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1 代理デート
しおりを挟む「今夜は、帰らないから」
軽くそれだけ言い残して、寿士は出て行ってしまった。
「多分。いや、きっと。陽詩さんとデートだよね」
はぁ、と溜息をついた。
独りで、レトルトの夕食を食べる。
「つまんないな」
そこまで考えて、瑠衣は慌てて改めた。
「いや、清々する! あぁ、寿士さんいなくって、一人でのんびりできる!」
心と体を休めよう、と瑠衣は早くからバスを使った。
「全く、ほとんど毎日とか。あの絶倫男!」
寿士がいてもいなくても、ぷんぷんしている瑠衣だ。
そういえば、始まりはこのバスルームだったっけ。
ケーキ五個分のクリームを塗りたくられ、散々オモチャにされたクリスマス・イヴだった。
「ぅん……っ」
身体が、疼く。
唇が、開く。
瑠衣は、手のひらで性器を包み扱き始めた。
「あ、あぁ、っふ。ん、んんッ、ぅんんっ……」
無心で扱きながら、独りで絶頂を目指した。
右手でペニスを嬲りながら、左手の指を蕾に当てる。
つぷ、と内に入れ、浅いところを弄って遊んだ。
「うぁ、はぁ、はぁあッ」
あ、もう。もうすぐ、イきそう!
「んぁ、あ! 寿士、さん……ッ!」
びゅるっ、と勢いよく精が飛んだ。
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