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もうメールが届いても見たくない
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「入学式で大体の奴らが皆俺の方を見てるのにお前だけ一人の生徒、それも男をじっと見てて、それも熱例な視線を向けてたら気付くだろ、普通」
「………そんな視線向けてました?オレ」
それはもう無意識としか言いようがないな。
中学の頃からずっとその視線を向けてたから、気付いた人も居たかもしれないな。
もしかしたら午前中の様子からして、宗方も気付いてたのかも。
だとしたら警戒されるのも分かる。
やっと直接警告できたって今頃ほっとしてる所か、もしかして。
あぁ、だとすると昨日のことがなくてもオレの株さもともと下がっていたということか。
何ということだ。
見ていただけなのに、それすらも近付けなくしている原因となるとは。
「向けてた」
「そっかぁ………てか、峯岸も好きな人男なの?すごい意外なんだけど。年上の彼女とか居そう」
「居たよ、前は。彼女と呼べるのかよく分からない存在だったけどな」
「今はフリーなわけだ」
「そ」
「ということは恋愛対象はもともとは女性で、今回好きになったのがたまたま男性ってことか?」
「そうなるな」
オレは初恋も今の恋もイコールだからな。
好きになったのが男だっただけだと思うけど。
別に女の子嫌いなわけじゃないし。
ただ、男女ともに『宮永』を越えるほど好きになれる人に出会えていないだけで。
「相手ってどんな奴だよ。格好良いの?」
「いや、可愛い。それも滅茶苦茶」
即レスかよ。
これは余程惚れてるな。
「女顔ってことか?」
「顔は確かに女顔だけど、必死に話そうとする仕草とか、泣きそうな顔とか、照れた顔とか全部可愛い」
おいおい、凄い惚れてるじゃん。
誰だこの男を骨抜きにした奴。
一回でも良いからその男の子を見てみたいわ。
「同じクラスか?」
「俺と同じクラス。親同士が付き合ってて、今度家族全員で一緒に住む予定」
まさかの好きな人と同じ屋根の下生活。
何だその羨ましい展開は。
オレなんて話したこともないのに、視線を向けていただけで警戒されてたんだぞ。
「わぁお、なんて素敵な展開!
そ、それでそのぉ、峯岸がオレに相談したいことってまさか恋愛関連?言っておくが、オは誰とも付き合ったことないから相談に乗れないと思うぞ」
「何言ってんだ。嫌がろうと相談に乗って貰うぞ。どうしたらあいつと付き合えるか一緒に考えろ」
「無理だから?!自分の恋愛だってろくに出来てないのに他の人の恋の協力とか出来るわけないだろ?!それにそういうのは第三者が出るより自分たちでどうにかした方が確実に良い。オレと峯岸が二人でコソコソしてる方が相手に疑われるとか思わないのか?!」
「俺とお前がどうにかなるわけないだろ。俺は好きな人に冷たく当たらないし、無茶なんて言わない」
「峯岸はそう思うだろうけど、相手からしてみたらどうか分からないだろ!」
「確かにな………」
それから峯岸は口を閉ざして悩み始めた。
「………なら、携帯でやり取りするか」
学校で話している姿を見られるよりかはマシか、と思い連絡先を交換した。
今思えば交換なんてしなければ良かったと非常に後悔している。
何故かというと、それから峯岸から送られてくる内容は全ていかに杉本葵という男の子が可愛いのか、という内容と二人の惚気話だった。
もう二人とも付き合ってしまえよ、と何度峯岸に言ったことか。
「………そんな視線向けてました?オレ」
それはもう無意識としか言いようがないな。
中学の頃からずっとその視線を向けてたから、気付いた人も居たかもしれないな。
もしかしたら午前中の様子からして、宗方も気付いてたのかも。
だとしたら警戒されるのも分かる。
やっと直接警告できたって今頃ほっとしてる所か、もしかして。
あぁ、だとすると昨日のことがなくてもオレの株さもともと下がっていたということか。
何ということだ。
見ていただけなのに、それすらも近付けなくしている原因となるとは。
「向けてた」
「そっかぁ………てか、峯岸も好きな人男なの?すごい意外なんだけど。年上の彼女とか居そう」
「居たよ、前は。彼女と呼べるのかよく分からない存在だったけどな」
「今はフリーなわけだ」
「そ」
「ということは恋愛対象はもともとは女性で、今回好きになったのがたまたま男性ってことか?」
「そうなるな」
オレは初恋も今の恋もイコールだからな。
好きになったのが男だっただけだと思うけど。
別に女の子嫌いなわけじゃないし。
ただ、男女ともに『宮永』を越えるほど好きになれる人に出会えていないだけで。
「相手ってどんな奴だよ。格好良いの?」
「いや、可愛い。それも滅茶苦茶」
即レスかよ。
これは余程惚れてるな。
「女顔ってことか?」
「顔は確かに女顔だけど、必死に話そうとする仕草とか、泣きそうな顔とか、照れた顔とか全部可愛い」
おいおい、凄い惚れてるじゃん。
誰だこの男を骨抜きにした奴。
一回でも良いからその男の子を見てみたいわ。
「同じクラスか?」
「俺と同じクラス。親同士が付き合ってて、今度家族全員で一緒に住む予定」
まさかの好きな人と同じ屋根の下生活。
何だその羨ましい展開は。
オレなんて話したこともないのに、視線を向けていただけで警戒されてたんだぞ。
「わぁお、なんて素敵な展開!
そ、それでそのぉ、峯岸がオレに相談したいことってまさか恋愛関連?言っておくが、オは誰とも付き合ったことないから相談に乗れないと思うぞ」
「何言ってんだ。嫌がろうと相談に乗って貰うぞ。どうしたらあいつと付き合えるか一緒に考えろ」
「無理だから?!自分の恋愛だってろくに出来てないのに他の人の恋の協力とか出来るわけないだろ?!それにそういうのは第三者が出るより自分たちでどうにかした方が確実に良い。オレと峯岸が二人でコソコソしてる方が相手に疑われるとか思わないのか?!」
「俺とお前がどうにかなるわけないだろ。俺は好きな人に冷たく当たらないし、無茶なんて言わない」
「峯岸はそう思うだろうけど、相手からしてみたらどうか分からないだろ!」
「確かにな………」
それから峯岸は口を閉ざして悩み始めた。
「………なら、携帯でやり取りするか」
学校で話している姿を見られるよりかはマシか、と思い連絡先を交換した。
今思えば交換なんてしなければ良かったと非常に後悔している。
何故かというと、それから峯岸から送られてくる内容は全ていかに杉本葵という男の子が可愛いのか、という内容と二人の惚気話だった。
もう二人とも付き合ってしまえよ、と何度峯岸に言ったことか。
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