絶対に間違えないから

mahiro

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厳重な監視下に置かれたシャルル陛下は、そう簡単には外に出れないそうだけれど、警戒するに越したことはないだろう。
そう思ってロン君の訓練は継続させ、リリが出掛けるときにはシュアかフェブリーに護衛をお願いしている。


「2人に給与とは払った方が良いものか…」


「それだけのことをしていただいてますからね」


「そうだよね」


ファミリアの言う通り、いくら衣食住を保証しているとはいえ給与は支払った方が良いだろうと思い2人に話してみたのだけれど。


「衣食住確保して貰えれば十分ですし、護衛とかは好きでやってることなんですから気にしないでください!」


と満面の笑みでフェブリーからは言われ。


「ルナ様のお側においていただけるだけで他は望みません」


とシュアには言われた。
2人とも欲が無さすぎじゃないか、と思うのと同時にシュアに関しては本当にそれで良いのか、とさえ思える。
私の側に居たって良いことないのに。


『そうだよな、お主の側にいたらあの悲劇が再び起こるかもしれないもんな』


そこにいるはずもないシャルル陛下の影のようなものが突然見え、言葉を発した。
シャルル陛下は魔力がないため、こんなことが出来るはずがないのにどうやって力を入手したのかと警戒する。
自分の周りに誰もいないことにまずはホッと息を吐き、影の前に立った。


「何処からその力を手に入れたのですか?シャルル陛下」
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