絶対に間違えないから

mahiro

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心配してくれる人がいるってこんなにも嬉しいのか。
それともシェアが言ったから嬉しいのか分からないけれど、何だろう、ものすごく心が温かいような気がする。


「………ごめん、あと、ありがとう」


「あ、いえ、すみません。出すぎた真似を。でも、今のは本心ですからね」


そう言って肩から手を離し、距離を取ったシェアの顔は少しだけ赤く見えた気がした。
何か恥ずかしがるようなことでもあっただろうか。


「そ、そういえば、シャルル陛下ざ操れる魔力についてなのですが、現状ですとここに閉じ込めた魔力だけとなりますので、これが元に戻らない限り魔力を使うことはできません」


「そう、ですね」


気まずくなったのか早口でそう言ったシェアに相槌を打つと、水晶玉を私に差し出してきた。
何で私に?
この水晶玉を壊せとかそういうこと?


「もとはルナ様の魔力ですし、回収されてはいかがですか?あっても、シャルル陛下が狙ってくるだけですし」


「確かに」


奪われる前にと水晶玉から早々と魔力を全て抜き取って、空となった水晶玉をシェアに返せば彼はホッと息を吐いていた。


「これでひとつ安心できましたね。あとは城にいるシャルル陛下がどうなるかですが」
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