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「でも、あんな風に責め立てて来る寿士さん、初めてだったな」
焦りの見える、雑な愛撫。
始めから激しく腰をいれ、抜かずの3発立て続けにヤってきた。
ふらふらくらくらしている瑠衣を腹這いにひっくり返し、今度はバックから失神するまで犯してきた。
「エッチで気を失うのは、久しぶり」
クリスマス・イヴの出来事を、瑠衣は思い出していた。
「浮気の罰、だったのかな」
それにしては、怒りや嫌味の言葉一つも出て来ないのは妙な感じだ。
瑠衣が眼を覚ましたら、身体はきれいに拭いてあったし、パジャマも着せてくれていた。
「そういうとこ、好きなんだよね……」
大事に想ってくれてるのかな、と期待してしまう。
寿士自身は、何も言わないが。
『瑠衣、好きだ。大好きだよ、瑠衣』
『瑠衣は、もう独りじゃないだろ。寂しくは、ないだろ』
陽詩さんと僕が初めて会った後の、あの言葉。
「あれは、何だったんだろう」
寿士さんは、本当に僕のことが好きなの?
そして、僕はそんな寿士さんが好きなの?
独りで考えても、答えは出なかった。
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