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(3)切手に関するエトセトラ(平成編)

平成は30年の切手における変化

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 この平成時代という時代、切手は大きく変わったといえる。切手を集めている者が減り、切手を発行するのが郵政省から郵政事業庁、日本郵政公社を経て日本郵政グループと変わった。また、一方で手紙がメールに置き換わったので昔ほど郵便を使わない。使うとすればネットオークションの発送に使うぐらいだ。だから切手は需要がなくなったはずだ。

 し・か・し、切手を発行する種類は増え続けている。毎年300種類前後も出すので最早全て買うのは難しいし、第一そこまでお金をかけれなくなっている。それを確認するには郵便局の窓口に行けばいい。常時100種類ぐらいは売っているから。

 何故そんなことになったかというと、1シート10枚は別の種類になったからだ。しかも発行頻度が多くなり、酷い月には全部買うと五千円を超えるというのも珍しくはないのだ。



 画像の切手は日本のアニメシリーズを切手にしたもので、題材は赤毛のアンである。切手の発行は2008年であるが、もう十年以上前から乱発は続いているのである。このように1シートの切手全てが柄が違うので、コンプリートしたいならシートで買わないといけないのだ、毎回!

 こんなシートをだされたら、もうお手上げだ! さすがに子供に切手収集の趣味を教えるわけにはいかない。まあ子供は小生にはいないけども。大人ですら手に負えないのを子供が集めだしたら、とんでもない事になりそうだ。
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