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「えーと、ダニエル?」
「はい、何でしょう。ナサニエルさん」
約束の時間までずーとソワソワしていて、講義の内容なんて頭に入っていない。
広げたノートなんて意味をなさない線が引かれているだけで、文字なんてない。
食事だって喉を通らなくて、水分摂取もやっとな状態だった。
そして、待ち合わせ時刻30分前には胸を高鳴らせながらダニエルの到着を待ち、約束の時間10分前に来たダニエルの格好を見て首を傾けた。
「何でスーツ?さっきは私服だったよな?」
ライブってスーツで行くものだったっけ?
それなら格好を改めて来なきゃダメかもしれないなぁ。
今の俺、白いTシャツに黒のパンツだし。
「あぁ、これですか。少々仕事がありましてね。その兼ね合いで着用しているだけですからあまり気にしないでください」
「そうなのか?それなら良いんだが」
ダニエルは若くして会社を営み、様々な有名人と繋がりがあるらしい。
今回のチケットもその繋がりで譲り受けたものだとか。
日中は講義受けて、ライブにも行って、自分の会社の仕事までして凄い奴だよな。
俺なんて大学に通って、ニコラス様を見て幸せを感じて、週に何回かバイトで稼ぐぐらいしかしてないってのに。
「それより早く行きましょう。開場時間まであと1時間しかありませんから」
「はい、何でしょう。ナサニエルさん」
約束の時間までずーとソワソワしていて、講義の内容なんて頭に入っていない。
広げたノートなんて意味をなさない線が引かれているだけで、文字なんてない。
食事だって喉を通らなくて、水分摂取もやっとな状態だった。
そして、待ち合わせ時刻30分前には胸を高鳴らせながらダニエルの到着を待ち、約束の時間10分前に来たダニエルの格好を見て首を傾けた。
「何でスーツ?さっきは私服だったよな?」
ライブってスーツで行くものだったっけ?
それなら格好を改めて来なきゃダメかもしれないなぁ。
今の俺、白いTシャツに黒のパンツだし。
「あぁ、これですか。少々仕事がありましてね。その兼ね合いで着用しているだけですからあまり気にしないでください」
「そうなのか?それなら良いんだが」
ダニエルは若くして会社を営み、様々な有名人と繋がりがあるらしい。
今回のチケットもその繋がりで譲り受けたものだとか。
日中は講義受けて、ライブにも行って、自分の会社の仕事までして凄い奴だよな。
俺なんて大学に通って、ニコラス様を見て幸せを感じて、週に何回かバイトで稼ぐぐらいしかしてないってのに。
「それより早く行きましょう。開場時間まであと1時間しかありませんから」
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