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本編
No.87~PVPイベント17
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「それでは決勝戦、開始です!」
試合の開始と共にオレガノに向かって駆け出す。
そしてオレガノに斬りかかる…がそれは槍で受け流される。
この位の攻撃は対処されると分かっている、だから俺は直ぐに刀を逆手に持ち替え足元を攻撃する。
だがそれもオレガノに受け止められる。
「あぶねぇな、危うく当たる所だったぜ」
俺は舌打ちをして後退する。
「つれねぇな、俺はお前を潰す為だけに参加したっつうのに」
おかしい…オレガノの攻撃に対する反応速度が異常だ。
コイツと戦ったのはランキング実施時に一回だけだが、今のコイツの反応速度はあり得ない。
このゲームではAGIを上げると反応速度も上がる。
それは増加したAGIによる速度の変化に対応できる様にする為だ。
プレイヤー本人、つまり現実の身体では反応速度はあまり成長はしない。
まぁゲームでの戦闘によって多少反応速度が変わるプレイヤーもいるけど。
俺がコイツと戦った時、アイツのレベルは15、俺は20、たったレベル5の差…しかもその時はステータス上限率が固定されていないときだ、そこでアレだけ一方的な戦闘になったのはアイツの反応が遅かったからだ。
なのに今回は俺が刀を逆手に持ち替えた瞬間に反応した。
つまり…コイツは何らかの不正行為をはたらいている可能性がある。
俺はオレガノの攻撃を避けながら観察と思考を繰り返していく。
だがこのゲームで不正なんて事が出来るのだろうか?
まず第一の可能性としてチートを疑った…がそもそも神がシステムに介入しているのにチートなんて出来る訳無いと切り捨てる。
第二の可能性として電子ドラッグや違法薬物を使用している場合…これもあり得ない。
このゲームのハードではゲーム開始前に簡単なメディカルチェックが開始される。
メディカルチェックは脳波を測ったりして異常な精神状態になっている場合はログインが出来ない様になっている。
そして最後に他の神が介入している可能性だ。
神がシステムに介入しているのだからシステム外からプレイヤーに影響を及ぼせるのは神に他ならない。
だがこれの可能性も低めだ。
俺の知らない神がオレガノに協力する意味が無いからだ。
「っち、やっぱりこのぐらいじゃ当たらねぇか、そら行くぞ」
一旦攻撃を止めたオレガノはそう言うとさっきとは比べ物にもならない程の攻撃を繰り出してくる。
「なんとぉ!ユウヤさんが防戦一方です!これはこのまま決まってしまうのか~!」
(考えながら防御するのも大変になってきたな、一旦考えるのは止めて攻撃を始めよう)
俺はオレガノの攻撃を受け流していたのを受け流しつつも反撃を与えていくスタイルに変えた。
大振りの攻撃は反応されるから出来ない。
俺はオレガノの突きを峰で受け流し、そのまま突きを放つ。
狙いは心臓、当たれば大ダメージを受けるであろう攻撃をオレガノは直前に身体をずらして心臓に当たるのだけは回避した。
(だが一発目は当てた、この調子で一気に決めるぞ)
俺はこのチャンスで決める為に攻撃を激しくした。
フェイントを混ぜて相手を惑わし、少しずつ、だが確実にオレガノのHPを削っていく。
そして俺のHPが3分の2、オレガノのHPが半分を切った時、オレガノに異変が起こった。
オレガノが攻撃の手を止めて何か小さい声でブツブツと喋りだした。
「何故だ、何故俺はアイツに勝てない…」
最初にこう言っていたのは聞こえたがその後は声が小さすぎて聞こえなかった。
そしてオレガノの身体からは黒い靄の様なものが溢れ出ている。
それは段々と大きくなっていきやがて。
「俺に力を寄越せ!■■■■■!」
そうオレガノが叫ぶ。
するとオレガノの周りにでて来ていた靄がオレガノの中に入っていき、オレガノは苦しみ、叫びだす。
「アアアアアアッ!!」
オレガノは数分苦しんだ後ぱったりと叫ぶのを止めた。
すると今度はいきなり笑いだし始めた。
「フハハハハ!力が、力が溢れるぞ!」
オレガノの姿は瞳のいろが赭く、はだの色は黒くなり、身体には青白く光る線が出た。
いきなりの変身に驚いていると意外な人物から声が届いた。
『ユウヤさん!今、お相手の方が邪神の眷族になってしまいました!』
試合の開始と共にオレガノに向かって駆け出す。
そしてオレガノに斬りかかる…がそれは槍で受け流される。
この位の攻撃は対処されると分かっている、だから俺は直ぐに刀を逆手に持ち替え足元を攻撃する。
だがそれもオレガノに受け止められる。
「あぶねぇな、危うく当たる所だったぜ」
俺は舌打ちをして後退する。
「つれねぇな、俺はお前を潰す為だけに参加したっつうのに」
おかしい…オレガノの攻撃に対する反応速度が異常だ。
コイツと戦ったのはランキング実施時に一回だけだが、今のコイツの反応速度はあり得ない。
このゲームではAGIを上げると反応速度も上がる。
それは増加したAGIによる速度の変化に対応できる様にする為だ。
プレイヤー本人、つまり現実の身体では反応速度はあまり成長はしない。
まぁゲームでの戦闘によって多少反応速度が変わるプレイヤーもいるけど。
俺がコイツと戦った時、アイツのレベルは15、俺は20、たったレベル5の差…しかもその時はステータス上限率が固定されていないときだ、そこでアレだけ一方的な戦闘になったのはアイツの反応が遅かったからだ。
なのに今回は俺が刀を逆手に持ち替えた瞬間に反応した。
つまり…コイツは何らかの不正行為をはたらいている可能性がある。
俺はオレガノの攻撃を避けながら観察と思考を繰り返していく。
だがこのゲームで不正なんて事が出来るのだろうか?
まず第一の可能性としてチートを疑った…がそもそも神がシステムに介入しているのにチートなんて出来る訳無いと切り捨てる。
第二の可能性として電子ドラッグや違法薬物を使用している場合…これもあり得ない。
このゲームのハードではゲーム開始前に簡単なメディカルチェックが開始される。
メディカルチェックは脳波を測ったりして異常な精神状態になっている場合はログインが出来ない様になっている。
そして最後に他の神が介入している可能性だ。
神がシステムに介入しているのだからシステム外からプレイヤーに影響を及ぼせるのは神に他ならない。
だがこれの可能性も低めだ。
俺の知らない神がオレガノに協力する意味が無いからだ。
「っち、やっぱりこのぐらいじゃ当たらねぇか、そら行くぞ」
一旦攻撃を止めたオレガノはそう言うとさっきとは比べ物にもならない程の攻撃を繰り出してくる。
「なんとぉ!ユウヤさんが防戦一方です!これはこのまま決まってしまうのか~!」
(考えながら防御するのも大変になってきたな、一旦考えるのは止めて攻撃を始めよう)
俺はオレガノの攻撃を受け流していたのを受け流しつつも反撃を与えていくスタイルに変えた。
大振りの攻撃は反応されるから出来ない。
俺はオレガノの突きを峰で受け流し、そのまま突きを放つ。
狙いは心臓、当たれば大ダメージを受けるであろう攻撃をオレガノは直前に身体をずらして心臓に当たるのだけは回避した。
(だが一発目は当てた、この調子で一気に決めるぞ)
俺はこのチャンスで決める為に攻撃を激しくした。
フェイントを混ぜて相手を惑わし、少しずつ、だが確実にオレガノのHPを削っていく。
そして俺のHPが3分の2、オレガノのHPが半分を切った時、オレガノに異変が起こった。
オレガノが攻撃の手を止めて何か小さい声でブツブツと喋りだした。
「何故だ、何故俺はアイツに勝てない…」
最初にこう言っていたのは聞こえたがその後は声が小さすぎて聞こえなかった。
そしてオレガノの身体からは黒い靄の様なものが溢れ出ている。
それは段々と大きくなっていきやがて。
「俺に力を寄越せ!■■■■■!」
そうオレガノが叫ぶ。
するとオレガノの周りにでて来ていた靄がオレガノの中に入っていき、オレガノは苦しみ、叫びだす。
「アアアアアアッ!!」
オレガノは数分苦しんだ後ぱったりと叫ぶのを止めた。
すると今度はいきなり笑いだし始めた。
「フハハハハ!力が、力が溢れるぞ!」
オレガノの姿は瞳のいろが赭く、はだの色は黒くなり、身体には青白く光る線が出た。
いきなりの変身に驚いていると意外な人物から声が届いた。
『ユウヤさん!今、お相手の方が邪神の眷族になってしまいました!』
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