悪役令嬢にそんなチートな能力を与えてはいけません!

入海月子

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真夏のジュリアン様③

 ジュリアン様は優しく笑って「上手にイけたね」と言う。そして、指を抜いて、あろうことかそれを舐めた。

「ジュリアン様、汚いわ!」

 驚いた私は、思わず彼の手を掴んでしまう。

「ルビーの味はおいしいよ?」

 平然とそんなことを言われて、顔が赤くなるのを感じた。
 なんかびっくりすることだらけなんだけど……。抱かれるってこういうことなのね。

「ジュリアン様、これで私は全部あなたのものになった?」

 これで終わったと思って聞くと、今度はジュリアン様が驚いた顔をした。
 綺麗な瞳がこぼれそうなほど見開かれる。

「まいったなぁ。そこまで知らないんだね」
 
 苦笑したジュリアン様は私の髪をなでる。
 
「なにも知らないのに、よく抱いてって言ったね。いや、知らないから言えたのか…?」

 ジュリアン様がつぶやく。
 そういえば、前世の私は大人の女性だったはずなのに、ゲームの記憶しかなくて、なにも知らなくて恥ずかしい。もっとなにか思い出せていたらよかったのに。
 羞恥に顔を赤らめる私を優しく見つめて、ジュリアン様が説明してくれる。

「まだ全然、準備段階なんだよ。僕のここを受け入れるための」

 そう言って、ジュリアン様は私の手を取り、自分の脚の間に導いた。そこには硬くて熱い棒みたいなものがあった。
 これを私の中に?
 そんなの入るのかしら? あぁ、だから、準備しているのね。

「見てみる?」

 初めて触ったものの感触に驚いていると、ジュリアン様がいたずらっぽく笑った。そして、服を脱ぎ捨てる。
 下穿きを脱いだジュリアン様の脚の間には赤黒いものがそそり立っていた。
 さっき触ったのはこれ? これが私の中に入るの? 本当に?
 目を見開いて、しげしげと眺めていると、ジュリアン様がふっと笑って、私にそれを握らせた。
 思ったより熱くて、ドクッドクッと脈打っている。ジュリアン様が手を添えて、上下に動かした。先端から透明な滴が出てくる。
 ジュリアン様はなにかを耐えるように眉を顰めていた。

「痛いんですか?」

 私が聞くと笑って、気持ちいいんだと言った。そして、今度は私の脚の間に擦りつけた。蜜をまとわせるように。

「あぁんっ」

 それが思いの外気持ちよくて、声をあげてしまう。また、とろりと脚の間からなにか出てくる。

「挿れるよ?」

 ジュリアン様がそう言って、硬いものをさっきの穴に宛てがう。彼がグッと腰を落とすと先っぽが中に入ってきた。

「んっ……」

 指とは違う圧迫感。私の中が広げられていく。と、すぐに引き裂かれるような痛みが始まった。
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