ゆめ日記

nokko

文字の大きさ
上 下
59 / 150

裸エプロン

しおりを挟む
玄関をノックされたけど
開けるのにすごく勇気がいる
人生初の裸エプロン

彼が扉を開けて入ってきたけど
恥ずかし過ぎて顔も見れない
彼に抱きついて
羞恥心を隠すしかない

彼が荷物を置く時に離れて
じっくり見られる
後ろ向きにされて
立ったまま壁に手を付く

手が後ろから入って
胸に触れる
首筋にキスをされる

腰を反らされて
彼の舌が 指が
這っていく

イジワルな顔をした彼が
愛液に糸を引く指を見せつけて
私を見ながら舐めていく
その瞳にドキドキさせられる

キスをしながら
エプロンも脱がされて
布団に倒される

「自由になってから初めてだね」
忌まわしい関係から解放されて
やっと本当に彼だけのものになる

いつもなら付けない
首筋の見える場所に
彼が自分の印を付ける

それが二人の興奮を煽る
彼の愛撫が前回よりも激しくて
胸と首筋への愛撫だけで
おかしくなりそうになる

下へと降りていった彼
「すごい ゼリーみたい」
何度も吸われ
中にまで舌を捩じ込まれる

強烈な快感に何度も達し
それでも更に上の快感が私を襲う
彼が指を両方に入れてきて
頭が真っ白になる

いつも気持ちいいけれど
いつもおかしくなるけれど
いつも以上に乱れてる

彼の反応を楽しみながら舐めたくて
たまに彼の瞳に視線を合わせる
「責められるのもいいって思う」
その言葉に心をくすぐられる

彼が私の身体に手を這わすように
彼の身体に手を這わす
彼が私の胸に舌を這わすように
彼の胸に舌を這わす

そうすれば私もテクニシャンになれる(笑)

彼を愛撫する私の身体に
彼が甘い刺激をくれるから
もっともっと欲しくなる

「俺だけのものにしていい?」
「あなただけのものにして」

いつもより ドキドキする瞬間
いつもより 彼が入ってくるのを敏感に感じとる
いつもより 質量を感じておかしくなる私の身体

前よりずっと気持ちよくて
前よりずっと激しく私を乱す

最初からずっとヤバくて
最初からずっとおかしくなってた

身体は充分に満たされて
果てた後のキスに
心も溢れるくらい満たされる

2度愛し合って
仕事に呼ばれた彼を見送る
前だったら寂しくなってたはずなのに
カッコいいなってときめくだけで

幸せな私がここにいるだけ

彼がまた帰ってきてくれて
甘いキスで蕩けて
感度が上がった身体で
お互いを求め合う

彼の名前を呼ぶ度に切なくなって
私の名前を呼ばれる度にときめく

携帯のアラームが鳴るまで
寄り添って寝て

ちょっと寂しくなる
「行ってらっしゃい」のハグとキス

ベランダに出て 手を振って
彼の匂いがする布団に潜って

次の「おかえり」を夢にみる
しおりを挟む

処理中です...