5 / 36
序章・初期化
全身脱毛しないでよ!
しおりを挟む
しばらくわたしはよく判らない液体の中に漬けられていた。少し茶色い液体だったので、まるで鉄火丼を作るために漬けられたマグロの切り身を連想してしまった。
その時、わたしのお腹はすいていた。そういえばハダカにされて何時間たっているのだろう? 家を出る前に少し食事したはずなのに・・・今は昼、それとも夕方? もう時間の概念が無くなっていた。
この時、わたしは恐ろしい事に気付いた。全身の毛という毛が抜けてしまったのだ! この液体は脱毛作用があるようだった。そういえばわたしの目には外せない水中眼鏡みたいなものがはめ込まれていた。この液体は身体にとって有害なものかも知れないと思うと、わたしは恐怖で身体が震えたが、それよりも大事な事があった。
「やい! 八郎丸匡! わたしが中学から伸ばしていた黒髪が無くなったじゃないのよ! 尼さんのコスプレをするんじゃないでしょ! それにわたしのアソコの毛も無くなったじゃないのよ! どうしてくれるのよ!」
すると、スピーカーから匡の声が流れてきた。どうも匡はわたしの全身の脱毛が終わるのを待っていたようだった。
「これから君を人形の素材にするから、必要の無い毛を無くしてもらっただけさ。これから君をお人形さんに加工するからね。そしたら髪の毛なんか復活するさ! 人形の髪の毛だけどな!」
なんてことなんだろう。わたしは人形製造の素材でしかないようだった。わたしは生まれたばかりの姿で泣き叫ぶしか術が無かった・・・
その時、わたしのお腹はすいていた。そういえばハダカにされて何時間たっているのだろう? 家を出る前に少し食事したはずなのに・・・今は昼、それとも夕方? もう時間の概念が無くなっていた。
この時、わたしは恐ろしい事に気付いた。全身の毛という毛が抜けてしまったのだ! この液体は脱毛作用があるようだった。そういえばわたしの目には外せない水中眼鏡みたいなものがはめ込まれていた。この液体は身体にとって有害なものかも知れないと思うと、わたしは恐怖で身体が震えたが、それよりも大事な事があった。
「やい! 八郎丸匡! わたしが中学から伸ばしていた黒髪が無くなったじゃないのよ! 尼さんのコスプレをするんじゃないでしょ! それにわたしのアソコの毛も無くなったじゃないのよ! どうしてくれるのよ!」
すると、スピーカーから匡の声が流れてきた。どうも匡はわたしの全身の脱毛が終わるのを待っていたようだった。
「これから君を人形の素材にするから、必要の無い毛を無くしてもらっただけさ。これから君をお人形さんに加工するからね。そしたら髪の毛なんか復活するさ! 人形の髪の毛だけどな!」
なんてことなんだろう。わたしは人形製造の素材でしかないようだった。わたしは生まれたばかりの姿で泣き叫ぶしか術が無かった・・・
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる