物語なんかじゃない

mahiro

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「やぁ、フェルディナ。元気かい?」


小瓶に向かって、それも米粒に話しかける姿は実にシュールだ。
何も知らない人がこれを見たらどう思うことか。


「さっきも同じ問いかけされたんだけど」


そこに不機嫌丸出しの声が普通の音量で聞こえてきた。
まるでこの場で話しているかのようなそれに、思わず感動してしまう。


「そうだったね、ごめんごめん。実は今日もフェルディナに聞きたいことがあってね、内容が内容だからいつもと違う部屋で話をしているよ」


「聞きたいことって魔法石のことか?それとも仲間のこと?もしそうなら全部既に話したと思うけど」


「うーん、無関係ではないかな」
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