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真上に跳躍する事で木々を跳び越えた俺は結界魔法を使って空中に足場を作る。
「何処だ…」
足場を作った俺は周囲を見渡す。
俺の予想だとフェニは上にいると思うんだが
さっきフェニは森の中で俺に攻撃を放ってきた、と言う事はフェニは俺の位置を正確に分かっていたって事になる。
つまり、フェニは俺のことを肉眼で見る事のできる場所にいる筈なのだ。
そこで俺はフェニが居るのは森の上だと考えた。
上空なら広範囲を一気に見る事ができるし、羽音や魔力を隠せば目立たずに俺を探すことも出来る。
フェニは俺が最初にいた場所を知っていた筈だから、ソコを中心に探索していれば自ずと俺の事は見つけられるだろう。
そう思ったのだが周囲を探してもフェニの姿は見えない。
「おかしいなぁ、多分合ってると思うんだけど」
俺は少し大きめな声でそう呟く。
コレを聞いたフェニが出てきてくれると探すのが楽なんだが…
フェニが近くに居るのは確定だとして小さくなって隠れられてると見つけにくい。
「ま、そう簡単には行かないよな」
少し待ってもフェニが出てくる気配は無い。
「となるとどうやってフェニを見つけるか…」
フェニは俺の居場所を知っていて俺はフェニの居場所を知らない、状況は俺の方が不利だ。
このままだとフェニに一方的に攻撃をされてしまう、それだけは避けなければならない。
この装備でフェニの攻撃を食い続けるのはヤバいからな。
「どうにかしてフェニを見つけないと」
俺はフェニを見つける方法を考えようとするがそれを阻止するように森の中から膨大な数の魔法が飛んで来る。
「面倒だな…」
フェニが放ってきた魔法は色々な軌道を描いて俺の元に飛んでくる。
飛んで来る魔法の軌道を思考加速で見切り、魔法で相殺しながらフェニを見つけ出す方法を考える。
一番簡単なのは下にある木を魔法で吹き飛ばす事だが…それだとこの異空間を作った意味が無くなってしまう。
まぁどうしてもフェニを見つける事ができなかった時の最終手段だな。
だが他の方法となると…まてよ、この状況だったらあの方法でフェニの居場所が分かるじゃ無いか!
俺はふととある方法を思いつく。
「コレなら地形破壊をしなくてもフェニを見つける事ができる」
それにこの方法のデメリットも今の状況じゃ関係ないしな。
俺は早速思いついた方法を実行に移す。
魔力遮断を解除して俺は周囲に向けて魔力を一斉に放つ。
そう、俺が思いついたのは周囲に魔力を放って周囲の状況を把握する魔力サーチだ。
これならフェニがどんなに小さくなっていたとしても居場所を完璧に把握する事ができる。
魔力感知が出来る奴なら俺の居場所も相手にバレてしまうが既にフェニは俺の居場所を知っているから対して意味は無い。
そして俺はフェニの居場所を特定した。
「見つけたぞフェニ…ここからは俺のターンだ」
俺は散々一方的に攻撃されたら仕返しとして色々な属性の魔法をフェニの元に撃つ。
色とりどりの魔法がフェニの元に向かって飛んでいき、そしてフェニに消し飛ばされていく。
「まぁそうなるよな」
この位の威力の魔法がフェニに消されるのは想定の範囲内、俺の狙いは今から放つ水魔法だ。
俺は水魔法で水の龍を作りフェニに向かって飛ばす。
この水龍は俺の意思で自由自在に動かせる様にしている。
フェニがこの水龍を避けて油断した瞬間に水龍を操作してフェニに当てるという作戦だ。
この規模の魔法ならフェニにダメージを与えることも出来るだろう。
俺は少しでもフェニの気を紛らわせる為に弾幕を増やす。
そして水龍はフェニの元に真っ直ぐ飛んでいき、直撃する寸前にフェニに避けられた。
よし、今だ!
水龍を避けて弾幕の魔法の方にフェニの気が行ったタイミングで俺は水龍を一気に方向転換させ、背後から凄い勢いで突撃させる。
フェニに水龍が当たる直前、フェニは背後から突撃してくる水龍に気づいたがもう遅い。
避ける暇もなく、フェニは水龍に直撃した。
「何処だ…」
足場を作った俺は周囲を見渡す。
俺の予想だとフェニは上にいると思うんだが
さっきフェニは森の中で俺に攻撃を放ってきた、と言う事はフェニは俺の位置を正確に分かっていたって事になる。
つまり、フェニは俺のことを肉眼で見る事のできる場所にいる筈なのだ。
そこで俺はフェニが居るのは森の上だと考えた。
上空なら広範囲を一気に見る事ができるし、羽音や魔力を隠せば目立たずに俺を探すことも出来る。
フェニは俺が最初にいた場所を知っていた筈だから、ソコを中心に探索していれば自ずと俺の事は見つけられるだろう。
そう思ったのだが周囲を探してもフェニの姿は見えない。
「おかしいなぁ、多分合ってると思うんだけど」
俺は少し大きめな声でそう呟く。
コレを聞いたフェニが出てきてくれると探すのが楽なんだが…
フェニが近くに居るのは確定だとして小さくなって隠れられてると見つけにくい。
「ま、そう簡単には行かないよな」
少し待ってもフェニが出てくる気配は無い。
「となるとどうやってフェニを見つけるか…」
フェニは俺の居場所を知っていて俺はフェニの居場所を知らない、状況は俺の方が不利だ。
このままだとフェニに一方的に攻撃をされてしまう、それだけは避けなければならない。
この装備でフェニの攻撃を食い続けるのはヤバいからな。
「どうにかしてフェニを見つけないと」
俺はフェニを見つける方法を考えようとするがそれを阻止するように森の中から膨大な数の魔法が飛んで来る。
「面倒だな…」
フェニが放ってきた魔法は色々な軌道を描いて俺の元に飛んでくる。
飛んで来る魔法の軌道を思考加速で見切り、魔法で相殺しながらフェニを見つけ出す方法を考える。
一番簡単なのは下にある木を魔法で吹き飛ばす事だが…それだとこの異空間を作った意味が無くなってしまう。
まぁどうしてもフェニを見つける事ができなかった時の最終手段だな。
だが他の方法となると…まてよ、この状況だったらあの方法でフェニの居場所が分かるじゃ無いか!
俺はふととある方法を思いつく。
「コレなら地形破壊をしなくてもフェニを見つける事ができる」
それにこの方法のデメリットも今の状況じゃ関係ないしな。
俺は早速思いついた方法を実行に移す。
魔力遮断を解除して俺は周囲に向けて魔力を一斉に放つ。
そう、俺が思いついたのは周囲に魔力を放って周囲の状況を把握する魔力サーチだ。
これならフェニがどんなに小さくなっていたとしても居場所を完璧に把握する事ができる。
魔力感知が出来る奴なら俺の居場所も相手にバレてしまうが既にフェニは俺の居場所を知っているから対して意味は無い。
そして俺はフェニの居場所を特定した。
「見つけたぞフェニ…ここからは俺のターンだ」
俺は散々一方的に攻撃されたら仕返しとして色々な属性の魔法をフェニの元に撃つ。
色とりどりの魔法がフェニの元に向かって飛んでいき、そしてフェニに消し飛ばされていく。
「まぁそうなるよな」
この位の威力の魔法がフェニに消されるのは想定の範囲内、俺の狙いは今から放つ水魔法だ。
俺は水魔法で水の龍を作りフェニに向かって飛ばす。
この水龍は俺の意思で自由自在に動かせる様にしている。
フェニがこの水龍を避けて油断した瞬間に水龍を操作してフェニに当てるという作戦だ。
この規模の魔法ならフェニにダメージを与えることも出来るだろう。
俺は少しでもフェニの気を紛らわせる為に弾幕を増やす。
そして水龍はフェニの元に真っ直ぐ飛んでいき、直撃する寸前にフェニに避けられた。
よし、今だ!
水龍を避けて弾幕の魔法の方にフェニの気が行ったタイミングで俺は水龍を一気に方向転換させ、背後から凄い勢いで突撃させる。
フェニに水龍が当たる直前、フェニは背後から突撃してくる水龍に気づいたがもう遅い。
避ける暇もなく、フェニは水龍に直撃した。
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