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「んぁあッ! はぁあッ、あぁああ!」
 悦い啼き声だ、と、芳樹は青葉の甘い叫びを耳に心地よく聴きながら、余韻に浸った。
 長く、たっぷりと解き放つ。
 芳樹が体から離れる前に、青葉はぐったりと力尽きてしまった。
 はぁはぁと息を切らせ、細かく震えている。
 芳樹はできるだけ優しく、そっとその温かな体内から引き抜いた。
 収まりきれなかった白濁の体液が、とろりと流れ出す。
 脱力して動けない青葉のために、ウェットティッシュで丁寧に拭き取ってあげた。
「悦かったよ、青葉」
 青葉は、ぼんやりと芳樹の言葉を聞いていた。
 優しい声。優しい言葉。
 ぼんやりと聞いてはいたが、心にはしっかりと届いていた。
 長い腕が、広い胸が、青葉を包み込む。
 事後のけだるいひとときを、二人でゆっくりと味わった。
 その愛の悦びを、噛みしめ合った。
(あ、でも。忘れないようにしなきゃ。ハロウィンのアイデア……)
 うとうとしながらも、青葉は頭の中で閃いた考えを繰り返し復唱していた。


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