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変な恰好!
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テレビコマーシャルのジャイブメンはアメコミヒーローみたいで格好いい! でも目の前にいるのは・・・佳織はなにかが不満だとご立腹の様子だった。
「エッチよ! いやらしいわよ! それよりもイメージぶち壊し! あんなの!」
なにがぶち壊しだというのか分からないけど、彼女からすれば何かが違うようだった。その違う事は何かは分からなかった。そうしているうちに原付バイクに乗った警察官が、そのゼンタイ男の前に停車し職務質問を始めた。その男の表情は分かるはずもなかった、顔は見えないから。結構長い時間話をしていたようだけど、進展はなさそうだった。
「ほうらね、変質者扱いだわお巡りさんも。あんな恰好で歩いたら変態よ! あんなブヨブヨの体形でぴったりしたスーツを着るなんて、頭変よ!」
佳織はそういいながらも、職務質問をされている変な恰好の男をずっと見ていた、そういうわたしも一緒にみていたけど。
「ねえ、まどか?」
「なあに?」
「まどかはどう思う、あの衣装を?」
「衣装? どうして聞くの?」
「いや、あれをねえ・・・」
奥歯に物が詰まったかのような感じになって尻積もりになったとき、ゼンタイ男と警官の後ろから中年の背格好の良い女の人が近づいてきた。そして警官に何かをいうとすぐ解放された。その様子に私たち二人は不思議な想いになった。
「エッチよ! いやらしいわよ! それよりもイメージぶち壊し! あんなの!」
なにがぶち壊しだというのか分からないけど、彼女からすれば何かが違うようだった。その違う事は何かは分からなかった。そうしているうちに原付バイクに乗った警察官が、そのゼンタイ男の前に停車し職務質問を始めた。その男の表情は分かるはずもなかった、顔は見えないから。結構長い時間話をしていたようだけど、進展はなさそうだった。
「ほうらね、変質者扱いだわお巡りさんも。あんな恰好で歩いたら変態よ! あんなブヨブヨの体形でぴったりしたスーツを着るなんて、頭変よ!」
佳織はそういいながらも、職務質問をされている変な恰好の男をずっと見ていた、そういうわたしも一緒にみていたけど。
「ねえ、まどか?」
「なあに?」
「まどかはどう思う、あの衣装を?」
「衣装? どうして聞くの?」
「いや、あれをねえ・・・」
奥歯に物が詰まったかのような感じになって尻積もりになったとき、ゼンタイ男と警官の後ろから中年の背格好の良い女の人が近づいてきた。そして警官に何かをいうとすぐ解放された。その様子に私たち二人は不思議な想いになった。
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