メルドリアスの遊戯世界 ~異世界転生ハーレムキャラバン~ 【健全版】

猫野 にくきゅう

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冒険者編

第96話 ここで死ぬか、引き受けるか選べ B

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「ベルティン伯爵から、壁外の治安維持を任された。────俺達『白銀の竜の翼』の下に、傘下組織を作る。────それをお前らが管理する。……解ったか?」


「…………仰ってることは、大体分かりやしたが、その────自慢じゃありやせんが────俺たちは、弱いですぜ」

 本当に、自慢にならないな。 


「まあ、不安に思うのは当然だ。────だが、大丈夫。俺の名声やベルティン家の威光を笠に着て、ハッタリでどうにかしろ。……お前たちなら出来る」

 俺は無責任に、太鼓判を押した。

「あの、お断りすることは……」

「────ここで死にたいなら、断ってもいいぞ」

 ヨイサクがこれから作る、治安維持組織の社長に就任した。




 俺たちが立ち上げたのは、冒険者育成と人材派遣、それに町の治安維持を担当する新組織だ。


 組織の初期費用と、運転資金は俺が出した。
 ────金貨二千枚。

 大盤振る舞いだ。
 取り敢えずこれだけあれば、何とかなるだろう。
 

 組織名は『新・夜の鷹の爪』。

 考えるのが面倒くさかったので、前任の組織名をパクった。
 俺が壊滅させた『夜の鷹の爪』の事務所と倉庫は、俺たちが頂いている。

 修繕してから、そのまま使う。


 
 組織のトップは、ヨイサクとボルブブ。
 こいつらに見張らせていた、ジョリーとかいうババアは、モンスター・スタンピードに巻き込まれて死んでいた。

 丁度いい。
 こいつらを気兼ねなく、使うことが出来る。



 組織の目的は、壁外地区の治安を安定させることになる。

 その為に──
 まず取り組んだのが、雇用の確保だ。


 先の魔物の襲撃で、犠牲になって死んだ冒険者も多い。
 機能不全に陥った冒険者チームの人員を雇い入れて、組織の戦力を整える。

 
 繁華街の店や娼館を回り、ベルティン家の威光を使い顔を繋ぐ。
 用心棒を必要としている店に、警備員を派遣する。
 
 『夜の鷹の爪』がやっていた人身売買には、手を出す気はない。
 儲けを出す事よりも、組織の形を整えることを優先する。



 直接的な治安維持とは別に──
 教会を拠点に、冒険者育成も行う。

 育成に携わるのは、ウチの女性陣と、知り合いの冒険者チーム『白い兎のしっぽ』に依頼した。
  
 冒険者ギルドとも話を付けて、無謀な冒険をしようとする新人に、育成機関があるから、そこに通うようにと進めて貰う。



 ヨイサクたちは新人から金を巻き上げていたが、俺は新人を集めて教育する方針だ。


 新人を教育して一人前の冒険者に育てたり、『新・夜の鷹の爪』で雇う。

 そうすれば──
 食うに困った浮浪児の軽犯罪を、減らすことにもつながるだろう。

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みんなの感想(1件)

ant
2024.12.19 ant

70話abと71話abの時系列おかしくないですか?

解除

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