37 / 51
一番最初の反逆者
第3話 代償を支払い、俺は限界を超えた
しおりを挟む
自分のステータスを鑑定して確認した結果──
魔力が10から8へと減少していた。
──恐らくは、スキル『予定表』と『鑑定』を使用した際に、それぞれ魔力を1ずつ消費した結果だと思われる。
スキルは魔力を消費して、発動されるようだ。
──ラブ・アローは発動しなかった。
このことから、『ラブ・アロー』を使用する為の魔力が足りずに、スキルが発動しなかったのではないかと推測される。
デリル・グレイゴールの魔力量が、少なすぎるのか…………。
──どうしよう?
魔力が足りないとか、想定外だ。
今からどうにかして、魔力を増やすしかない!!
────思い出せ。
魔力総量は先天的に決まっているが、努力して増やすことも出来たはずだ。
その為の、訓練方法は──
『魔力を限界まで使う。』
それを毎日続ければ、魔力総量を増やせたはずだ。
デリルはその努力を、全くしてこなかった。
だって、魔法とか得意じゃないし──
使おうとすると、疲れるから……。
じゃあ、仕方ないな。
どのみち今からでは、その方法で魔力総量を増加させるのは無理だ。
俺が殺されるのは今夜だから、それまでに増やす必要がある。
……う~ん、どうしたものか?
一縷の望みとして──
デリル・グレイゴールの魔力を、マックス(10)の状態に回復させてから、ラブ・アローを使用し、発動する事に賭けるか?
俺はスキル『予定表』が発動した後の、魔法力『9』の状態でラブ・アローを使って、不発に終わった。
──その後、鑑定を使用して、現在の魔力は『8』の状態にある。
魔力『9』では発動しなかったが、魔力『10』なら発動する可能性がある。
──ちゃんと検証したいが、夜まで時間がない。
魔力の自然回復は、一晩で全快すると言われている。
デリルは魔力量が少ないので、自然回復もその分遅い。
試し撃ちは出来ない。
ぶっつけ本番になるが、魔力を回復させてからやるしかないか――
俺は部屋のベットに寝っ転がって、魔力の回復を待つ。
正確な時間は分からないが、夜まで寝てれば回復してるだろう。
天井を見つめながらボーッとしていると、打開策を閃いた。
──そうだ!
魔力総量を増やすような、そんなスキルは無いか?
困ったときのスキル頼み──
俺は寝転びながら、習得可能なスキル一覧を閲覧する。
……これは、どうだ?
『魔力変換』
スキル・魔力変換
代償を支払い、自身の魔力を生成する。
生成される魔力は、支払った代償の価値に比例する。
──代償とは何だろう?
何でも良いのか?
──まあいい、とりあえず取ってみよう。
俺はスキル、魔力変換を10ポイントで獲得した。
「さて、何を魔力に変換するかな?」
部屋に常備されているメモ用の紙の束から、一枚の紙を取り出す。
これで試してみよう。
「魔力変換!!」
……。
…………。
しかし、何も起きなかった。
ステータスを鑑定で確認したが、魔力が7に減っている以外に特に変化はない。
どうやら、所有物を魔力に変えるような、そんな能力ではないようだ。
「――じゃあ、何なら代えれるんだ?」
……生き物?
メモ用紙は無機物だから、駄目だったとか──?
……何か違う気がする。
「──そもそも、魔力ってなんだ?」
魔法を使う為の、エネルギーだよな。
この世界では、魔力総量を大きくするため、『魔法を使い続ける』という訓練がある。──そして時間の経過とともに、魔力は自然回復する。
…………。
「時間、か……うーん、それで、いくか――──おっ、おおっ!!」
代償として差し出す物に、俺の時間──
デリルの『今朝の朝食の記憶』を指定して、スキル魔力変換を使用した。
すると、これまで感じたことのない、『魔力』が身体に漲る。
「これは、いけるぞ!!」
俺はさらに時間を代償にして、魔力を生成する。
記憶を指定して魔力変換を行うと、これまで積み重ねた記憶と肉体の成長が失われていくことになる。
──これを繰り返すと、自分の知識や技術が無くなっていってしまう。
自分の時間を、魔力に変換する。
それは、自分の過ごしてきた歳月と、その期間に培ってきた努力の結晶を代償にして、魔力へと変化させることだ。
──例えば、過酷な受験勉強の末に得た学力が、魔力と引き換えに無くなってしまうとしたら、『魔力変換』など使わないだろう。
幼少期からスポーツの練習を毎日してきた者が、魔力と引き換えにこれまで培った体格と技術を失うとしたら――
これまで努力を積み重ねてきたような者は、こんな能力は怖くて使えないだろう。
……だが、俺は使える。
問題は無い──
デリルには、無駄に積み重ねた時間が沢山ある。
──むしろ、無駄しかなかったと言っても、過言ではない。
この俺、デリル・グレイゴールには失って惜しむような、努力の結晶などありはしない。むしろ、若返った上に大量の魔力を獲得できたのだから、至れり尽くせりの棚から牡丹餅である。
「やったぜぇ!! ヘイ! ヘイ! イェ~イ!!」
あまりのラッキーに、可笑しなテンションになって、変な掛け声をかけてしまった。
──ちょっと落ち着こうか、デリル。
俺は一息ついてから、スキル・魔力変換を使い続けた。
デリル・グレイゴールが四十六歳まで、無駄に積み重ねてきた時間。
それをどんどんと、魔力に変換していく。
残しておきたい記憶など、ほとんど無い──
そうだ!
せっかくだから、前世の記憶も変換しておこう。
役に立つような知識もないしな……。
俺は前世の記憶を魔力に変換した、すると──
「うぉ、うおおぉ、うおおおおおおおおぅおうぉう!!!」
これまでとは、桁違いの魔力が生成された。
俺の身体に、溢れ出さんばかりの魔力が漲っている。
「すごいぞ!! まるで神にでもなったかのようだッ!!!!」
俺は興奮して叫んだ。
そして──
「……しまった」
失敗した。
調子に乗って夢中で、魔力変換を続けた結果──
俺の姿は、十歳くらいの少年の姿に変化していた。
俺の身体は、十歳くらいに若返っている。
流石に、やり過ぎだ。
──若返ったこと、それ自体は良い。
魔力を獲得できたのも、計画通りだ。
だが、この姿は……。
俺は部屋にある鏡の前に立って、自分の姿を確認する。
「完全に別人だ。誰も俺が『デリル』だとは分からないだろう……」
──それは、それで困る。
デリルという人物の人生に、なんの拘りも愛着もないが、全くの別人として、これからこの世界で生きていくというのも躊躇われる。
何しろ、デリルは権力者だ。
生活に不自由せず、贅沢な暮らしをずっとしてきた。
記憶の大半を失おうとも、それが板についている。
今更、貧乏暮らしなどしたくはない。
「何とかするスキルは──」
どうも困ったらスキルを探す癖がついてしまったが、他に頼れるものが何もないのだから仕方ない。
俺はスキル一覧を見つめ、確かめていく。
「これを、取得するか――」
『肉体変化』
スキル 肉体変化
肉体を自分のイメージする姿へと、変化させることが出来る。
──イメージが定かでないと、スキルは発動しない。
俺はスキル・肉体変化を取得して、身体を変化させた。
何とか肉体は取り繕えたが、記憶の殆どは無くしたままだ。
まあそっちは、仕方がないか──
前世の記憶は不要だったので、ほとんど魔力に変換したが──
今日一日の記憶は、ちゃんと残してある。
これで暗殺者を、迎え撃つことが出来るぜ!!
*************************
名前
デリル・グレイゴール
武力 50
知力 18
統率力 4
生命力 120/120
魔力 8899896 /8900000
カリスマ 0
スキル
予定表 限界突破 ラブ・アロー 鑑定 魔力変換 肉体変化
*************************
魔力が10から8へと減少していた。
──恐らくは、スキル『予定表』と『鑑定』を使用した際に、それぞれ魔力を1ずつ消費した結果だと思われる。
スキルは魔力を消費して、発動されるようだ。
──ラブ・アローは発動しなかった。
このことから、『ラブ・アロー』を使用する為の魔力が足りずに、スキルが発動しなかったのではないかと推測される。
デリル・グレイゴールの魔力量が、少なすぎるのか…………。
──どうしよう?
魔力が足りないとか、想定外だ。
今からどうにかして、魔力を増やすしかない!!
────思い出せ。
魔力総量は先天的に決まっているが、努力して増やすことも出来たはずだ。
その為の、訓練方法は──
『魔力を限界まで使う。』
それを毎日続ければ、魔力総量を増やせたはずだ。
デリルはその努力を、全くしてこなかった。
だって、魔法とか得意じゃないし──
使おうとすると、疲れるから……。
じゃあ、仕方ないな。
どのみち今からでは、その方法で魔力総量を増加させるのは無理だ。
俺が殺されるのは今夜だから、それまでに増やす必要がある。
……う~ん、どうしたものか?
一縷の望みとして──
デリル・グレイゴールの魔力を、マックス(10)の状態に回復させてから、ラブ・アローを使用し、発動する事に賭けるか?
俺はスキル『予定表』が発動した後の、魔法力『9』の状態でラブ・アローを使って、不発に終わった。
──その後、鑑定を使用して、現在の魔力は『8』の状態にある。
魔力『9』では発動しなかったが、魔力『10』なら発動する可能性がある。
──ちゃんと検証したいが、夜まで時間がない。
魔力の自然回復は、一晩で全快すると言われている。
デリルは魔力量が少ないので、自然回復もその分遅い。
試し撃ちは出来ない。
ぶっつけ本番になるが、魔力を回復させてからやるしかないか――
俺は部屋のベットに寝っ転がって、魔力の回復を待つ。
正確な時間は分からないが、夜まで寝てれば回復してるだろう。
天井を見つめながらボーッとしていると、打開策を閃いた。
──そうだ!
魔力総量を増やすような、そんなスキルは無いか?
困ったときのスキル頼み──
俺は寝転びながら、習得可能なスキル一覧を閲覧する。
……これは、どうだ?
『魔力変換』
スキル・魔力変換
代償を支払い、自身の魔力を生成する。
生成される魔力は、支払った代償の価値に比例する。
──代償とは何だろう?
何でも良いのか?
──まあいい、とりあえず取ってみよう。
俺はスキル、魔力変換を10ポイントで獲得した。
「さて、何を魔力に変換するかな?」
部屋に常備されているメモ用の紙の束から、一枚の紙を取り出す。
これで試してみよう。
「魔力変換!!」
……。
…………。
しかし、何も起きなかった。
ステータスを鑑定で確認したが、魔力が7に減っている以外に特に変化はない。
どうやら、所有物を魔力に変えるような、そんな能力ではないようだ。
「――じゃあ、何なら代えれるんだ?」
……生き物?
メモ用紙は無機物だから、駄目だったとか──?
……何か違う気がする。
「──そもそも、魔力ってなんだ?」
魔法を使う為の、エネルギーだよな。
この世界では、魔力総量を大きくするため、『魔法を使い続ける』という訓練がある。──そして時間の経過とともに、魔力は自然回復する。
…………。
「時間、か……うーん、それで、いくか――──おっ、おおっ!!」
代償として差し出す物に、俺の時間──
デリルの『今朝の朝食の記憶』を指定して、スキル魔力変換を使用した。
すると、これまで感じたことのない、『魔力』が身体に漲る。
「これは、いけるぞ!!」
俺はさらに時間を代償にして、魔力を生成する。
記憶を指定して魔力変換を行うと、これまで積み重ねた記憶と肉体の成長が失われていくことになる。
──これを繰り返すと、自分の知識や技術が無くなっていってしまう。
自分の時間を、魔力に変換する。
それは、自分の過ごしてきた歳月と、その期間に培ってきた努力の結晶を代償にして、魔力へと変化させることだ。
──例えば、過酷な受験勉強の末に得た学力が、魔力と引き換えに無くなってしまうとしたら、『魔力変換』など使わないだろう。
幼少期からスポーツの練習を毎日してきた者が、魔力と引き換えにこれまで培った体格と技術を失うとしたら――
これまで努力を積み重ねてきたような者は、こんな能力は怖くて使えないだろう。
……だが、俺は使える。
問題は無い──
デリルには、無駄に積み重ねた時間が沢山ある。
──むしろ、無駄しかなかったと言っても、過言ではない。
この俺、デリル・グレイゴールには失って惜しむような、努力の結晶などありはしない。むしろ、若返った上に大量の魔力を獲得できたのだから、至れり尽くせりの棚から牡丹餅である。
「やったぜぇ!! ヘイ! ヘイ! イェ~イ!!」
あまりのラッキーに、可笑しなテンションになって、変な掛け声をかけてしまった。
──ちょっと落ち着こうか、デリル。
俺は一息ついてから、スキル・魔力変換を使い続けた。
デリル・グレイゴールが四十六歳まで、無駄に積み重ねてきた時間。
それをどんどんと、魔力に変換していく。
残しておきたい記憶など、ほとんど無い──
そうだ!
せっかくだから、前世の記憶も変換しておこう。
役に立つような知識もないしな……。
俺は前世の記憶を魔力に変換した、すると──
「うぉ、うおおぉ、うおおおおおおおおぅおうぉう!!!」
これまでとは、桁違いの魔力が生成された。
俺の身体に、溢れ出さんばかりの魔力が漲っている。
「すごいぞ!! まるで神にでもなったかのようだッ!!!!」
俺は興奮して叫んだ。
そして──
「……しまった」
失敗した。
調子に乗って夢中で、魔力変換を続けた結果──
俺の姿は、十歳くらいの少年の姿に変化していた。
俺の身体は、十歳くらいに若返っている。
流石に、やり過ぎだ。
──若返ったこと、それ自体は良い。
魔力を獲得できたのも、計画通りだ。
だが、この姿は……。
俺は部屋にある鏡の前に立って、自分の姿を確認する。
「完全に別人だ。誰も俺が『デリル』だとは分からないだろう……」
──それは、それで困る。
デリルという人物の人生に、なんの拘りも愛着もないが、全くの別人として、これからこの世界で生きていくというのも躊躇われる。
何しろ、デリルは権力者だ。
生活に不自由せず、贅沢な暮らしをずっとしてきた。
記憶の大半を失おうとも、それが板についている。
今更、貧乏暮らしなどしたくはない。
「何とかするスキルは──」
どうも困ったらスキルを探す癖がついてしまったが、他に頼れるものが何もないのだから仕方ない。
俺はスキル一覧を見つめ、確かめていく。
「これを、取得するか――」
『肉体変化』
スキル 肉体変化
肉体を自分のイメージする姿へと、変化させることが出来る。
──イメージが定かでないと、スキルは発動しない。
俺はスキル・肉体変化を取得して、身体を変化させた。
何とか肉体は取り繕えたが、記憶の殆どは無くしたままだ。
まあそっちは、仕方がないか──
前世の記憶は不要だったので、ほとんど魔力に変換したが──
今日一日の記憶は、ちゃんと残してある。
これで暗殺者を、迎え撃つことが出来るぜ!!
*************************
名前
デリル・グレイゴール
武力 50
知力 18
統率力 4
生命力 120/120
魔力 8899896 /8900000
カリスマ 0
スキル
予定表 限界突破 ラブ・アロー 鑑定 魔力変換 肉体変化
*************************
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる