束縛彼女と行く異世界転生日記 〜異世界での地獄は俺にとって天国？！〜

第一章 解放

第1話 異世界転生

　視界が暗くなっていった。やっと死ねた。解放されるあの地獄の日々から、これで楽に……

視界が突然明るくなった

　「今まで本っっっっっっ当に申し訳なかった！！お主の人生を知っていて見ていたのにも関わらず何もしてあげられずすまなかった。」

　いきなり暗闇に声が響き渡った
　
　「え？なに？急に？」

　「慌てるのはそう無理はない私は神だ、信じられないかもしれないが紛れもない事実だ、お主の人生を救うことが出来ず申し訳なかった！何か願いがあれば聞き入れよう！！」

　「ふざけんなよ！！神とかどうとか知ったこっちゃ無いけどさ俺を救うことが出来なかったら？？何さもしてないのによく言うな！こんな人生になったのも俺がマッチングアプリするのが悪かったけどさ、せめて、せめて、家族ぐらいには…連絡したかった」

　「本当にすまない。そこでだが…何か願いがあれば聞き入れよう」

　「願い？願いって何だ？」

　「お主を救えなかった代わりと言っては何だがお主が欲しいものやして欲しいことをしようと思っての、ダメかの？」

　「そうか…別にダメじゃ無いそれに俺だって神様に当たるのは間違いだと思ってるからさ…」

　「そうか、ありがとう、それで願いの方はどうするのじゃ？」

　「本当に何でも聞いてくれるのか？」

　「わしに出来る範囲ならじゃが…」

　「だったら…もう一度人生をやり直したい！」

　「わかった、じゃが元の地球に転生することは出来んがいいかの？」

　「あぁ、むしろ地球の方が嫌だ…」

　「そうか…わかったでは、心の準備はいいかの？」

　「うん、大丈夫、色々ありがとな！また、会えたら今度はちゃんと礼するよ！」

　「フォフォフォそれは期待しておるぞ」

　今度の人生は前世より楽しむと同時に家族や身近な物に感謝しようと心に誓った、そして視界が暗くなっていった。

　:スキル精神攻撃耐性を取得しました

突然頭の中に響いてきた

　:スキル束縛耐性を取得しました
スキル精神攻撃耐性とスキル束縛耐性を混合し
　:EXスキル精神攻撃無効【常時発動】に進化しました

何だこの声は？！

　:スキル肉体攻撃耐性を取得しました

　:スキル痛覚鈍化を取得しました
スキル肉体攻撃耐性とスキル痛覚鈍化を混合し
　:スキルダメージ耐性【常時発動】を取得しました

それにさっきからスキルって一体…

　:スキル五感強化を取得しました

　:スキル感覚敏化を取得しました
スキル五感強化とスキル感覚敏化を混合し
　:スキル身体強化を取得しました

　:スキル逃亡術を取得しました

　:スキル解錠を取得しました
スキル逃亡術とスキル解錠を混合し
　:スキル逃亡者を取得しました

スキルってあのゲームとかのか？まさか魔法があるのか？！

　:スキル話術を取得しました

　:スキル探求を取得しました
スキル話術とスキル探求を混合し
　:EXスキル探究心を取得しました

　:スキル辞書を取得しました

　:スキル暗記を取得しました
スキル辞書とスキル暗記を混合し
　:EXスキル叡智を取得しました
またEXスキル探究心とEXスキル叡智を混合し
　:Lスキル傲慢を取得しました
※なお、現在のレベルでは使用不可能です






突然あの機械の音声ではなく人の声が聞こえてきた


　「$€￡^#^+<$€￡%$*\」

　:一定以上の条件を満たしたためスキルを入手します

 :スキル自動翻訳を取得しました

相変わらずの暗闇だが声は聞こえた

　「あぁ…生まれてきてくれた、よく頑張ったアイリス！流石私の愛おしい妻だ！ありがとう産んでくれて！」

　「本当に可愛くて愛おしい…そうだ！名前この子の名前はどうするの？ジル」

　「そうだなぁーうーんお、これなんかいいんじゃないか？アレス！アレスはどうだ？」

　「いいわねこの子の名前はアレス今日から健康に育ってね」

　目は見えていなくても伝わってくる愛情が、優しさが俺の体を包んでいく気がした。







　4ヶ月程が経過し目がはっきりと見えるようになった。
そして前世の記憶があるおかげで自分の環境が把握できた

　「ママーアレスだっこしていいー？このプニプニのほっぺが好きなのー」

　今俺のほっぺを触っているのは長女のアイリーンだ年齢は9歳だがもうすでに容姿端麗、成績優秀だそうだ。また、この家が貴族であり地位も侯爵ということで結婚の話が既に出ているらしい。

　「抱っこしてもいいけど気をつけてねー」

　そして母親のアイリス年は29と若くまた、とてもしっかりしていてここアグレシアム王国王都アグレシオンでもかなりの人気だ。

　「ただいまーアイリスー帰ったぞぉーお土産もあるぞー」

　今帰ってきたのは父親のジルだ。年は29とアイリスと同い年でありこちらもイケメンだ。また、侯爵にも関わらず冒険者をしていることからこちらも人気がある。

　「おかえりなさーい父上ーまた、剣技を教えて下さい！」

　今剣技を教えてくれと頼んでいたのは長男のオークスだ。オークスは7歳ながらに剣技にとてつもない才能がありすでに狩りに出かけたことがあるそうだ。

　「おかえりなさい父上、いつでもいいので僕が考えた領地運営の方法をどこか仲の良い領主様に頼んで実施してもらうことはできますか？」

　今領地の話をしていたのは次男のリオルだ。リオルは体が弱く病弱だったそうだがその代わりと言っては何だがとてつもない知能を有しているそうだ。

　そして最後に俺こと、アレスはこんな恵まれた環境に産まれることが出来神様に感謝していた。



家族構成

父　ジル・R・クロムウェル　男　29歳

母　アイリス・R・クロムウェル　女　29歳

長女　アイリーン・R・クロムウェル　女　9歳

長男　オークス・R・クロムウェル　男　7歳

次男　リオル・R・クロムウェル　男　5歳

次男（俺）アレス・R・クロムウェル　男　0歳




ステータス

名前:アレス・R・クロムウェル

性別:男　年齢:0歳　種族:人間　天職:？？？

レベル:1

魔力量:？？？　　　攻撃力:？？？　　　防御力:？？？

　俊敏:？？？　　　精神力:？？？　　　器用値:？？？

　　運:？？？　　　経験値:？？？　　　　加護:？？？

スキル

EXスキル精神攻撃無効【常時発動】Lv1

スキルダメージ耐性【常時発動】Lv1

スキル身体強化Lv1

スキル逃亡者Lv1

Lスキル傲慢Lv1

スキル自動翻訳【常時発動】Lv1