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(4)弘樹の美少女マスク体験!
志桜里への想い
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弘樹は志桜里らが乗ったステーションワゴンを見送りながら自分がさっき言った事が恥ずかしくなっていた。元カノの美少女着ぐるみ姿みたさに自分も同じように美少女着ぐるみの内臓になる事を約束してしまったからだ。まあ、好きな被写体であるし興味がないわけではないけど、俺は男なんだから・・・
そのため会場から帰る人混みが無くなるまで駅近くのラーメン屋で食事することにした。そこで時間つぶししはじめたのだ。弘樹はラーメンをすすり漫画本を読みながら高校時代の事を思い出していた。志桜里と恋人同士だった時の事を。
恋人になったのは志桜里が瀕死で長期の療養生活を送っていた時だった。志桜里は結局高校を一年遅れで卒業したので、同窓生になったけど誕生日は二か月しか違わないので、ほぼ同じ歳だ。だから同じように成長して同じように・・・まあ、男女の関係にはならなかったけど。
弘樹は志桜里と一緒の時間を過ごしてきたと思っていたけど、会わなかった数か月ですっかり綺麗になっていたのに驚いた。まあ、女はちょっとの間に変わるものだというが。まさか着ぐるみ美少女、しかも百合百合なヒロインの片割れの基美をしているとは想像も出来なかった。
そう考えていたら基美いや志桜里からメールがスマホに届いていた。それで画面をみるとこう書いていた。
”さっき、ごめんね。あまり話が出来なくって。でも会えてうれしかったよ本当よ。今度、一緒に私と楽しみましょうね”
弘樹は志桜里が何を楽しみましょうねと言っているのか見当がつかないだろうにと思っていたが、さっきの成海のおばさんが言っていたことを思いだした。”ちょっとエッチなことになるかもしれんから” それってまさか基美と真里亜が百合百合するってこと? そういうことは自分が内臓になるのは真里亜ってことなのか?
そう思うと弘樹は恥ずかしくなってしまった。美少女着ぐるみの内臓になってやることはエッチすること・・・しかも幼馴染で元カノと・・・
でも、それはそれでいいかもしれないとも思っていた。志桜里となら一緒になりたかったのだから・・・
実は弘樹は経験済みだった。そうしたもの志桜里と無理やり別れさせられてむしゃくしゃして行きずりなるままに遊びで関係をもってしまったからだ。もっとも、そんな志桜里の代償としてのかりそめの彼女との関係などはあっという間に終わってしまったが。
そんな志桜里の事を思っていると、成海のほうからもメールが来ていた。
そのため会場から帰る人混みが無くなるまで駅近くのラーメン屋で食事することにした。そこで時間つぶししはじめたのだ。弘樹はラーメンをすすり漫画本を読みながら高校時代の事を思い出していた。志桜里と恋人同士だった時の事を。
恋人になったのは志桜里が瀕死で長期の療養生活を送っていた時だった。志桜里は結局高校を一年遅れで卒業したので、同窓生になったけど誕生日は二か月しか違わないので、ほぼ同じ歳だ。だから同じように成長して同じように・・・まあ、男女の関係にはならなかったけど。
弘樹は志桜里と一緒の時間を過ごしてきたと思っていたけど、会わなかった数か月ですっかり綺麗になっていたのに驚いた。まあ、女はちょっとの間に変わるものだというが。まさか着ぐるみ美少女、しかも百合百合なヒロインの片割れの基美をしているとは想像も出来なかった。
そう考えていたら基美いや志桜里からメールがスマホに届いていた。それで画面をみるとこう書いていた。
”さっき、ごめんね。あまり話が出来なくって。でも会えてうれしかったよ本当よ。今度、一緒に私と楽しみましょうね”
弘樹は志桜里が何を楽しみましょうねと言っているのか見当がつかないだろうにと思っていたが、さっきの成海のおばさんが言っていたことを思いだした。”ちょっとエッチなことになるかもしれんから” それってまさか基美と真里亜が百合百合するってこと? そういうことは自分が内臓になるのは真里亜ってことなのか?
そう思うと弘樹は恥ずかしくなってしまった。美少女着ぐるみの内臓になってやることはエッチすること・・・しかも幼馴染で元カノと・・・
でも、それはそれでいいかもしれないとも思っていた。志桜里となら一緒になりたかったのだから・・・
実は弘樹は経験済みだった。そうしたもの志桜里と無理やり別れさせられてむしゃくしゃして行きずりなるままに遊びで関係をもってしまったからだ。もっとも、そんな志桜里の代償としてのかりそめの彼女との関係などはあっという間に終わってしまったが。
そんな志桜里の事を思っていると、成海のほうからもメールが来ていた。
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