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しおりを挟むスーツをオーダーし、外で食事を終えた寿士と瑠衣は、マンションでくだんの老人について語っていた。
「でね、こんなにお礼もらっちゃった。どうしよう」
「世の中には、ずいぶん気前のいい人もいるんだなぁ」
「寿士さんだって、その一人のくせに」
「俺?」
「クリスマス・イヴに、ノルマケーキ5個も買ってもらった時、嬉しかったな」
瑠衣は、少し瞼を伏せて小さく言った。
寿士の優しさを噛みしめ、味わうように頬を染めた。
すぐに顔をあげて、睨んできたが。
「その後、ガンガン犯されたけどね!」
「わ、悪かったよ」
あの時は、下心しかなかったよな、と寿士は振り返る。
一目で、瑠衣が気に入った。
こんな可愛い子を抱けば、どんな風に啼き悦がるか見てみたかった。
そして一度抱いたら、もう手放したくなくなった。
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