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エピローグ
かつての予言
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「マグノリアが戦争!?
本当なのか、それは!?」
「本当だとも。
命からがら逃げてきたんだ」
酒場で出会ったこの男が嘘をついても何の得もないだろうだろうが、マグノリアが戦争になったなんて信じられない。
「どことだ、それは?」
「隣国だよ、隣の帝国。
なんでも、いきなり宣戦布告してきたらしくてな」
「宣戦布告って。
なんでそんな急に?」
「知らねぇよ、帝国のことなんて」
「そうじゃない。
マグノリアと交渉してたとか、王国側がなにか動いた結果なのか?」
「そんな話は聞いてねぇな。
本当にいきなりだったらしいぜ?」
なぜだろう。
確かに停戦状態であったとは聞いていたが、いきなり攻め込むにはそれなりの理由があるだろう。
「なにか変わったことはなかったか?
オレが知ってるのは、メイル女王が婚約を発表したが取り消したって」
「そんな昔のことしか知らねぇのか?」
「旅をしてるからな。
また祭の時期が来たと思っていたところなんだよ」
「ずっと前の祭に参加してみたってやつか。
婚約を取り消して、そうだな、二十日くらいした後に今度は結婚すると言い出してな。
取り消したことで混乱を避けるべく、正式に結婚することにしたんだろうよ」
「結婚!?
あ、相手は?」
結婚する相手はアーサーしかいないだろうが、聞かずにはいられなかった。
「親衛隊の隊長だと。
まぁ顔も悪くないし、権威もあるし、王にはうってつけの人物さ」
アーサーであったことで一安心だが、内心、他の人ならばどうしようかと心臓の鼓動が早くなっていた。
「んで、結婚が決まったおかげで剣闘技祭の在り方が変わって、今後はマグノリアの為に働いてくれる人を募集するんだと。
理由はなんであれ」
そうか、オレの頼みを聞いてくれたのか。
「その後は、大して変わったことなんて無かったと思うがなぁ。
結婚式と即位式をして、アーサー王が誕生して、それからは平穏だったなぁ」
「アーサー王か。
いい響きだな」
「それは、オレも思うぜ。
あんたとは気が合いそうだ、一杯おごってやるよ」
「あ、あぁ。
ありがとう、いただくよ」
帝国を刺激する感じもないのに、戦争になった意味がわからない。
「そういえば、王都ロジエは無事なのか?」
「あそこはまだまだ平気よ。
ジワジワと国境付近の街から落としていってんだ。
帝国だって馬鹿じゃないってことだろ」
いきなりの宣戦布告に始まり、周りから攻めていく動きは、元々計画していたものとしか考えられない。
では、何故このタイミングなのか、王不在の時期や王が決まった直後の方が効果的ではないのか。
「ま……さか……」
重大なことを一つ忘れていた。ディバイルの予言だ。
「おいおい、どうした?
飲みすぎたか?
真っ青だぞ、兄ちゃん」
ディバイルが亡くなったことで予言通りではなくなったと思っていたが、言っていた順序が変わっただけで全て予言通りになっていた。
「まてよ、ならこの計画的な戦争も……。
まさか!」
このことを一刻も早くミィや仲間に伝えるべく、店を飛び出し宿へと駆け出した。
本当なのか、それは!?」
「本当だとも。
命からがら逃げてきたんだ」
酒場で出会ったこの男が嘘をついても何の得もないだろうだろうが、マグノリアが戦争になったなんて信じられない。
「どことだ、それは?」
「隣国だよ、隣の帝国。
なんでも、いきなり宣戦布告してきたらしくてな」
「宣戦布告って。
なんでそんな急に?」
「知らねぇよ、帝国のことなんて」
「そうじゃない。
マグノリアと交渉してたとか、王国側がなにか動いた結果なのか?」
「そんな話は聞いてねぇな。
本当にいきなりだったらしいぜ?」
なぜだろう。
確かに停戦状態であったとは聞いていたが、いきなり攻め込むにはそれなりの理由があるだろう。
「なにか変わったことはなかったか?
オレが知ってるのは、メイル女王が婚約を発表したが取り消したって」
「そんな昔のことしか知らねぇのか?」
「旅をしてるからな。
また祭の時期が来たと思っていたところなんだよ」
「ずっと前の祭に参加してみたってやつか。
婚約を取り消して、そうだな、二十日くらいした後に今度は結婚すると言い出してな。
取り消したことで混乱を避けるべく、正式に結婚することにしたんだろうよ」
「結婚!?
あ、相手は?」
結婚する相手はアーサーしかいないだろうが、聞かずにはいられなかった。
「親衛隊の隊長だと。
まぁ顔も悪くないし、権威もあるし、王にはうってつけの人物さ」
アーサーであったことで一安心だが、内心、他の人ならばどうしようかと心臓の鼓動が早くなっていた。
「んで、結婚が決まったおかげで剣闘技祭の在り方が変わって、今後はマグノリアの為に働いてくれる人を募集するんだと。
理由はなんであれ」
そうか、オレの頼みを聞いてくれたのか。
「その後は、大して変わったことなんて無かったと思うがなぁ。
結婚式と即位式をして、アーサー王が誕生して、それからは平穏だったなぁ」
「アーサー王か。
いい響きだな」
「それは、オレも思うぜ。
あんたとは気が合いそうだ、一杯おごってやるよ」
「あ、あぁ。
ありがとう、いただくよ」
帝国を刺激する感じもないのに、戦争になった意味がわからない。
「そういえば、王都ロジエは無事なのか?」
「あそこはまだまだ平気よ。
ジワジワと国境付近の街から落としていってんだ。
帝国だって馬鹿じゃないってことだろ」
いきなりの宣戦布告に始まり、周りから攻めていく動きは、元々計画していたものとしか考えられない。
では、何故このタイミングなのか、王不在の時期や王が決まった直後の方が効果的ではないのか。
「ま……さか……」
重大なことを一つ忘れていた。ディバイルの予言だ。
「おいおい、どうした?
飲みすぎたか?
真っ青だぞ、兄ちゃん」
ディバイルが亡くなったことで予言通りではなくなったと思っていたが、言っていた順序が変わっただけで全て予言通りになっていた。
「まてよ、ならこの計画的な戦争も……。
まさか!」
このことを一刻も早くミィや仲間に伝えるべく、店を飛び出し宿へと駆け出した。
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