死んだと思ったら異世界に

トワイライト

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俺はこの世界に来て初めてダンジョンを攻略したんだが、どうやらダンジョンコアにはランクが有るらしい。

多分時間経過何かでランクが上がってダンジョンその物のランクが上がるんだろう。

このまま放置してランクが上がってから回収するべきかそれともここで回収してダンジョンコアについて調べるか。

ここで回収すればこのダンジョンは消失し、危険性は無くなるだろう。

ダンジョンを放置しているとスタンスピードが起こって街にモンスターが攻め込んでくるため、あまり冒険者が来そうに無いところに有るダンジョンは早急にダンジョンを消滅させるらしい。

じゃないとダンジョン内での共食いや何やらで強化されたモンスターが大量発生するらしい。

逆に冒険者がいっぱい入る様なダンジョンはスタンスピードが起こる可能性が低いので、ダンジョンコアの元にたどり着いても、消滅させずに多くの利益を得られる様にするらしい。

受付嬢から聞いた話だと、このダンジョンは森の中に有るし、ダンジョンまでの道が整備されていないため、出来ればダンジョンコアを回収してくれと言われたのだが、明らかにダンジョンコアを成長させてから回収した方がいい素材になるからな。

ダンジョンを間引きせずに放置すれば強大なモンスターが誕生し、我々に牙をむく。

俺がスタンスピードの時に入れば大抵のモンスターは倒すことができるだろう。

だが俺がダンジョンコアの成長させる為に放置した事が原因で一般人が死んだりするのも駄目だ。

ん?いやまてよ

俺は1つの考えを思い付く。

異空間生成で作った異空間にダンジョンコアを移動させて異空間にダンジョンを作らせれば何のデメリットも無くダンジョンコアを育成できるじゃないかと。

仮にスタンスピードが起きたとしても俺は対処出来るし、それに強いモンスターの素材も手に入る。

考えれば考えるほど名案に思えてくる。

「よし、そうと決まれば早速ダンジョンコアを異空間に移すか」

俺は異空間生成でまぁまぁな大きさの異空間を生成する。

1000万程度の魔力を使ったから大きさに問題は無いだろう。

ダンジョンコアを時空間魔法で空間ごと切り取って先程生成した異空間に突っ込む。

よし、成功したな。

そう考えているといきなりダンジョン内が地震に有ったように揺れ始めた。

ゴゴゴゴゴという音と共に揺れはどんどん大きくなっている。

「もしかしてヤバイんじゃないか?」

ダンジョンコアを異空間に移した直後から揺れ始めたダンジョン。

ここから導き出されるのはダンジョンコアの消失によるダンジョンの崩壊だ。

「急がねぇと生き埋めになっちまう」

俺は急いで十階層の扉をぶち破り背中に翼を生やして上層に上がっていく。

しかしダンジョンはいりくんでいる為脱出するのに時間が掛かる。

「クソ!やべぇ」

こうしている間にもダンジョンは崩壊へと進んでいる。

「やるしかねぇか」

俺はとある方法を咄嗟に思いつき実行する為に魔力をためる。

そして十分にためた魔力を使い虚無魔法をダンジョンの天井に目掛けて放つ。

七色に光る魔法はダンジョンの天井を消滅させた。

俺は天井に空いた穴に向かって飛び上がりダンジョンを脱出する。


その日、王都に居た者は上空に飛んで行く謎の巨大な光の柱を目撃したと言う。

それはさまざまな噂を呼び、王都を賑やかすのであった。


「危ねぇ、危うく生き埋めになるところだったぜ」

俺がダンジョンから脱出して直ぐにダンジョンは崩壊し、そして崩れ去った。

そして王都に帰った後に謎の光柱が話題になっていて焦ったのは内緒だ。

さて、ダンジョンがいきなり崩壊するというハプニングが有ったが、無事に王都に戻ってきた俺は冒険者ギルドに向かう事にする。

「テメェ!何しやがる!」

冒険者ギルドの前に着いた所で俺の耳に叫び声が聞こえた。
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