メルドリアスの遊戯世界 ~異世界転生ハーレムキャラバン~ 【健全版】

猫野 にくきゅう

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冒険者編

第67話 北西の荒野へ B

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 まずはアカネルが、ファイアーボールで先制攻撃を加える。

 スキルによる魔法攻撃は、魔力変化から物質具現化、敵に着弾するまでを自動でしてくれる。
 アカネルが作り出した炎の塊は一瞬で敵に到達し、ストーンマンの身体の中央部を消し去った。

 身体の残りも、炎との接触面がドロドロに溶けている。


 これで一体、倒すことが出来た。


 

 擬態がバレたことに気付いたストーンマンの群れが、一斉に動き出す。
 
 こちらに向かって、全速力で向かってくる。
 俺は打撃武器の、はがねの金棒を装備して迎撃に入る。

 金棒は、こん棒を鉄でコーティングしたものと違い、百パーセントはがねで作った新しい専用武器だ。

 こん棒より重さはあるが、その分、威力と強度が高くなっている。


 ストーンマンは二メートル三十センチほどの人型の魔物だ。
 俺は金棒を上から振り下ろして、ストーンマンの肩を狙う。

 狙い通りに肩を強打した金棒は、ストーンマンの身体を砕いた。
 ストーンマンの片腕が身体から分離して、重力に引かれて地面に落ちる。

 俺は金棒を手放して、バランスを崩してふらついているストーンマンに、闘気を込めた正拳突きをお見舞いした。

 ──ドゴッ!!

 という破砕音と共に、ストーンマンの股間部分を強打する。

 次は足に闘気を込めて──
 しゃがみ込むと同時に回し蹴りを喰らわせて、敵のバランスを崩し、ストーンマンを転倒させた。

 身体のあちこちを砕かれて、転倒したストーンマンは自力で起き上がれない程ガタついていた。
 
 石で出来た巨体で、重量がある。
 転倒しただけで、ダメージは結構入る。

 俺は止めに金棒で、魔石のある辺りを砕いた。
 むき出しになった魔石を取り出すと、ストーンマンは完全に動かなくなる。

 魔石を異空間へと収納して、俺の戦闘は終わった。


 ストーンマンは身体の強度が高いので、戦闘能力の割に倒しにくい相手だ。

 魔法を使えば一発なのだが──
 今回は趣味と実利を兼ねて、接近戦を仕掛けた。

 


 他の仲間の戦況は──

 女戦士ミランダの装備は、はがねのハンマーだ。

 ハンマーの形状は、でっかいトンカチみたいなのではなく、ゴルフクラブのヘッドの部分を少し大きくしたような形の打撃武器だ。

 ミランダは迫りくるストーンマンの頭の上から、ハンマーを振り下ろす。
 振り下ろすタイミングで、自身のスキル『怪力』を使用して、力を三倍にする。

 ミランダの振り下ろしたハンマーは、ストーンマンの頭部から胸部までを粉砕し、一撃で勝負はついた。

 力の反動で、ミランダの腕もかなりダメージを負ったが、『治癒』のスキルで治している。
 
 彼女は一撃が強いが、継戦能力が低い。
 戦い方や使い所は、慎重に選ぶ必要がある。



 小鬼族の姉妹のリズとラズは、闘気を使用した戦闘が出来る。
 身体の強度の高いストーンマン相手でも、一対一で殴り合うことが出来る。

 二人の装備は、お姉さんのラズが『はがねのメイス』。
 妹のリズが『はがねの鉤爪』を使用している。

 二人はストーンマン相手に、互角に戦っていたが少し押され始めた。

 二人は無意識に使っていた闘気を、コントロールして使えるように訓練中だ。
 戦い方にムラが出来る。
 
 それに──
 闘気が切れれば、一気にやられてしまうだろう。


 俺は魔力を風属性にして、風の刃を放った。

 風の刃は、ストーンマンの身体を深く切り裂く。
 続けて数発風の刃を放ち、ストーンマンを弱体化させる。

 弱った敵にラズとリズが止めを刺して、戦闘は終了した。


 戦闘に参加しなかったメンバーで、魔石の回収を行う。

 ハンマーでタガネを叩き、石を割って魔石を取り出す。


 俺が集めた魔石を収納して、一連の戦闘は終了した。
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