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しおりを挟む「悠希、もっと力を抜いて」
貴士は、悠希のこわばりを見抜いていた。
「体でなく、心の力を抜いて」
「心、の」
「そうだ」
愛の行為は、恥ずかしいことじゃない。
叱られるようなことでもない。
「今私たちは、愛し合っているんだよ。それを、忘れてはダメだ」
「愛し……」
悠希の目の前は、ぱっと明るくなった。
今、何て?
貴士さん、僕たちが愛し合ってるって……!
(いいのかな。言っても、いいのかな)
愛しています、って。
初めて会った時から、好きでした、って。
「貴士さん」
「いい表情だ」
潤んだ瞳を確認し、貴士は悠希にキスをした。
熱い、深いキス。
そうしながら、腰を進めた。
ひくひくと蠢く悠希の後膣に先端を打ち込み、ゆっくりと侵入した。
「う、くぅ! んんぅう!」
「……」
貴士の圧に、悠希は悲鳴を上げていた。
熱い。
硬い。
太い。
そして、指より奥まで届く長さ。
「う、ぐぅーっ!」
挿入の衝撃で、悠希は射精してしまっていた。
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