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幸せな出来事かもしれない
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クラスで話すときも二人きりで話すことってないしなぁ。
宗方に呼び出されたときから出来るだけ宮永と会わないようにしていたし、その後も会うにしても極力回数を減らす努力はしてきたわけですよ。
「玖蕗栖?」
どうしたものかと悩んでいたらオレに気付いたらしい宮永から声を掛けられました。
え、話し掛けてくれるなんて夢にも思わなかったんですけど。
「あれ、宮永だ。どうした、こんなところで?」
「俺か?俺はこの通りに塾があってなぁ、その帰りだ」
あれ、普通に話せるな。
怖がられたりしてるようには見えないけど、宮永の反応って変わりにくいからよく分からないんだよなぁ。
いや、それよりオレと宮永が二人で話したのが宗方にバレたら次何を言われるか分からないな。
あまり話さない方が良いか?
「そうなのか。お疲れさま、気をつけて帰れよ!」
そう言ってオレは去ろうとしたのだけど。
「おう。玖蕗栖はバイトか?」
まさかの宮永からの問い掛けが。
え、こんなに会話繋がるの初めてなんだけど。
「そ、そうそう。その帰り道なんだよ」
どれをもう喜べば良いのか分からなくなったんですけど。
バイト帰りに宮永に会えたこと?
話し掛けられたこと?
話がいつもより続いてること?
どれも喜ぶ要素なんだけど、いや、そうなんだけども。
それを上回るほどの恐怖が2つあって、そっちの方が気になってしまう。
1つ目、オレと二人で話して宮永は怖くないのか?
2つ目、本日のことを宗方にバレたらバイト先変えろとか言われそう。
働き慣れたところだからなるべく変えたくないんだけど。
日夏をお迎えに行くのも距離的にちょうど良かったりするし。
「お疲れさん。何処でバイトしてるんだ?」
「そこの本屋。日夏の学校とか空手道場に近いからオレ的には良いんだよ」
「そうなのか。玖蕗栖は面倒見が良いな」
「そう、かな」
宮永に誉められて照れくらいな。
シスコンだのブラコンだの色々言われてきたりしたけど、面倒見が良いってなかなか同世代からは言われないかも。
「そう思うぜ、俺は」
「そ、そっか。そう言われると嬉しいな」
特に宮永に言われると。
他の人に言われても対して嬉しくないしな。
当たり前なことをしてるだけですけど何か?って思うだろうし。
「喜んで貰えて俺も嬉しいぜ」
え、え?何だか、今この瞬間がまさにオレにとっての人生最大の幸せなのかもしれないな。
宗方に呼び出されたときから出来るだけ宮永と会わないようにしていたし、その後も会うにしても極力回数を減らす努力はしてきたわけですよ。
「玖蕗栖?」
どうしたものかと悩んでいたらオレに気付いたらしい宮永から声を掛けられました。
え、話し掛けてくれるなんて夢にも思わなかったんですけど。
「あれ、宮永だ。どうした、こんなところで?」
「俺か?俺はこの通りに塾があってなぁ、その帰りだ」
あれ、普通に話せるな。
怖がられたりしてるようには見えないけど、宮永の反応って変わりにくいからよく分からないんだよなぁ。
いや、それよりオレと宮永が二人で話したのが宗方にバレたら次何を言われるか分からないな。
あまり話さない方が良いか?
「そうなのか。お疲れさま、気をつけて帰れよ!」
そう言ってオレは去ろうとしたのだけど。
「おう。玖蕗栖はバイトか?」
まさかの宮永からの問い掛けが。
え、こんなに会話繋がるの初めてなんだけど。
「そ、そうそう。その帰り道なんだよ」
どれをもう喜べば良いのか分からなくなったんですけど。
バイト帰りに宮永に会えたこと?
話し掛けられたこと?
話がいつもより続いてること?
どれも喜ぶ要素なんだけど、いや、そうなんだけども。
それを上回るほどの恐怖が2つあって、そっちの方が気になってしまう。
1つ目、オレと二人で話して宮永は怖くないのか?
2つ目、本日のことを宗方にバレたらバイト先変えろとか言われそう。
働き慣れたところだからなるべく変えたくないんだけど。
日夏をお迎えに行くのも距離的にちょうど良かったりするし。
「お疲れさん。何処でバイトしてるんだ?」
「そこの本屋。日夏の学校とか空手道場に近いからオレ的には良いんだよ」
「そうなのか。玖蕗栖は面倒見が良いな」
「そう、かな」
宮永に誉められて照れくらいな。
シスコンだのブラコンだの色々言われてきたりしたけど、面倒見が良いってなかなか同世代からは言われないかも。
「そう思うぜ、俺は」
「そ、そっか。そう言われると嬉しいな」
特に宮永に言われると。
他の人に言われても対して嬉しくないしな。
当たり前なことをしてるだけですけど何か?って思うだろうし。
「喜んで貰えて俺も嬉しいぜ」
え、え?何だか、今この瞬間がまさにオレにとっての人生最大の幸せなのかもしれないな。
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