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ヌシラタミのお姫様
【桃って】知識チートで答えを教えてくれ【邪気祓うんだろ?】6
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261:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
うえ、なんだここ
262:魔女
おや、意外と早かったね
263:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
とりあえず説明!
もう、何がなんだかわからん
264:魔女
わかったわかった
えっと、まずなんで五年前だったのか?
から説明するよ
265:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
五年前?
266:魔女
そ、そもそもは五年前の怪異から始まってる
いや、正確には、五年前に古城が発見された時から始まったんだ
で、これ妙だと思わない?
267:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
妙?
268:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
別に古城が発見されるのは、たしかに珍しいことではあるけど
そんな変なことでもないと思うけど
269:魔女
なんで、古城が発見されるまで人死にが出なかったのか?
いや、全く出なかったわけじゃないんだけど
ここまでじゃなかった
チャーチヒルが、心霊スポットになったのは、そう認知されたのは
五年前なんだよ
270:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え
271:魔女
それまでも、たしかに曰く付きの場所ではあったんだけど
それは、地元の人だけが知る心霊スポットだった
つまりは、物凄くマイナーな場所だったってわけ
だって、ここ元々山菜を取りに地元の人が足を運んでた私有地だしね
で、ここを所有してるのが、えるふ騎士ね
レジナちゃん亡きあと、所謂地主だった騎士が土地の価格が暴落して、でも誰も欲しがらないこの土地を手に入れた
何しろ領主一家の不幸があった場所だしね
当時は、いろいろ杜撰だったし
管理や土地の所有者の権利が宙ぶらりんになる、なんてのもわりとよくある話だったし
それくらい適当だった
で、五年前までは基本、何事もなく平和な場所だった
272:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
平和って、さっきの墓の画像は何なんだよ?
273:えるふ騎士
あれは、共同墓地です
七百年前に火事で亡くなった方の
共同墓地の上に城が建てられたのです
ただ、どうしてそこに城を建てたのかはわかりません
城を解体して、これは判明したことなので
ただ、墓を潰さずに覆う形で城は建てられていました
274:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
えー、これってあからさまな封印じゃねーですか
275:魔女
レジナちゃんが亡くなったあと、えるふ騎士は石碑を築いて
ここに小さな仮想空間を作った
亜空間でも、なんでも良いけど
たぶん、仮想空間が説明しやすいから、この表記でいく
で、この仮想空間でえるふ騎士は何度もこの事件を解こうとした
誤算だったのが、術式が複雑すぎてバグが多かったことと
森には【本物】が徘徊していたこと
そして、五年前、この結界というが術式を解いてしまったバカがいたこと
そのバカは運が無さすぎた、本物に殺されたから
276:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、まって、ちょっと待って
本物?
バカ?
277:魔女
結界の中での現象の話は後にするとして
うん、そこから話すわ
まず、えるふ騎士の行ってたことと、怪異はほぼ別物だと思って貰えたらいいかな
怪異の原因である首狩りお化けは、“いる”よ
もう、ね、妖怪だと思った方がいい
それもかなり古い
森での殺害はこれの犯行でほぼ間違いない
活動時間は、黄昏時から深夜だったから五年前までほとんど実害はなかったみたい
今から五年前。
とあるバカが、この森に探検に来た。
そこで、石碑に落書きをして術式を歪ませた。
それによってバグが大きくなって、影響が本物にも出た
城が発見されたのは、それが原因
仮想空間の中の、偽物が現実に出てきた
いや、違うか、現実と幻想の境が曖昧になりすぎた
前スレでのレジナちゃんの画像
あれ、たぶん見てる人の願望によってゾンビに見えたり、幽霊に見えたり、あるいは全く見えなかった人もいると思うんだ
ここはね、ある種の夢の世界なんだよ
あまりにあやふやで、現実と幻想が入り交じって本物になった世界での出来事
首狩りお化けは、いる、し私は彼女に同情してる
278:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、でも、じゃあ神殿さん達は?
あの人達はどこに
279:魔女
仮想空間にいるはず
ただ、厄介なことに仮想空間には首狩りお化けもいるし、城での惨劇の黒幕もいるし、記憶が改ざんされる
何より、あの仮想空間はより強い願望を反映するように出来てる
願望はより純粋であればあるほど、叶いやすい
その願望の主を見つけ出して夢から覚まさせるしかない
280:魔女
まぁ、対妖怪兵器、対首狩りお化け兵器としてピンクゴリラを投入なんだけど
281:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
うーん、それもわかんないな
282:魔女
あ、あともう1つ
怪異が広がったのは、皆のせいってのも忘れずに
わからなければ、考えてみて
283:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
わからん
284:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
俺も、わからん
285:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
でも、それならピンクゴリラも条件が一緒なんじゃ
286:魔女
ピンクゴリラはね、特異点だから
それに左右されない
一応、アリアドネの糸くらいは命綱代わりに持たせてあるし
287:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
存在がチートだったか
288:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
大愚よりもチートだったか
289:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
えるふ騎士は、でもいいの?
仮想空間、作った世界のお姫様と会わなくて
290:えるふ騎士
違うんです
会わないんじゃない
会えないんです
この数百年、試行錯誤して何度も仮想空間に入りました
でも、どんなに願っても私は姫様に会えなかったんです
291:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
会えなかった?
292:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、おかしくない?
だって願いを反映するように作ったんでしょ?
なら
293:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
仮想空間の神様って、えるふ騎士になるんじゃ
なんで会えないんだ?
294:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
レジナちゃんは、城の外に出てたから少なくとも願望を反映させる機能はあるだろうし
295:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
なぁ、えるふ騎士
お前、本当に恋人に会いたいのか?
296:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
ん?
297:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
どゆこと?
298:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
いや、簡単なことだろ
えるふ騎士が心か頭のどっかで会いたくないと思ってるから
仮想空間の中でもそれが反映されて、会えてないんじゃね?
って話
299:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
あ、なるほどー
300:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
でもさー、そうすると今の仮想空間の中で一番願望を反映させてる人がいるわけでしょ?
それ誰なんだろ?
うえ、なんだここ
262:魔女
おや、意外と早かったね
263:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
とりあえず説明!
もう、何がなんだかわからん
264:魔女
わかったわかった
えっと、まずなんで五年前だったのか?
から説明するよ
265:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
五年前?
266:魔女
そ、そもそもは五年前の怪異から始まってる
いや、正確には、五年前に古城が発見された時から始まったんだ
で、これ妙だと思わない?
267:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
妙?
268:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
別に古城が発見されるのは、たしかに珍しいことではあるけど
そんな変なことでもないと思うけど
269:魔女
なんで、古城が発見されるまで人死にが出なかったのか?
いや、全く出なかったわけじゃないんだけど
ここまでじゃなかった
チャーチヒルが、心霊スポットになったのは、そう認知されたのは
五年前なんだよ
270:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え
271:魔女
それまでも、たしかに曰く付きの場所ではあったんだけど
それは、地元の人だけが知る心霊スポットだった
つまりは、物凄くマイナーな場所だったってわけ
だって、ここ元々山菜を取りに地元の人が足を運んでた私有地だしね
で、ここを所有してるのが、えるふ騎士ね
レジナちゃん亡きあと、所謂地主だった騎士が土地の価格が暴落して、でも誰も欲しがらないこの土地を手に入れた
何しろ領主一家の不幸があった場所だしね
当時は、いろいろ杜撰だったし
管理や土地の所有者の権利が宙ぶらりんになる、なんてのもわりとよくある話だったし
それくらい適当だった
で、五年前までは基本、何事もなく平和な場所だった
272:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
平和って、さっきの墓の画像は何なんだよ?
273:えるふ騎士
あれは、共同墓地です
七百年前に火事で亡くなった方の
共同墓地の上に城が建てられたのです
ただ、どうしてそこに城を建てたのかはわかりません
城を解体して、これは判明したことなので
ただ、墓を潰さずに覆う形で城は建てられていました
274:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
えー、これってあからさまな封印じゃねーですか
275:魔女
レジナちゃんが亡くなったあと、えるふ騎士は石碑を築いて
ここに小さな仮想空間を作った
亜空間でも、なんでも良いけど
たぶん、仮想空間が説明しやすいから、この表記でいく
で、この仮想空間でえるふ騎士は何度もこの事件を解こうとした
誤算だったのが、術式が複雑すぎてバグが多かったことと
森には【本物】が徘徊していたこと
そして、五年前、この結界というが術式を解いてしまったバカがいたこと
そのバカは運が無さすぎた、本物に殺されたから
276:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、まって、ちょっと待って
本物?
バカ?
277:魔女
結界の中での現象の話は後にするとして
うん、そこから話すわ
まず、えるふ騎士の行ってたことと、怪異はほぼ別物だと思って貰えたらいいかな
怪異の原因である首狩りお化けは、“いる”よ
もう、ね、妖怪だと思った方がいい
それもかなり古い
森での殺害はこれの犯行でほぼ間違いない
活動時間は、黄昏時から深夜だったから五年前までほとんど実害はなかったみたい
今から五年前。
とあるバカが、この森に探検に来た。
そこで、石碑に落書きをして術式を歪ませた。
それによってバグが大きくなって、影響が本物にも出た
城が発見されたのは、それが原因
仮想空間の中の、偽物が現実に出てきた
いや、違うか、現実と幻想の境が曖昧になりすぎた
前スレでのレジナちゃんの画像
あれ、たぶん見てる人の願望によってゾンビに見えたり、幽霊に見えたり、あるいは全く見えなかった人もいると思うんだ
ここはね、ある種の夢の世界なんだよ
あまりにあやふやで、現実と幻想が入り交じって本物になった世界での出来事
首狩りお化けは、いる、し私は彼女に同情してる
278:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、でも、じゃあ神殿さん達は?
あの人達はどこに
279:魔女
仮想空間にいるはず
ただ、厄介なことに仮想空間には首狩りお化けもいるし、城での惨劇の黒幕もいるし、記憶が改ざんされる
何より、あの仮想空間はより強い願望を反映するように出来てる
願望はより純粋であればあるほど、叶いやすい
その願望の主を見つけ出して夢から覚まさせるしかない
280:魔女
まぁ、対妖怪兵器、対首狩りお化け兵器としてピンクゴリラを投入なんだけど
281:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
うーん、それもわかんないな
282:魔女
あ、あともう1つ
怪異が広がったのは、皆のせいってのも忘れずに
わからなければ、考えてみて
283:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
わからん
284:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
俺も、わからん
285:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
でも、それならピンクゴリラも条件が一緒なんじゃ
286:魔女
ピンクゴリラはね、特異点だから
それに左右されない
一応、アリアドネの糸くらいは命綱代わりに持たせてあるし
287:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
存在がチートだったか
288:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
大愚よりもチートだったか
289:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
えるふ騎士は、でもいいの?
仮想空間、作った世界のお姫様と会わなくて
290:えるふ騎士
違うんです
会わないんじゃない
会えないんです
この数百年、試行錯誤して何度も仮想空間に入りました
でも、どんなに願っても私は姫様に会えなかったんです
291:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
会えなかった?
292:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
え、おかしくない?
だって願いを反映するように作ったんでしょ?
なら
293:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
仮想空間の神様って、えるふ騎士になるんじゃ
なんで会えないんだ?
294:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
レジナちゃんは、城の外に出てたから少なくとも願望を反映させる機能はあるだろうし
295:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
なぁ、えるふ騎士
お前、本当に恋人に会いたいのか?
296:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
ん?
297:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
どゆこと?
298:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
いや、簡単なことだろ
えるふ騎士が心か頭のどっかで会いたくないと思ってるから
仮想空間の中でもそれが反映されて、会えてないんじゃね?
って話
299:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
あ、なるほどー
300:以下、名無しにかわりまして迷探偵がお送りします
でもさー、そうすると今の仮想空間の中で一番願望を反映させてる人がいるわけでしょ?
それ誰なんだろ?
応援ありがとうございます!
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