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しおりを挟む唾液で充分潤った芳樹のペニスを、青葉はだんだん喉の奥まで入れていった。
ゆっくりていねいに抜き差しをし、温かく柔らかな口の奥の奥までいざなう。
「青葉、苦しかったら止めてもいいから」
「……んっ、ふ。ぅん、んっ、く」
「青葉。あぁ、悦いよ、青葉」
切ない声と気持ちのよい喉奥の締め付けに、芳樹はすっかり参ってしまった。
フェラを施してもらうのは、初めてではない。
初心者の青葉より、テクニックのある恋人と付き合ったこともある。
だが、青葉の行為は芳樹を燃えさせた。
うっすらと積もった真っ白い雪を、土足で踏んでいるような背徳感にぞくぞくする。
「青葉、腰使っても大丈夫? 平気?」
「んぅ」
じんわりと、芳樹は青葉の喉に腰を入れた。
むせないように、苦しくないように、ゆっくりと静かに。
「んッ、んぁ、あンッ!」
小さく細い青葉の顎に、捻じ込むように腰をやった。
「んッ、んッ、んんぁ!」
睫毛を涙で濡らし、青葉は先に射精してしまった。
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