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アルタリア王国へ
復興への道
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《第三者目線》
王都にいた魔物達は一匹残らず従魔達によって一掃された
何故跋扈する魔物をそのまま放置したのか
それはそれらが皆当時の権勢めでたい貴族や商人、そしてそれに連なる者達だったためだ
以前は人であったとはいえ、魔物ゆえどうしても人を襲ってくる。しかし元はお偉いさんだった者ばかりだ。もしも魔法が解けた時に、それまでの魔物としての対応を不敬と咎められては堪らない。が、手も出せない。ならばもう逃げるのが一番の良案だと、王都にいた人々は生きるために王都を捨てたのだ
そんな時こそ活躍するはずの騎士団も、内部のお偉いさんが全て魔物に変わってしまったため、内部崩壊するのに、あまり時間はかからなかった
[今は建国以来の最大の危機である、国民一人一人が手を取り合い、この国難を乗り越えるべく、新しく即位した国王と共に新生フローレンスのために立ち上がろう]
ルイは正式に国王として即位した
そして、即位後直ぐに国民に対し、大号令を発したのだ
王都を離れた貴族や商人など、王都の住民も皆徐々に戻りはじめている
マジョール軍はフローレンスの重鎮だった貴族の領地や砦など主だった場所を全て落とした後、フローレンスと和睦し、フローレンス側の死の森をマジョール領とする事を条件に、平和条約を締結した
交渉の裏で、二十数年ぶりにマリア皇太后とマジョール女王エリザベス姉妹の熱い再会があったことは両国国民にとっても嬉しい知らせであった
ルイはひろを王妃として正式に迎え、イーサンを補佐にその息子のノアが正式に宰相となった
二人の結婚式は、この国難の最中に行うべきではないと二人が固辞したため、とりあえずはいずれ時を見て何らかの形で行うという事で一応の決着をみた
国王の招聘で、領地に帰っていた元国王派の貴族が王都に戻って来るようになると、静かだった王都も華やかさを取り戻し、以前の賑やかな王都が戻ってくる。そしてそれらの貴族が復権を果たすと同時に王国の主要ポストを専権し、盤石の布陣を作り上げる
しかし明るい話題ばかりではなかった。一時期ほぼ解散を余儀なくされた騎士団が復活を果たした頃、フローレンス有数の港を有するデュポン辺境伯から、イザベラの母国であるアルタリアが、海路で軍隊をフローレンスへ送り、あと二週間程度で到達するとの連絡が入った
恐らくイザベラの後ろでアルタリアから糸を引いていた輩が呪詛返しにあったか、イザベラの末路を間者から入手してその報復に出たかのいずれかであろう
国王となったルイは、復活まもない騎士団を動かすことを拒み、自分とひろ、それに従魔達でアルタリア軍を迎え撃つ事を決断する
ひろは此度の戦場が海上になることに不安を覚え、ルイに置き手紙を残すと、久しぶりに一人でハイネ神のもとを訪れた
「ハイネ様、お久しぶりです。フローレンスの事で色々お世話になりました」
「どういたしまして。あれ?今日はひろだけで来たの?」
「はい、今のフローレンスには国王に休暇などありませんから」
「ふふ…もう立派な奥さんだね」
「私なんかまだまだですよ。それに子供もまだだし申し訳ないです」
「あれ?もうできてるじゃない」
「えっ?」
「ひろの体に負担をかけてはいけないからね。さあ、そこに座って?」
ひろはハイネ様に促されて、そばにあった椅子に座る
「あの……ハイネ様。子供って」
「ああ、まだできたばかりで小さいからね。そのうちわかるよ」
ひろは端正な夫の顔を思い出す
ルイはどんなに疲れていても、毎日頑張っている自分へのご褒美と私へ愛情を注いでいるんだと言い張って、ひろを抱くことだけは絶対にやめなかったのだ
ひろは思わず自分の下腹をなでる
子供ができたと知ったら、きっとルイは破顔して喜びを爆発させるだろう
国民にも、久しぶりに明るい話題を振りまくことができる
ーー えっ?子供は何人欲しいかって?そうだなぁ……俺は10人でも20人でもいいぞ!ひろとの子供なら何人でも欲しいに決まっている ーー
有言実行のルイなら20人の子供もありえなくはない
ひろは以前ルイが言った言葉を思い出し青くなった
「あれ?ひろどうしたの?変な顔して……ところで今日は何の用かな?」
「あっ!そうだ!今日はそのために来たんだった」
「それで、何かな?」
「あのですね。もうすぐイザベラの実家のアルタリアが海路で攻めてきます。今までは陸上での戦いだったからよかったけど、この度は海上になります。私達は出来るだけ港の被害を抑えたいので、敵を陸に上げたくないんです。だからどうしたらいいのかアドバイスをいただけたらなって思って」
「うん、そんなのおやすいご用だよ。海に行ってごらん。新しい子が待っているから」
「新しい子?また従魔ですか?」
「察しがいいね。まぁ、どんな子かは見てのお楽しみだよ」
ハイネ様はとても楽しそうだ
「はい、ありがとうございます。それではこれで失礼致します」
「ええっ!もう帰っちゃうの?今来たばかりじゃない!もうちょっといたっていいのに!」
ハイネ様の落胆した表情に後ろ髪を引かれるが、ひろは頑として譲らない
「私もそうしたいのはやまやまなんですが………一応手紙は置いてきましたが、多分ルイが半泣きになっていそうなので、これ以上は無理かと」
「はぁ~~手のかかる旦那だねぇ。じゃぁ次に来るときは赤ちゃんと一緒かな?楽しみにしてるよ」
「はい。必ず一家で参ります。楽しみにしていて下さいね」
ひろは、早々にお暇乞いをして下界へと戻って行った
約三日ぶりにひろの顔を見たルイは、キスの嵐を振らせるときつく抱きしめる
「もうこれからはハイネ様の所へ一人で行くの禁止ね!もう一人で寝るのヤダ」
ーー ああ~~~、予想より遥かに重症だ。国王がヤダなんて言っちゃダメだよぉ~ーー
そこには甘えん坊に変身した旦那様が居ましたとさ
************************
昨日はお休みしまして申し訳ありませんでした
無事復活しましたので、最後までよろしくお願いします
今日から一日2回の更新にさせていただきます
王都にいた魔物達は一匹残らず従魔達によって一掃された
何故跋扈する魔物をそのまま放置したのか
それはそれらが皆当時の権勢めでたい貴族や商人、そしてそれに連なる者達だったためだ
以前は人であったとはいえ、魔物ゆえどうしても人を襲ってくる。しかし元はお偉いさんだった者ばかりだ。もしも魔法が解けた時に、それまでの魔物としての対応を不敬と咎められては堪らない。が、手も出せない。ならばもう逃げるのが一番の良案だと、王都にいた人々は生きるために王都を捨てたのだ
そんな時こそ活躍するはずの騎士団も、内部のお偉いさんが全て魔物に変わってしまったため、内部崩壊するのに、あまり時間はかからなかった
[今は建国以来の最大の危機である、国民一人一人が手を取り合い、この国難を乗り越えるべく、新しく即位した国王と共に新生フローレンスのために立ち上がろう]
ルイは正式に国王として即位した
そして、即位後直ぐに国民に対し、大号令を発したのだ
王都を離れた貴族や商人など、王都の住民も皆徐々に戻りはじめている
マジョール軍はフローレンスの重鎮だった貴族の領地や砦など主だった場所を全て落とした後、フローレンスと和睦し、フローレンス側の死の森をマジョール領とする事を条件に、平和条約を締結した
交渉の裏で、二十数年ぶりにマリア皇太后とマジョール女王エリザベス姉妹の熱い再会があったことは両国国民にとっても嬉しい知らせであった
ルイはひろを王妃として正式に迎え、イーサンを補佐にその息子のノアが正式に宰相となった
二人の結婚式は、この国難の最中に行うべきではないと二人が固辞したため、とりあえずはいずれ時を見て何らかの形で行うという事で一応の決着をみた
国王の招聘で、領地に帰っていた元国王派の貴族が王都に戻って来るようになると、静かだった王都も華やかさを取り戻し、以前の賑やかな王都が戻ってくる。そしてそれらの貴族が復権を果たすと同時に王国の主要ポストを専権し、盤石の布陣を作り上げる
しかし明るい話題ばかりではなかった。一時期ほぼ解散を余儀なくされた騎士団が復活を果たした頃、フローレンス有数の港を有するデュポン辺境伯から、イザベラの母国であるアルタリアが、海路で軍隊をフローレンスへ送り、あと二週間程度で到達するとの連絡が入った
恐らくイザベラの後ろでアルタリアから糸を引いていた輩が呪詛返しにあったか、イザベラの末路を間者から入手してその報復に出たかのいずれかであろう
国王となったルイは、復活まもない騎士団を動かすことを拒み、自分とひろ、それに従魔達でアルタリア軍を迎え撃つ事を決断する
ひろは此度の戦場が海上になることに不安を覚え、ルイに置き手紙を残すと、久しぶりに一人でハイネ神のもとを訪れた
「ハイネ様、お久しぶりです。フローレンスの事で色々お世話になりました」
「どういたしまして。あれ?今日はひろだけで来たの?」
「はい、今のフローレンスには国王に休暇などありませんから」
「ふふ…もう立派な奥さんだね」
「私なんかまだまだですよ。それに子供もまだだし申し訳ないです」
「あれ?もうできてるじゃない」
「えっ?」
「ひろの体に負担をかけてはいけないからね。さあ、そこに座って?」
ひろはハイネ様に促されて、そばにあった椅子に座る
「あの……ハイネ様。子供って」
「ああ、まだできたばかりで小さいからね。そのうちわかるよ」
ひろは端正な夫の顔を思い出す
ルイはどんなに疲れていても、毎日頑張っている自分へのご褒美と私へ愛情を注いでいるんだと言い張って、ひろを抱くことだけは絶対にやめなかったのだ
ひろは思わず自分の下腹をなでる
子供ができたと知ったら、きっとルイは破顔して喜びを爆発させるだろう
国民にも、久しぶりに明るい話題を振りまくことができる
ーー えっ?子供は何人欲しいかって?そうだなぁ……俺は10人でも20人でもいいぞ!ひろとの子供なら何人でも欲しいに決まっている ーー
有言実行のルイなら20人の子供もありえなくはない
ひろは以前ルイが言った言葉を思い出し青くなった
「あれ?ひろどうしたの?変な顔して……ところで今日は何の用かな?」
「あっ!そうだ!今日はそのために来たんだった」
「それで、何かな?」
「あのですね。もうすぐイザベラの実家のアルタリアが海路で攻めてきます。今までは陸上での戦いだったからよかったけど、この度は海上になります。私達は出来るだけ港の被害を抑えたいので、敵を陸に上げたくないんです。だからどうしたらいいのかアドバイスをいただけたらなって思って」
「うん、そんなのおやすいご用だよ。海に行ってごらん。新しい子が待っているから」
「新しい子?また従魔ですか?」
「察しがいいね。まぁ、どんな子かは見てのお楽しみだよ」
ハイネ様はとても楽しそうだ
「はい、ありがとうございます。それではこれで失礼致します」
「ええっ!もう帰っちゃうの?今来たばかりじゃない!もうちょっといたっていいのに!」
ハイネ様の落胆した表情に後ろ髪を引かれるが、ひろは頑として譲らない
「私もそうしたいのはやまやまなんですが………一応手紙は置いてきましたが、多分ルイが半泣きになっていそうなので、これ以上は無理かと」
「はぁ~~手のかかる旦那だねぇ。じゃぁ次に来るときは赤ちゃんと一緒かな?楽しみにしてるよ」
「はい。必ず一家で参ります。楽しみにしていて下さいね」
ひろは、早々にお暇乞いをして下界へと戻って行った
約三日ぶりにひろの顔を見たルイは、キスの嵐を振らせるときつく抱きしめる
「もうこれからはハイネ様の所へ一人で行くの禁止ね!もう一人で寝るのヤダ」
ーー ああ~~~、予想より遥かに重症だ。国王がヤダなんて言っちゃダメだよぉ~ーー
そこには甘えん坊に変身した旦那様が居ましたとさ
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昨日はお休みしまして申し訳ありませんでした
無事復活しましたので、最後までよろしくお願いします
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