……」
「まさか。リリアーヌ様がそうお決めになったのであれば、メイドにすぎないこの私が申し上げることはございません。それでは、失礼いたします」
スカートの裾をつまみ上げて優雅に一礼すると、エスティさんは部屋の外へと去っていく。
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、どうしても受け入れられないものは受け入れられないのだから、仕方ない。
そして、エスティさんと入れ違うような形で辺境伯様が姿を現す。
「美しい……やはり俺の目に狂いはなかったようだ」
「そんな、もったいないお言葉を……」
「もったいなくなどない。これは俺の妻に対する率直な気持ちなのだから、受け取られない方が傷ついてしまいそうだ」
「……あっ……は、はい……! ありがとう、ございます。辺境伯様」
噂を聞いたときは少なからず、冗談を言うようなお人ではないと思っていたけれど、気さくにそんな言葉をかけて苦笑している辺境伯様を見ていると、噂なんてものは当てにならないものなのだと思い知らされる。
ぺこりと頭を下げて、まだ受け止め切れないけれど、確かな温もりと共に私の心へ飛び込んできたその言葉を、わたしはそっと抱きしめた。
美しい。今まで言われてきたこととは正反対で、戸惑ってしまうけど。やっぱり、わたしの赤銅の髪は醜いと、自己嫌悪を抱いてしまうけど。
あたたかなその言葉は、心に刺さった氷の棘を少しだけ溶かしてくれたような、そんな気がした。
「さて、ここが食卓になる。今日は君のために腕利きを集めて食事を作らせた。口に合うといいのだが……」
「……ありがとうございます、わ、わたし……好き嫌いは、ありませんから」
「ふっ……面白いことを言うものだな、君は」
「そ、そうでしょうか……?」
そんなやり取りを交わしているうちに案内された城内食堂は、質実ながらも確かな高貴さが感じられる装いをしていた。
ヴィーンゴールドの家にいたときの食卓とはまた飾りつけの趣きが違っていたけど、なんだか、いい意味で派手すぎない装飾は、少しだけ緊張を和らげてくれた気がする。
もっとも、わたしがヴィーンゴールドの家にいた頃は、食卓なんて使わせてもらえなかったけれど。
辺境伯様は、わたしを席に座らせてから食卓につき、ぱちん、と指を鳴らしてみせる。
無言の号令に従って、厨房から出来たての料理を運んでくる給仕たちは皆、わたしみたいにどこか緊張した面持ちだ。
そんなに畏まられてしまうと、わたしもなんだか肩身が狭い。
緊張に手を震わせながら、ただ料理が食卓に並んでいくのを無言で見送る。
ふわりと立ち昇る湯気に乗って香ってくる匂いは、今までの人生で一度も嗅いだことがないくらいに美味しそうで。
わたしが知っている食事とは、黒パンと野菜くずが浮かんだ、塩の味しかしないスープとは大違いだった。
「では、改めて……ピースレイヤー家によく嫁いでくれた。リリアーヌ嬢。この場を借りて、君と、君を伴侶とできる幸運に感謝する」
「い、いえ! そんな……もったいないお言葉を……!」
「君の身の上はある程度聞き及んでいる。ここでの生活に慣れるまでは少し時間がかかるかもしれないが……今はなにも気にせず、好きに食事を楽しんでほしい」
テーブルマナーは貴族の嗜みとして一応教えられたけど、実践する機会がなかったわたしを慮って、辺境伯様はそう言ってくれた。
黒パンと野菜くずのスープ以外食べたことなんてないし、食事がない日もあったから、正直なところ、目の前に並ぶ目も眩むようなご馳走にどうやって手をつけていいのかわからない。
作法は問わない、とのことではあったけど、あまりはしたない真似をしては、辺境伯様の機嫌を損ねてしまいかねない。だから。
震える指先で銀の匙を手に取って、透き通った黄金色に輝くスープをひと匙掬う。
これが、本物のスープというものなのだろうか。
わたしが飲んでいたものとは、比べること自体が失礼なくらいに綺麗で、いろんな食材の美味しさが凝縮された芳醇な香りを漂わせていて。
「……んっ……」
こくり、と喉を鳴らしたときの衝撃は、舌先にじわりと優しくその味が滲んだときの感動は、筆舌に尽くしがたいものだった。
冷たい水浴びで済ませるのではなく、熱を発する魔法石で沸かされた大きな湯船に浸かったことも、誰かに髪を乾かしてもらったことも、天蓋付きのベッドが中心に配置されている、豪奢なお部屋を与えられたことも。
そして──夢にまで見た、豪奢なフリルがたくさんあしらわれ、宝石で飾られたドレスを着付けてもらっていることも。
「よくお似合いです、リリアーヌ様」
わたしにドレスを着せてくれた、年若いメイド長のエスティさんが、柔らかな笑顔を浮かべながら耳元で囁きかけてくる。
ドレッサーの鏡に映るわたしは、なんだかわたしじゃないみたいに華やかな見た目をしていて、これが本当に自分の姿なのか、にわかには信じられなかった。
見窄らしいドレスを着て、部屋なんて与えられることはなく、屋根裏に藁を敷いて眠っていたわたしから、生まれ変わったみたいで。
「これが……わたし……?」
「はい。リリアーヌ様のお姿でございます」
「信じられない……まるで、夢を見ているみたい……」
「お戯れを。夢などではございませんよ」
エスティさんはくすりと小さく笑って、呆然とするわたしに起立を促す。
部屋の壁にかけてある時計は蛇の刻を、晩餐の時間が近いことを示していて、それはそろそろ、辺境伯様がこの部屋を訪れることの暗示でもあった。
わたしは立ち上がり、ベッドに置いていた見窄らしい頭巾を被る。せっかく美しく身だしなみを整えてもらったのは、とても……とても、申し訳ないくらいなんだけれど、この身が美しく飾り立てられれば飾り立てられるほど、忌み子の証であるこの赤銅色の髪が疎ましく思えてしまうから。
「頭巾を被られるのですか?」
「……申し訳ありません。脱げと、そう仰られるのであれば、脱ぎますが……」
「まさか。リリアーヌ様がそうお決めになったのであれば、メイドにすぎないこの私が申し上げることはございません。それでは、失礼いたします」
スカートの裾をつまみ上げて優雅に一礼すると、エスティさんは部屋の外へと去っていく。
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、どうしても受け入れられないものは受け入れられないのだから、仕方ない。
そして、エスティさんと入れ違うような形で辺境伯様が姿を現す。
「美しい……やはり俺の目に狂いはなかったようだ」
「そんな、もったいないお言葉を……」
「もったいなくなどない。これは俺の妻に対する率直な気持ちなのだから、受け取られない方が傷ついてしまいそうだ」
「……あっ……は、はい……! ありがとう、ございます。辺境伯様」
噂を聞いたときは少なからず、冗談を言うようなお人ではないと思っていたけれど、気さくにそんな言葉をかけて苦笑している辺境伯様を見ていると、噂なんてものは当てにならないものなのだと思い知らされる。
ぺこりと頭を下げて、まだ受け止め切れないけれど、確かな温もりと共に私の心へ飛び込んできたその言葉を、わたしはそっと抱きしめた。
美しい。今まで言われてきたこととは正反対で、戸惑ってしまうけど。やっぱり、わたしの赤銅の髪は醜いと、自己嫌悪を抱いてしまうけど。
あたたかなその言葉は、心に刺さった氷の棘を少しだけ溶かしてくれたような、そんな気がした。
「さて、ここが食卓になる。今日は君のために腕利きを集めて食事を作らせた。口に合うといいのだが……」
「……ありがとうございます、わ、わたし……好き嫌いは、ありませんから」
「ふっ……面白いことを言うものだな、君は」
「そ、そうでしょうか……?」
そんなやり取りを交わしているうちに案内された城内食堂は、質実ながらも確かな高貴さが感じられる装いをしていた。
ヴィーンゴールドの家にいたときの食卓とはまた飾りつけの趣きが違っていたけど、なんだか、いい意味で派手すぎない装飾は、少しだけ緊張を和らげてくれた気がする。
もっとも、わたしがヴィーンゴールドの家にいた頃は、食卓なんて使わせてもらえなかったけれど。
辺境伯様は、わたしを席に座らせてから食卓につき、ぱちん、と指を鳴らしてみせる。
無言の号令に従って、厨房から出来たての料理を運んでくる給仕たちは皆、わたしみたいにどこか緊張した面持ちだ。
そんなに畏まられてしまうと、わたしもなんだか肩身が狭い。
緊張に手を震わせながら、ただ料理が食卓に並んでいくのを無言で見送る。
ふわりと立ち昇る湯気に乗って香ってくる匂いは、今までの人生で一度も嗅いだことがないくらいに美味しそうで。
わたしが知っている食事とは、黒パンと野菜くずが浮かんだ、塩の味しかしないスープとは大違いだった。
「では、改めて……ピースレイヤー家によく嫁いでくれた。リリアーヌ嬢。この場を借りて、君と、君を伴侶とできる幸運に感謝する」
「い、いえ! そんな……もったいないお言葉を……!」
「君の身の上はある程度聞き及んでいる。ここでの生活に慣れるまでは少し時間がかかるかもしれないが……今はなにも気にせず、好きに食事を楽しんでほしい」
テーブルマナーは貴族の嗜みとして一応教えられたけど、実践する機会がなかったわたしを慮って、辺境伯様はそう言ってくれた。
黒パンと野菜くずのスープ以外食べたことなんてないし、食事がない日もあったから、正直なところ、目の前に並ぶ目も眩むようなご馳走にどうやって手をつけていいのかわからない。
作法は問わない、とのことではあったけど、あまりはしたない真似をしては、辺境伯様の機嫌を損ねてしまいかねない。だから。
震える指先で銀の匙を手に取って、透き通った黄金色に輝くスープをひと匙掬う。
これが、本物のスープというものなのだろうか。
わたしが飲んでいたものとは、比べること自体が失礼なくらいに綺麗で、いろんな食材の美味しさが凝縮された芳醇な香りを漂わせていて。
「……んっ……」
こくり、と喉を鳴らしたときの衝撃は、舌先にじわりと優しくその味が滲んだときの感動は、筆舌に尽くしがたいものだった。
6
あなたにおすすめの小説
ヤンキー、悪役令嬢になる
山口三
恋愛
岸田和華(きしだわか)は異世界に飛ばされた。自分が読んでいた小説の悪役令嬢ジュリエットに憑依してしまったのだ。だが和華は短気でガサツで、中学高校と番を張ってたヤンキーだ。高貴な身分の貴族令嬢なんてガラじゃない。「舞踏会でダンス? 踊りなんて盆踊りしか知らないからっ」
一方、リアル世界に残された和華の中にはジュリエットが入っていて・・。
【完結】裏切られ婚約破棄した聖女ですが、騎士団長様に求婚されすぎそれどころではありません!
綺咲 潔
恋愛
クリスタ・ウィルキンスは魔導士として、魔塔で働いている。そんなある日、彼女は8000年前に聖女・オフィーリア様のみが成功した、生贄の試練を受けないかと打診される。
本来なら受けようと思わない。しかし、クリスタは身分差を理由に反対されていた魔導士であり婚約者のレアードとの結婚を認めてもらうため、試練を受けることを決意する。
しかし、この試練の裏で、レアードはクリスタの血の繋がっていない妹のアイラととんでもないことを画策していて……。
試練に出発する直前、クリスタは見送りに来てくれた騎士団長の1人から、とあるお守りをもらう。そして、このお守りと試練が後のクリスタの運命を大きく変えることになる。
◇ ◇ ◇
「ずっとお慕いしておりました。どうか私と結婚してください」
「お断りいたします」
恋愛なんてもう懲り懲り……!
そう思っている私が、なぜプロポーズされているの!?
果たして、クリスタの恋の行方は……!?
どちらの王妃でも問題ありません【完】
mako
恋愛
かつて、広大なオリビア大陸にはオリビア帝国が大小合わせて100余りある国々を治めていた。そこにはもちろん勇敢な皇帝が君臨し今も尚伝説として、語り継がれている。
そんな中、巨大化し過ぎた帝国は
王族の中で分別が起こり東西の王国として独立を果たす事になり、東西の争いは長く続いていた。
争いは両国にメリットもなく、次第に勢力の差もあり東国の勝利として呆気なく幕を下ろす事となった。
両国の友好的解決として、東国は西国から王妃を迎え入れる事を、条件として両国合意の元、大陸の二大勢力として存在している。
しかし王妃として迎えるとは、事実上の人質であり、お飾りの王妃として嫁ぐ事となる。
長い年月を経てその取り決めは続いてはいるが、1年の白い結婚のあと、国に戻りかつての婚約者と結婚する王女もいた。
兎にも角にも西国から嫁いだ者が東国の王妃として幸せな人生を過ごした記録は無い。
世界一美しい妹にせがまれるので婚約破棄される前に諦めます~辺境暮らしも悪くない~
tartan321
恋愛
美しさにかけては恐らく世界一……私の妹は自慢の妹なのです。そして、誰もがそれを認め、私は正直言って邪魔者なのです。でも、私は長女なので、王子様と婚約することになる運命……なのですが、やはり、ここは辞退すべきなのでしょうね。
そもそも、私にとって、王子様との婚約はそれほど意味がありません。私はもう少し静かに、そして、慎ましく生活できればいいのです。
完結いたしました。今後は後日談を書きます。
ですから、一度は婚約が決まっているのですけど……ごたごたが生じて婚約破棄になる前に、私の方から、婚約を取り下げます!!!!!!
【完結】中継ぎ聖女だとぞんざいに扱われているのですが、守護騎士様の呪いを解いたら聖女ですらなくなりました。
氷雨そら
恋愛
聖女召喚されたのに、100年後まで魔人襲来はないらしい。
聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれる、守護騎士様。
でも、なぜか予言が大幅にずれて、私たちの目の前に、魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が、魔神から受けた呪いを解いたら、私は聖女ですらなくなってしまって……。
「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」
守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう、王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、私を探し当てた、聖女様と呼んで、私と一定の距離を置いていたはずの守護騎士様の様子は、どこか以前と違っているのだった。
元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレ物語。
小説家になろう様にも、投稿しています。
元王太子妃候補、現王宮の番犬(仮)
モンドール
恋愛
伯爵令嬢ルイーザは、幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。
そんな中、何者かの手によって大型犬に姿を変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!?
「わん!」(なんでよ!)
(『小説家になろう』にも同一名義で投稿しています。)
【完結】姫将軍の政略結婚
ユリーカ
恋愛
姫将軍ことハイランド王国第四王女エレノアの嫁ぎ先が決まった。そこは和平が成立したアドラール帝国、相手は黒太子フリードリヒ。
姫将軍として帝国と戦ったエレノアが和平の条件で嫁ぐ政略結婚であった。
人質同然で嫁いだつもりのエレノアだったが、帝国側にはある事情があって‥‥。
自国で不遇だった姫将軍が帝国で幸せになるお話です。
不遇な姫が優しい王子に溺愛されるシンデレラストーリーのはずが、なぜか姫が武装し皇太子がオレ様になりました。ごめんなさい。
スピンオフ「盲目な魔法使いのお気に入り」も宜しくお願いします。
※ 全話完結済み。7時20時更新します。
※ ファンタジー要素多め。魔法なし物理のみです。
※ 第四章で魔物との戦闘があります。
※ 短編と長編の違いがよくわかっておりません!すみません!十万字以上が長編と解釈してます。文字数で判断ください。
憧れと結婚〜田舎令嬢エマの幸福な事情〜
帆々
恋愛
エマは牧歌的な地域で育った令嬢だ。
父を亡くし、館は経済的に恵まれない。姉のダイアナは家庭教師の仕事のため家を出ていた。
そんな事情を裕福な幼なじみにからかわれる日々。
「いつも同じドレスね」。「また自分で縫ったのね、偉いわ」。「わたしだったらとても我慢できないわ」————。
決まった嫌味を流すことにも慣れている。
彼女の楽しみは仲良しの姉から届く手紙だ。
穏やかで静かな暮らしを送る彼女は、ある時レオと知り合う。近くの邸に滞在する名門の紳士だった。ハンサムで素敵な彼にエマは思わず恋心を抱く。
レオも彼女のことを気に入ったようだった。二人は親しく時間を過ごすようになる。
「邸に招待するよ。ぜひ家族に紹介したい」
熱い言葉をもらう。レオは他の女性には冷たい。優しいのは彼女だけだ。周囲も認め、彼女は彼に深く恋するように。
しかし、思いがけない出来事が知らされる。
「どうして?」
エマには出来事が信じられなかった。信じたくない。
レオの心だけを信じようとするが、事態は変化していって————。
魔法も魔術も出て来ない異世界恋愛物語です。古風な恋愛ものをお好きな方にお読みいただけたら嬉しいです。
ハッピーエンドをお約束しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる