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ソフィア
女性の物と思われる破れたスカートと赤みがかったくすんだ金髪の髪が散乱しているのが見つかった、そうディバイン公爵家に報せが来たのはアメリアが屋敷を出て行った日の夜だった。
何故、そんな物だけでディバイン公爵家に連絡が来たのかしら、と疑問に思ったら破れたスカートというのが、ディバイン公爵家の侍女が着用する物で襟に公爵家の家紋が入っていたので、確認の為に憲兵が連絡を寄こしたのですって。
「あの女、ならず者にでも襲われたのかしら?」
ソフィアは憎々しげに呟いた。
異母姉のアメリアがディバイン公爵家から出て行ったのは昨夜の事だったらしい。
昨日、ガルバ伯爵の後妻として嫁ぐ事をお父様がアメリアに告げた。そしてその日の内に屋敷から逃げ出すなんてディバイン公爵家の誰も予想していなかった。
あの気が弱くすぐに涙を流すアメリアは、ディバイン公爵家の長女ではあったけれど、娘として、そして公爵令嬢として扱う者はこの家では誰も居なかった。
使用人にでさえ虐げられていたあの異母姉に、逃げ出す度胸があったなんて思ってもみなかった。どうせしくしくウジウジとして我慢をする事しか出来ないと思っていたのに。
しかも16歳になるまでの間、使用人として生活はしていたものの彼女にはお給金でさえ渡される事は無かった。
だから公爵家から逃げてどうするのだろうと思っていたらこんな事になるなんて、私の計画が丸潰れだわ!
それにしても今朝の事を思い出せば今でも腹が立つ。
いつまで経っても仕事場に現れないアメリアに業を煮やした使用人が彼女の部屋を訪れてもそこにアメリアの姿は無かった。机代わりであろう木箱の上には
ー 御免なさい。探さないで下さい。 アメリア ー
と書かれた紙切れが置いてあったそうだ。慌ててソフィアたちの前にやって来た使用人からその紙切れを受け取るとソフィアは驚くとともに内心は怒り狂った。
父や母も怒っていたが、ソフィアだけはそれとは違う怒りをアメリアに向けていた。
アメリアの残した書き置きには、父や母には分からない文字が書かれていた。
ー 誰がお前らの作った借金の為に嫁に行くもんか。バーカ!バーカ! ー
それはソフィアもよく知る日本語で書かれていたのだ。
アメリアの奴、私と同じ転生者だったのね!!
道理で私の知るアメリアとは性格が違った訳だ。いつもビクビクオドオドとしていたのは、虐められていた所為じゃない。
自分の未来を知っていて、最後は処刑される事実に怯えていたからだったんだ。
ソフィアが前世の記憶を思い出したのは、五歳の時、寝相の悪い彼女がベッドから落ちて頭をぶつけた時だった。
小さなたんこぶが出来ただけの事だったが、いつものソフィアならばギャン泣きしてその場に居なかった侍女の所為にしてクビにしていた事だろう。
けれどその時のソフィアは違った。落ちて出来たたんこぶは痛いことは痛いが、それよりも唐突に思い出した前世の記憶に圧倒されていた。床にペタンと座り込んだまま蘇ってくる記憶のある部分に気を取られていた。
ソフィア・ディバイン公爵令嬢。ディバイン公爵の後妻の娘。
そして異母姉アメリアに虐められていたヒロインだ。
そこまで思い出して、『ヒロインって何の?』とソフィアは首を傾げた。そうして次々と思い出していく記憶に気持ちはのめり込んでいく。
そして分かった事は、ソフィアの居るこの世界が乙女ゲームの世界だった事。そして前世のソフィアは日本という国の生まれでこのゲームを夢中になってプレイしていた事だった。
乙女ゲーム『星の数だけ愛されて』というゲームファンの間では通称『スタ☆ラブ』と呼ばれていたこのゲームは所謂逆ハーレムが売りだった。
ヒロインが6人の攻略対象者たちと交流し数々のイベントをこなして、最終的にヒロインへの好感度100パーセントになった者と結ばれてクリアすると、逆ハーレムルートが解放される。
そのルートでは今までの攻略対象者だけでなく、ゲームに登場していた男性キャラ全てが攻略対象者に変わるのだ。
しかもその攻略キャラは追加コンテンツで増えていく、という正に星の数の様に攻略対象者が居るのだ。その上、対象者を一人に絞る事なく無限に攻略出来る逆ハーレムを楽しめるのだ。
ゲームの中とは言え、複数の男たちから愛を囁かれチヤホヤされるのは実に気分の良いものだった。
ソフィアの前世の性格は大雑把で自分本位な性格だった。だからパッケージの裏面に書かれた内容に目を通すと、取説やリーフレットを読む事なくゲームを始めた。
時間の無駄だと、キャラを決めたら内容説明的な面倒な会話をするなどはさっさとスキップして物語を進めていった。
もしかしたら彼女が気付かないだけでシークレットキャラを登場させるイベントなども存在したのかもしれない。
けれど攻略対象者は星の数ほど居るのだ。一人や二人見逃していたって構いやしない。
そうやって前世の彼女は自分の好きな様にゲームを楽しんだ。そして今、そのゲームの世界の中に居る。しかもヒロインとして!
ゲームの中の自分が逆ハーで幸せそうなのを見て喜ぶんじゃなくて、実際に私が逆ハーを楽しめるんだよ?
私って人生勝ち組じゃない?サイコーよね。
そう思うと嬉しくて嬉しくて、ソフィアはベッドの上によじ登り、右手を天井に向かって高く突き上げて、笑いながら叫んでいた。
「私はソフィア・ディバイン公爵令嬢よ!全ての男に愛される女の子よ!」
およそ五歳児が言うにはらしくない言葉ではあるが、普段の彼女も五歳にして既に傲慢で高飛車な子どもであった。
彼女の奇行を目撃した侍女や使用人たちはいつもの事だとさほど気にも留めない。目撃した者の中にアメリアも居たのだが、彼女も『あの子、何なの?』と首を捻っただけだった。
ソフィアがこの世界のヒロインだと自覚してから最初に気づいた事は自分の母親の性格の悪さだった。前世の記憶が戻った今、実の母ではあるが近しい他人の様な感覚も覚えていた。
そうした目でキャロラインを見ると、アメリアを目の敵にして嫌味を言い嫌がらせを繰り返している母親は異常だなと思う。
普通、六歳の子ども相手にそこまでする?
客観的に見れば、自分の母親の行為に疑問が浮かぶ。虐げている側も虐げられている側もどちらもソフィアにとっては家族だ。けれど他人事のような気持ちしかないソフィアは異母姉を庇う事も母を止める事も無かった。
それより何よりソフィアには気になる事があった。ゲームの中ではアメリアはソフィアを憎み恋の邪魔をし復讐に燃える悪役令嬢の筈だ。
ゲームの中では後妻としてやってきたキャロラインと異母妹に激しく嫉妬し嫌がらせをし暴言を吐き散らしていたのがアメリアだ。
それに手を焼いた父が十六歳になった彼女をガルバ伯爵の後妻にとディバイン公爵家から追い出したのだ。
それなのに今のアメリアは暴言を吐くどころか、父からは居ない者として扱われ、キャロラインを筆頭にこの家の者たちから嫌がらせや虐めを受けているのだ。そして当の本人は言い返す事もなくただ謝罪を繰り返しながら泣くのみ。
お母様が虐め過ぎて気弱になってしまったのかしら。まぁ、三歳からそういう扱いを受ければそうなってもおかしくはないわね。
ソフィアはアメリアに同情する事はなかったし記憶が戻る前のソフィアもアメリアを何をしてもいい使用人だと思って母親の真似をする様に虐めていた。
碌な物を食べていないアメリアと毎日豪華な食事を取っているソフィアでは、一歳の差ではあっという間にソフィアの方が背を追い抜いて体格も良かった。
「でも、私はアメリアに憎まれなければいけないわ。」
ソフィアがポツリと呟いたのには理由がある。
十六歳になったアメリアは年老いたガルバ伯爵の後妻になる為に花嫁衣裳代わりの白いドレスを着て嫁いで行った。しかし、ガルバ伯爵にとって白いドレスというのは禁忌の代物であった。
見目の良さでは国内でも三本の指に入ると言われ、結婚するまではその容姿に群がる数多の女性と浮名を流しまくっていたガルバ伯爵は、運命の人に出会ってそれまでの全ての女性をあっさりと捨てた。
念願叶って運命の人と結婚し嫡男も生まれて幸せな日々を伯爵は送っていた。しかし、その幸せも長くは続かなかった。ある夜、夫婦で参加した夜会で、花嫁衣装の様な白いドレスを着た女性に妻が刺し殺されたのだ。犯人は伯爵が捨てた女の一人だった。
伯爵は犯人の女を激しく憎んだ。女が処刑されても憎しみは消えず、女性を、白いドレスを、強く憎む様になった。
愛する人が亡くなったのは己の所業ゆえと自分を責めるよりも他者を憎む方がずっと簡単だったからだ。
ガルバ伯爵は憎しみの吐け口として妻を殺した女に似た髪色や容姿の女性を見つけてきては使用人として雇い虐げていた。その中に貴族の女性が居ない事も醜聞が外に漏れ出ないのも伯爵に考える理性が残っていたからだろうか。だから対外的には『愛する妻に先立たれてまた元の女好きに戻ったのだろう。』と思われていた。
そしてこのガルバ伯爵のもとへノコノコと白いドレス姿でやって来たのがアメリアだった。アメリアはデビュタントで着る予定だった白いドレスを着て、彼の愛する妻を殺した赤い髪の女に似た赤みの強い金髪の少女だった。
伯爵はアメリアをひと目見て、今までの憎しみを全てぶつける事の出来る相手に出会えたと仄暗い喜びを感じた。何十年も抱え続けた憎しみを思う存分この少女にぶつけたら、この長い苦しみから抜け出せるのでは、とも考えた。
それからのアメリアの日々は生き地獄の様だった。白いドレスを憎んで居ながら、伯爵は毎日アメリアに白いドレスを着る事を強要する。その上で彼女を肉体的に精神的にも苦しめるのだ。
アメリアは『どうして私がこんな目に……。』と嘆き悲しむ毎日からやがて自分がこんな目に遭った原因はソフィアだ、と結論付けた。アメリアもまた他者を憎む事で己を守ったのだ。
アメリアは憎しみの中で『ソフィアに復讐する』という希望を見出すと、ガルバ伯爵の一人息子を誑かし味方につけた。そしてガルバ伯爵から爵位を奪い取るようにと彼を唆した。彼は母が亡くなった原因は父にある、としっかりと理解し父を憎んでいた。
そうしてガルバ伯爵を身一つで追い出す事に成功すると、今度は言葉巧みに『学園に編入したい。』と爵位を継いだ彼に嘆願した。『貴方の妻になるには教養が足りない。』と、そう言いくるめて。
勿論、目的は王都の学園に通っているソフィアに復讐する為だ。
そうしてアメリアは悪役令嬢になって返り咲き、再びソフィアの前に姿を現したのだった。
そう、これが『スタ☆ラブ』のメインストーリーの為に必要な悪役令嬢アメリアの裏事情だった。
アメリアはヒロインと攻略対象者を結びつける為に必要なスパイスであり、最後にはざまぁが用意されている物語に必要不可欠な生贄だった。
だから気の弱いままのアメリアではダメだとソフィアは思った。けれど今更アメリアの性格が変わる事は無いだろう。
あのキャロラインがアメリアに黙って暴言を吐かれるのをよしとしないだろうし、アメリアも暴言を吐く勇気を持ち合わせてもいないだろう。
ならば虐げ続けて心に不満を募らせる様に仕向けよう。確かガルバ伯爵は自分好みの女性を金にモノを言わせて連れ帰っていた筈だ。
アメリアが十六歳間近になると、、我が家の資金繰りが苦しいとの話を小耳に挟んだ。
これがゲームの強制力なのか。
アメリアを伯爵に売り飛ばす事で、公爵家は困窮から脱しアメリアは伯爵によって今まで以上に虐げられて復讐に燃える様になる。今がその時なのだ!
ソフィアは己の素晴らしい思いつきに、誰もが見惚れるような極上の笑みを浮かべる。そして父の居る名ばかりの執務室に向かった。
こうしてアメリアの嫁ぎ先がソフィアの思惑通りに決まったのだった。
「えぇ、えぇ。お姉様が頑張ればきっとガルバ伯爵様に愛されますわ。
嫁入りの際にはデビュタントで着るはずだった白いドレスを用意させますわ。きっとガルバ伯爵様はお姉様の可憐な姿にお喜びになるでしょう。」
さぁ、これで悪役令嬢アメリアの準備は整った。
後は一年後、王都の学園で悪役令嬢アメリアを待つだけだ。
そう、思っていたのにアメリアは逃げ出し、生死不明となってしまった。
大きな問題を一つ残して。
ガルバ伯爵からは既に支度金を受け取っている。そしてその殆どが返済とソフィアたちの衣装代に消えていた。
「一体、どうすれば良いのだ。」
ディバイン公爵が声を絞り出す様に言った。
「貴方っ?まさか大事なソフィアを代わりに、などとお考えでは無いでしょうね。」
母が甲高い声で叫ぶ。
「じょ、冗談じゃないわ。絶対に嫌よっ!」
「けれど返す金もないし五日後にはガルバ伯爵家から迎えが来るのだ。」
この口調ではディバイン公爵はソフィアを本当に代わりに差し出す可能性が高いとソフィアは察する。
私はこの世界のヒロインなのよ!
悪役令嬢の代役なんてするわけないじゃないっ!
ソフィアがギリギリと唇を噛んでいると、不意にある事を思い出した。
そうだっ!あの子が居るじゃない!
この屋敷にはアメリアの髪色に似た金髪とは言い難いうっすらと赤みを帯びた燻んだ髪の少女がいたじゃないか。
確か地味だが平民にしては容姿が整っていた筈だ。侍女たちが「愚図だ、ノロマだ」と言っていたあの使用人の名は……ソフィーだ!
あの娘を代わりに差し出せば良いじゃないか。ソフィーはこの屋敷でアメリアの様に虐められていたはずだ。
ならばアメリアと同じ様に公爵家を、私を恨むだろう。そうすればゲームは問題なくスタートするはずだ。名前の違いなんて誤差のようなものだ。何なら今日からアメリアと名乗らせればいい。
「お父様!私に良い考えがあります。
我が家の使用人のソフィーをアメリアの身代わりで嫁がせれば良いのです!
幸いソフィーはアメリアと背格好や髪色も似ています。私が嫁ぐよりはガルバ伯爵も満足してくださるはずですわ。」
ソフィアが弾んだ声で話せば、ディバイン公爵は一瞬戸惑ったような表情を浮かべた。
「それが宜しいですわっ!誰かっ、ソフィーをここに連れてきて頂戴。」
キャロラインも名案だとばかりに顔を輝かせて壁際に控えていた侍女に指示を出す。
「確かに……ディバイン公爵家の娘、としか伝えてはいなかったな。
名前を言わずに娘と言えば、相手が勝手にソフィアと勘違いして受けてくれる、と思っての事だったが、策に助けられたな。」
父の呟きにソフィアは密かに鼻で笑った。随分と姑息な手を使ったものだ。
だが確かにガルバ伯爵の事情を知らなければ、今まで社交界で聞いた事も無いアメリアの名前よりはディバイン公爵家の至宝と呼ばれるソフィアの名前の方が後妻の話を受けてくれやすいだろうし支度金も大きく引き出せると考えるのが自然だった。
しかし、アメリアが到着して騙されたと知った伯爵が訴えてくるとは思わなかったのだろうか?
ソフィーもディバイン公爵家に居た娘には違いないが、そんな屁理屈が貴族相手に通用すると思っているのだろうか?
まぁしかし、アメリアに似た髪色のソフィーも白いドレスで行けばたぶん気に入られるだろう。
こうしてガルバ伯爵の後妻の話も何とかなりディバイン公爵を始め皆は大きく安堵した。
「いい?使用人だったアンタをこの私がガルバ伯爵様の後妻に推薦してあげたのよ?私に感謝しなさい。
それとアンタの名前はアメリアだからね?忘れないで名乗りなさいよ。
きっと伯爵様はアンタを可愛がってくれるわ。そうしたら王都の学園にも通わせてくれるかも知れないわ。その時は学園では私が友達になってあげるわよ。」
そう言ってソフィアはソフィーを送り出した。ここまで言えばきっとソフィーは悪役令嬢となって私の前に現れるだろう。
今からゲームのスタートが待ち遠しい。まずはお約束の王太子を攻略して次は見事なシックスパックを持つ騎士団長の息子あたりを狙おうか。
実際に星の数ほどの男を相手にするのは疲れるから、まぁ、王宮に住まう男、働く男は全て攻略した男で埋まるぐらいで手を打とうかな。
ソフィアは一人満足そうに頷いて遠ざかる馬車を見送った。
果たしてそう上手く事は運ぶのか?
彼女はその性格故、多くの事を見落としていた。
『スタ☆ラブ』は本来、三人のキャラから自分がプレイする主人公を選ぶ事、そして選ばれなかったキャラが自動的に悪役令嬢キャラと親友キャラに設定されるという事を。
そして乙女ゲームの世界のようだが全てのキャラに自我があるこの世界で、ソフィア一人の思い通りに動くキャラなんているのかどうか。
そんな事さえ考えもせず、ソフィアはただ自分の思い描いた未来に思いを馳せていた。
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