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第2章
先生のいるところ
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期末テストが終わり、いよいよ夏休みということで一気に解放された気分になっていた。周りも、なんだかいつもより浮かれているように見えた。
期末テスト最終日はテストのみで下校。つまり、昼前には学校が終わる。
部活は明日からなので、半日休みというかたちになるわけだ。
ゆきはゆうくんと一緒に帰って、そのままデートすると言っていたので、私は1人で帰って家でDVDでも見ようと思っていた。
下駄箱のところで靴を履き替えようとしているときに、かおりに声をかけられた。
「まなみちゃん、今からヒマー?」
「あっ、うん。帰ろっかなって。」
「まじまじー?!今日りえとね、×××大学に遊びに行こうって話ししてて...まぁオープンキャンパスも兼ねてって感じで。まなみちゃんもどう?」
×××大学は、偏差値が高い有名な国立の教育大学だった。
それに...
先生の通っている大学だ。
「えっ、いいけど、なんで××××大学?」
「やったぁー♡ りえのお姉ちゃんの知り合いがいるんだって!かっこいい人結構いるよって!」
そういうことか...と私は思った。
「じゃあ後で◯×駅に集合ね!!」
「うん、後でね。」
かおりとそう言って、別れた。
先生の大学...
先生が、授業を受けている大学。
もしかして、偶然先生に会ったり...なぁんて。私は、そんな淡い期待を抱いていた。
期末テスト最終日はテストのみで下校。つまり、昼前には学校が終わる。
部活は明日からなので、半日休みというかたちになるわけだ。
ゆきはゆうくんと一緒に帰って、そのままデートすると言っていたので、私は1人で帰って家でDVDでも見ようと思っていた。
下駄箱のところで靴を履き替えようとしているときに、かおりに声をかけられた。
「まなみちゃん、今からヒマー?」
「あっ、うん。帰ろっかなって。」
「まじまじー?!今日りえとね、×××大学に遊びに行こうって話ししてて...まぁオープンキャンパスも兼ねてって感じで。まなみちゃんもどう?」
×××大学は、偏差値が高い有名な国立の教育大学だった。
それに...
先生の通っている大学だ。
「えっ、いいけど、なんで××××大学?」
「やったぁー♡ りえのお姉ちゃんの知り合いがいるんだって!かっこいい人結構いるよって!」
そういうことか...と私は思った。
「じゃあ後で◯×駅に集合ね!!」
「うん、後でね。」
かおりとそう言って、別れた。
先生の大学...
先生が、授業を受けている大学。
もしかして、偶然先生に会ったり...なぁんて。私は、そんな淡い期待を抱いていた。
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