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運命の秋
新しい日々・13
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「それで、どうするつもりだ?」
何となくコーが言いだせずにいた言葉を、サイードが尋ねてくれた。コーは、何気ない顔を作ってシンシアの顔を見つめた。シンシアは、どうするつもりなんだろうか。なんとなく返答が気になり、コーは小さく唾を飲み込んだ。
「うん。もう、決めたわ」
老人の言葉に即座に投げ返された返答は、シンシアにしては珍しい物だった。サイードは訝し気な表情を浮かべ、隣のシンシアに顔を向ける。シンシアは、目元にかかった黒髪をしなやかな手つき払いのけてから、言った。
「光栄なお話だとは思うけど、受けられないわ」
「ほう、興味ありそうに見えたがな?」
「小包の中身はね。でも、独立記念日は、別の予定があるから」
「ほう、これはまた」
サイードは冷やかしの目線をコーに投げかける。その目は、二人で出かけるんだろう、と言っている。コーは、小さく肩をすくめて見せた。サイードにコーの真意が伝わったかどうかは分からないが、コーにはそんな予定はない。
「その、今度の独立記念日は皆で回りたいなって。どうかな?」
シンシアは、やや高めの声でそう言って、二人の顔を見回した。唇を結んだその顔は、少しばかり緊張した様子にも見える。サイードとコーは、思いもよらぬ展開に展開に顔を見合わせた。暫くして、コーが二人を代表して質問した。
「皆って言うと、僕たちとってこと?」
「うん。もし都合が合えば、アルバンもね」
「宿屋の方は、大丈夫なの?」
「うん、お母さんが今年は休みなさいって」
「そうなんだ。楽しみな予定が増えたよ」
予想外の話ではあったが、コーに断る理由などない。独立記念日には集会場は閉鎖されるから、コーは問題なく動くことが出来る。アルバンも、シンシアの誘いより庭いじりを優先することは無いだろう。
コーがシンシアに向かって頷くと、シンシアの顔には安堵の笑みが浮かんだ。気心の知れた仲でも、相手を誘うときは少しばかり緊張するものだ。コーもシンシアを誘うときは同じ気持ちになるから、その気持ちが良く分かる。
「サイードは、どうかな?」
「言うまでもあるまい」
「ありがとう」
「どうしてそうなる。腰の曲がった老人を連れまわす気か?」
「ほら、いい運動になるから。疲れたら、私が補助するから」
「いい運動、補助?どちらもご遠慮願いたいな。儂は、パスだ」
サイードの釣れない返事に、シンシアは一瞬残念そうな表情を浮かべた。しかし、この反応は予想の範囲内だったに違いない。気を取り直したシンシアが二次攻撃を始めようとしたとき、サイードはしかめっ面で付け加えた。
「祭りの後でここに寄るというのなら、それは構わん」
そう言ったサイードは、目の前のグラスを手に取って仰け反るようにぐい飲みした。そのグラスはすぐに空になったが、彼は「酒は最後の一滴まで飲み干すべき」という効率主義に目覚めたらしく、体勢をなかなか戻そうとしなかった。
「そう。残念だけど、そうするわ。でも、お土産は沢山持ってくるから」
老人からは特に反応はない。コーとシンシアは、老人の奇妙な姿を見て、含み笑いを交わし合った。シンシアの顔には、及第点の結果を得たと感じているのだろう、満足げな表情が浮かんでいる。その嬉しそうな顔に向かって、コーが話題を振った。
「今年のお土産は、色々と目移りしそうだよね」
「うん、楽しみだね。私の一押しは、共和国の毛織物かな」
今年は独立から40周年の節目であり、例年よりも規模の大きい催しが予定されている。帝国からは勿論のこと、世界各国から様々な商人が集まってくるに違いない。だから、普段では手に入らないような品が手に入る可能性がある。
コーとシンシアは暫くの間、節目の独立記念祭がいかに特別なものになりそうかという点について意見を交わし合ったが、その雑談は、二人の気づかぬ間に効率主義から解放されたサイードによって遮られた。
「楽しい予定もいいがな?」
サイードの指の間では、シャールからの手紙が揺れていた。コーとシンシアは、顔を見合わせる。確かにサイードの言う通り、まずはこの問題を片付ける必要がある。断るという結論は分かったが、問題はどうやって、だ。
「手紙を書いて持っていくのはどうかな?」
シンシアが自信なさげに二人の反応を覗った。コーは素早く思考を巡らす。手紙を持って行くのは、悪くない。ルーカスに断りを入れたところで、あの男は絶対に引き下がらない。この事の顛末が自身の出世に関わるからだ。
この問題に決着をつけるには、ルーカスを飛び越える必要がある。いや、ルーカスどころかシャールすら飛び越す必要があるだろう。シャールの意を制御できる誰かに、話をつけるのが一番安全だ。そうなると、必然的に・・・。
「うん、良いと思う。ゴルドー隊長に会えれば、だけど」
「ゴルドー隊長は会ってくださるかしら?」
シンシアが小さく呟く。正直に言って、その可能性は低いと言わざるを得ない。ゴルドーは非常に多忙の身だし、ましてや独立記念祭も迫っている。だが、敬重の箱を上手く使えば、取り次いでもらえるかもしれない。コーが様々な可能性を検討し始めたとき、サイード老人が低い声で呟いた。
「それは、心配ない」
シンシアとコーは、一瞬顔を見合わせた。普通に考えれば、押すに押されぬ自治団小隊長が、おいそれと面会に応ずるとは思えない。従って、サイードの言には何かしらの根拠があるはずだが、心当たりはなかった。コーが小さく首を振ると、シンシアは隣の老人に向って話しかけた。
「サイード、どうしてそう思うの?」
「儂がゴルドーと言う男を個人的に知っているからだ」
「そうなの?知らなかったわ」
「言ったことも無い。だが、奴なら必ず時間を作る」
サイードは時折、こういった思わせぶりな言動をするが、その根拠は示さない。しかし、こういった態度を取ったとき、大抵のことはサイードの言ったとおりになる。シンシアも、それが分かっているのだ、特に追求することなくその言葉を受け入れることにしたようだった。
「そう、分かったわ」
「コーと祭りを回るつもりなら、下手な嘘はつくなよ」
「うん。後で面倒なことにならないようにしないとね」
サイードは返事の代わりに、シンシアに向けて空のグラスを突き出した。シンシアは、そのグラスを受け取って立ち上がり、しっかりとした足取りで厨房へと歩き出した。美しい輝きを放つ黒髪がその背中で健康的に揺れ、やがて見えなくなった。
プライドの高いシャールからすれば、シルバー・シャークとして名高い自身からの誘いを、ただの町娘に断られるなど、全く想像もしていないはずだ。シャールは怒りに震えるだろう。それは、間違いない。
ただ、彼が、ゴルドー隊の評判を守ることを優先すると期待したい。ゴルドー隊の評判を守ることは、彼が尊敬するゴルドーの評判を守る事でもある。万が一、シャールが己の恥辱を晴らすことを優先しようとしたとしても、ゴルドーがいる。
サイードによれば、どうやらシンシアにはゴルドーに会うチャンスを得られる見込みがある。そこで、話を通せば、大丈夫だろう。ゴルドーならばサイードを制御できる。ゴルドーの眼前で、心配ごとは起こらないとアルバンも言っていたではないか。
この話を耳にしたときは、少し心配だった。だが、どうやらそれほど心配する必要はなさそうだ。シンシア自身の不安も、この場で共有したことで解消されたことだろう。やはり、心配事は人と共有するに限る。
コーは、自分の隣の席に置いた小さな肩掛け鞄に目をやった。鞄の中では、あの紙が出番を待っている。あのことを相談するのも、そろそろ良い頃合いかもしれない。コーがそう思って目を上げたとき、サイード老人がぶっきらぼうに言った。
「それで、お次の要件はなんだ?」
何となくコーが言いだせずにいた言葉を、サイードが尋ねてくれた。コーは、何気ない顔を作ってシンシアの顔を見つめた。シンシアは、どうするつもりなんだろうか。なんとなく返答が気になり、コーは小さく唾を飲み込んだ。
「うん。もう、決めたわ」
老人の言葉に即座に投げ返された返答は、シンシアにしては珍しい物だった。サイードは訝し気な表情を浮かべ、隣のシンシアに顔を向ける。シンシアは、目元にかかった黒髪をしなやかな手つき払いのけてから、言った。
「光栄なお話だとは思うけど、受けられないわ」
「ほう、興味ありそうに見えたがな?」
「小包の中身はね。でも、独立記念日は、別の予定があるから」
「ほう、これはまた」
サイードは冷やかしの目線をコーに投げかける。その目は、二人で出かけるんだろう、と言っている。コーは、小さく肩をすくめて見せた。サイードにコーの真意が伝わったかどうかは分からないが、コーにはそんな予定はない。
「その、今度の独立記念日は皆で回りたいなって。どうかな?」
シンシアは、やや高めの声でそう言って、二人の顔を見回した。唇を結んだその顔は、少しばかり緊張した様子にも見える。サイードとコーは、思いもよらぬ展開に展開に顔を見合わせた。暫くして、コーが二人を代表して質問した。
「皆って言うと、僕たちとってこと?」
「うん。もし都合が合えば、アルバンもね」
「宿屋の方は、大丈夫なの?」
「うん、お母さんが今年は休みなさいって」
「そうなんだ。楽しみな予定が増えたよ」
予想外の話ではあったが、コーに断る理由などない。独立記念日には集会場は閉鎖されるから、コーは問題なく動くことが出来る。アルバンも、シンシアの誘いより庭いじりを優先することは無いだろう。
コーがシンシアに向かって頷くと、シンシアの顔には安堵の笑みが浮かんだ。気心の知れた仲でも、相手を誘うときは少しばかり緊張するものだ。コーもシンシアを誘うときは同じ気持ちになるから、その気持ちが良く分かる。
「サイードは、どうかな?」
「言うまでもあるまい」
「ありがとう」
「どうしてそうなる。腰の曲がった老人を連れまわす気か?」
「ほら、いい運動になるから。疲れたら、私が補助するから」
「いい運動、補助?どちらもご遠慮願いたいな。儂は、パスだ」
サイードの釣れない返事に、シンシアは一瞬残念そうな表情を浮かべた。しかし、この反応は予想の範囲内だったに違いない。気を取り直したシンシアが二次攻撃を始めようとしたとき、サイードはしかめっ面で付け加えた。
「祭りの後でここに寄るというのなら、それは構わん」
そう言ったサイードは、目の前のグラスを手に取って仰け反るようにぐい飲みした。そのグラスはすぐに空になったが、彼は「酒は最後の一滴まで飲み干すべき」という効率主義に目覚めたらしく、体勢をなかなか戻そうとしなかった。
「そう。残念だけど、そうするわ。でも、お土産は沢山持ってくるから」
老人からは特に反応はない。コーとシンシアは、老人の奇妙な姿を見て、含み笑いを交わし合った。シンシアの顔には、及第点の結果を得たと感じているのだろう、満足げな表情が浮かんでいる。その嬉しそうな顔に向かって、コーが話題を振った。
「今年のお土産は、色々と目移りしそうだよね」
「うん、楽しみだね。私の一押しは、共和国の毛織物かな」
今年は独立から40周年の節目であり、例年よりも規模の大きい催しが予定されている。帝国からは勿論のこと、世界各国から様々な商人が集まってくるに違いない。だから、普段では手に入らないような品が手に入る可能性がある。
コーとシンシアは暫くの間、節目の独立記念祭がいかに特別なものになりそうかという点について意見を交わし合ったが、その雑談は、二人の気づかぬ間に効率主義から解放されたサイードによって遮られた。
「楽しい予定もいいがな?」
サイードの指の間では、シャールからの手紙が揺れていた。コーとシンシアは、顔を見合わせる。確かにサイードの言う通り、まずはこの問題を片付ける必要がある。断るという結論は分かったが、問題はどうやって、だ。
「手紙を書いて持っていくのはどうかな?」
シンシアが自信なさげに二人の反応を覗った。コーは素早く思考を巡らす。手紙を持って行くのは、悪くない。ルーカスに断りを入れたところで、あの男は絶対に引き下がらない。この事の顛末が自身の出世に関わるからだ。
この問題に決着をつけるには、ルーカスを飛び越える必要がある。いや、ルーカスどころかシャールすら飛び越す必要があるだろう。シャールの意を制御できる誰かに、話をつけるのが一番安全だ。そうなると、必然的に・・・。
「うん、良いと思う。ゴルドー隊長に会えれば、だけど」
「ゴルドー隊長は会ってくださるかしら?」
シンシアが小さく呟く。正直に言って、その可能性は低いと言わざるを得ない。ゴルドーは非常に多忙の身だし、ましてや独立記念祭も迫っている。だが、敬重の箱を上手く使えば、取り次いでもらえるかもしれない。コーが様々な可能性を検討し始めたとき、サイード老人が低い声で呟いた。
「それは、心配ない」
シンシアとコーは、一瞬顔を見合わせた。普通に考えれば、押すに押されぬ自治団小隊長が、おいそれと面会に応ずるとは思えない。従って、サイードの言には何かしらの根拠があるはずだが、心当たりはなかった。コーが小さく首を振ると、シンシアは隣の老人に向って話しかけた。
「サイード、どうしてそう思うの?」
「儂がゴルドーと言う男を個人的に知っているからだ」
「そうなの?知らなかったわ」
「言ったことも無い。だが、奴なら必ず時間を作る」
サイードは時折、こういった思わせぶりな言動をするが、その根拠は示さない。しかし、こういった態度を取ったとき、大抵のことはサイードの言ったとおりになる。シンシアも、それが分かっているのだ、特に追求することなくその言葉を受け入れることにしたようだった。
「そう、分かったわ」
「コーと祭りを回るつもりなら、下手な嘘はつくなよ」
「うん。後で面倒なことにならないようにしないとね」
サイードは返事の代わりに、シンシアに向けて空のグラスを突き出した。シンシアは、そのグラスを受け取って立ち上がり、しっかりとした足取りで厨房へと歩き出した。美しい輝きを放つ黒髪がその背中で健康的に揺れ、やがて見えなくなった。
プライドの高いシャールからすれば、シルバー・シャークとして名高い自身からの誘いを、ただの町娘に断られるなど、全く想像もしていないはずだ。シャールは怒りに震えるだろう。それは、間違いない。
ただ、彼が、ゴルドー隊の評判を守ることを優先すると期待したい。ゴルドー隊の評判を守ることは、彼が尊敬するゴルドーの評判を守る事でもある。万が一、シャールが己の恥辱を晴らすことを優先しようとしたとしても、ゴルドーがいる。
サイードによれば、どうやらシンシアにはゴルドーに会うチャンスを得られる見込みがある。そこで、話を通せば、大丈夫だろう。ゴルドーならばサイードを制御できる。ゴルドーの眼前で、心配ごとは起こらないとアルバンも言っていたではないか。
この話を耳にしたときは、少し心配だった。だが、どうやらそれほど心配する必要はなさそうだ。シンシア自身の不安も、この場で共有したことで解消されたことだろう。やはり、心配事は人と共有するに限る。
コーは、自分の隣の席に置いた小さな肩掛け鞄に目をやった。鞄の中では、あの紙が出番を待っている。あのことを相談するのも、そろそろ良い頃合いかもしれない。コーがそう思って目を上げたとき、サイード老人がぶっきらぼうに言った。
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