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5時間目①
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屋敷に到着した時には、雨に降られた二人はびしょ濡れだった。
執事と侍女達が慌てて二人にタオルを持って来て、ハーバートは何かを彼らに命令している。
コリーヌが呆然とそれを眺めていると、あれよあれよと彼らに客室へと誘導された。
あっという間に笑顔の侍女たちに入浴をさせられ、身支度を整えられ、目まぐるしく服を着せ替えられると、終わった瞬間にハーバートが部屋に訪れたのだった。
「コリーヌ、応接間に行こうか?」
「あ…はい」
ハーバートの大きな手を差し出され、エスコートされる。
もう一度彼の手と腕に触れられてまた温かい気持ちになってしまう。私はなんて単純なのかしら。
彼の顔をチラリと伺うと、ハーバートは少し強張ったような顔をしている。
ああ、何を言われるのかしら…
先刻までコリーヌが授業をしていた応接間は使用人によって綺麗に片付けられて、きちんと清掃されているように見える。
3人掛けの応接ソファに誘導され、対面にハーバートが腰掛ける。
彼は手を組んでは止めたりと、落ち着きのない様子だ。話出すタイミングを計っているのだろうか。
「あの…」
コリーヌが口を開くと彼のアンバーの瞳がこちらを見る。
「先週はごめんなさい。私っ…貴方の恋人だと思ってしまって…あんな事を言ったの」
コリーヌは居た堪れなくて、膝の上で握った自分の手に視線を下した。
彼の「話したい事」というのはおそらく先週の事だ。
きっと呆れられてしまうだろう、勝手に勘違いして、勝手に距離を置くような事を一人で言ってしまったのだから…
「ビルクレイン子爵夫人を恋人だと?」
「…ええ。親しそうだったから」
「そうか…、それで、さっき言った事は本当か?」
容赦ない質問に、コリーヌはギュッと目を瞑って、口に力を入れた。
もう、我慢なんてできない。
目の前の彼が好き。
ハーバートが好きだ。
勇気を出して顔を上げて彼の目を見て言う。
「貴方が好きなの」
「俺もだ」
間髪入れずに彼の口が動いた後、ハーバートが対面からコリーヌの元にやって来て、すぐに唇を奪われた。
柔らかい彼の唇が感触を確かめるようにコリーヌを食み、チュっと音を立てる。
ハーバート…?私の事が好きなの??妹としてではなく?
ソファに座るコリーヌの足元に膝をついて、彼は両手でコリーヌの顔を包んで、囁いた。
「好きだ」
いつもは張りのある声が今日は少し震えている。情熱を灯した琥珀色の瞳が揺れていて、ハーバートは愛を乞うように真剣な顔をしていた。
-----
チャールズはビルクレイン子爵夫人と令嬢を門まで見送った後、急に降ってきた雨に少し濡れてしまい、執事に言われるまま入浴を済ました。
その後は自室で書き物机に向かっていた。
彼の愛用する書き物机はシンプルに整えられていて、彼自身が使いやすく纏めている。
コリーヌ先生に貰った資料を見ながら、筆置きに手を伸ばすと、そこにいつも置いている愛用の万年筆が無くなっている事に気付いた。愛用といっても新顔の万年筆は、レイチェルに2カ月前に送られたものだ。とても気に入っている。
それが無い。
チャールズは先程の閨の授業のために万年筆を応接間に持って行った事を思い出した。
もしかしたら、コリーヌ先生の授業の際、動揺して意味の分からないところに飛んで行ったかもしれない。
彼女の授業はいつも予想を超えてきて、とても興味深い。
驚くことも多い。
今日だって、いきなりレイチェルに特大の張型にコンドームを付ける実習をさせてくるし…
あぁ、あの時だ。
レイチェルが僕の股間を凝視した時に落としたかもしれない。
チャールズは自室から出て、応接間へと向かう。
使用人がすでに掃除を済ましてくれているだろうが、さすがに毎回ソファの下や、絨毯の端々にまでチェックは入れないだろう…
そう思って、応接間のドアに手をかけて開けると…
「ーーー…」
誰かの声がして、チャールズは少しだけ開いた隙間から中を見た。
「ん…」
「ずっと愛していた。もう、ずっと昔から…」
父、ハーバート・モローニ伯爵と閨の教師であるコリーヌ先生が激しい愛の言葉を囁いて、キスし合っていた。
見てはいけないな…
とは思いながら、チャールズはその様子から目を離すことはできなかった。
父上の様子を見る限りは、かなり熟成した恋心があるようだし、彼は愛妻を亡くしてもう十年以上独り身でいる。たまに遊ぶ事もあったようだが、深入りしている人はいなかったはずだ。
コリーヌ先生も、父と触れ合っている時の顔といったら、好意が隠せない様子だし。
何かと進まない二人を見守っていたが、やっと距離が近づいたみたいで、チャールズはグッと拳を握った。
チャールズは2人が引っ付くことに何の憂いも無い。コリーヌ先生はどう見ても良い人だから再婚した後もきっと良い継母でいてくれそうだし、それよりも、チャールズは姉弟が欲しかった。
それにしても、父上のキス、長いな…こんなものなのか?
コリーヌ先生が腰をくねらして、なんか、もどかしそうだ…あれは嫌がっているわけではないよな?彼女も父上の肩に手を置いているし…
チャールズはドキドキとしながら二人のまぐわいを観察して参考にさせて貰うのだった。
-----
ハーバートから与えられるキスは、段々と激しくなっていった。
コリーヌはドキドキと胸が苦しくて鼻で息をするのが精いっぱいで、彼の舌使いに完全に翻弄されていた。
コリーヌの唇を舌で確かめて、挟み込み、吸ってくる…
ハーバートのアンバーの瞳に吸い込まれ、顔を離しても、何度もキスをしてしまう。
まるで、キスを覚えたての子供だわ…
お互いキスに夢中になっていたのに、いつの間にかハーバートは自然にコリーヌのシャツのボタンを外していた。
「好きだ、コリーヌ…」
囁きながら、ハーバートの唇が首筋に落ちてくる。
塞がれていた口が自由になってしまうと、吐息と彼への想いが漏れていく。
「ハーヴィー…、好き……んっ…」
彼のダークブラウンの髪を撫でる。
コリーヌは心が通じ合っていた事に驚きつつも、歓喜でいっぱいだった。
つい、冗談めかして言ってしまう。
「驚かないでね?…ん…実はハーヴィは私にとって…初恋の人なの…」
「そうなのか。…それは光栄だ」
まるで貴族の社交辞令の返答のようだったが、その途端彼の目に獣めいた激しさが灯っていたのをコリーヌは知らない。
「…あっ」
モゾモゾと動いているハーバートの手は容赦なくコリーヌの肌を剥き出しにしていく。両方の胸の膨らみをハーバートが包んだので小さく声が漏れる。
コリーヌも負けじと彼のシャツに手をかけるが、体がビクビクと動いてボタンを外すことが難しい。
「綺麗だよ…コリーヌ。ずっと見たかった。あのパーティで、マリスに見せつけられて…嫉妬で頭がおかしくなりそうだった」
「パーティ…?……妊娠してた時に招待された?…そんな…そんな前から?私ずっと『妹』としか見られてないと思って…」
驚いてハーバートの目を覗くと、彼は少し悪い笑みを見せて、コリーヌの唇を襲った。
「妹にキスなんてしない」
「んあっ」
ハーバートの悪戯な指がコリーヌの下着の上から柔肉を撫でつける。同時に胸の頂きを舌を出した彼に舐め上げられた。
彼に触れられ、そこが期待で既に蜜で濡れていることに気付く。
「ああ、コリーヌ…もうこんなに濡らして…」
ハーバートの低い声にさえコリーヌの愛壺がギュッと締まる。その度熱いものがトロリと漏れている感覚がある。
あ!
ふとコリーヌは大事な事を失念していた事を思い出した。
執事と侍女達が慌てて二人にタオルを持って来て、ハーバートは何かを彼らに命令している。
コリーヌが呆然とそれを眺めていると、あれよあれよと彼らに客室へと誘導された。
あっという間に笑顔の侍女たちに入浴をさせられ、身支度を整えられ、目まぐるしく服を着せ替えられると、終わった瞬間にハーバートが部屋に訪れたのだった。
「コリーヌ、応接間に行こうか?」
「あ…はい」
ハーバートの大きな手を差し出され、エスコートされる。
もう一度彼の手と腕に触れられてまた温かい気持ちになってしまう。私はなんて単純なのかしら。
彼の顔をチラリと伺うと、ハーバートは少し強張ったような顔をしている。
ああ、何を言われるのかしら…
先刻までコリーヌが授業をしていた応接間は使用人によって綺麗に片付けられて、きちんと清掃されているように見える。
3人掛けの応接ソファに誘導され、対面にハーバートが腰掛ける。
彼は手を組んでは止めたりと、落ち着きのない様子だ。話出すタイミングを計っているのだろうか。
「あの…」
コリーヌが口を開くと彼のアンバーの瞳がこちらを見る。
「先週はごめんなさい。私っ…貴方の恋人だと思ってしまって…あんな事を言ったの」
コリーヌは居た堪れなくて、膝の上で握った自分の手に視線を下した。
彼の「話したい事」というのはおそらく先週の事だ。
きっと呆れられてしまうだろう、勝手に勘違いして、勝手に距離を置くような事を一人で言ってしまったのだから…
「ビルクレイン子爵夫人を恋人だと?」
「…ええ。親しそうだったから」
「そうか…、それで、さっき言った事は本当か?」
容赦ない質問に、コリーヌはギュッと目を瞑って、口に力を入れた。
もう、我慢なんてできない。
目の前の彼が好き。
ハーバートが好きだ。
勇気を出して顔を上げて彼の目を見て言う。
「貴方が好きなの」
「俺もだ」
間髪入れずに彼の口が動いた後、ハーバートが対面からコリーヌの元にやって来て、すぐに唇を奪われた。
柔らかい彼の唇が感触を確かめるようにコリーヌを食み、チュっと音を立てる。
ハーバート…?私の事が好きなの??妹としてではなく?
ソファに座るコリーヌの足元に膝をついて、彼は両手でコリーヌの顔を包んで、囁いた。
「好きだ」
いつもは張りのある声が今日は少し震えている。情熱を灯した琥珀色の瞳が揺れていて、ハーバートは愛を乞うように真剣な顔をしていた。
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チャールズはビルクレイン子爵夫人と令嬢を門まで見送った後、急に降ってきた雨に少し濡れてしまい、執事に言われるまま入浴を済ました。
その後は自室で書き物机に向かっていた。
彼の愛用する書き物机はシンプルに整えられていて、彼自身が使いやすく纏めている。
コリーヌ先生に貰った資料を見ながら、筆置きに手を伸ばすと、そこにいつも置いている愛用の万年筆が無くなっている事に気付いた。愛用といっても新顔の万年筆は、レイチェルに2カ月前に送られたものだ。とても気に入っている。
それが無い。
チャールズは先程の閨の授業のために万年筆を応接間に持って行った事を思い出した。
もしかしたら、コリーヌ先生の授業の際、動揺して意味の分からないところに飛んで行ったかもしれない。
彼女の授業はいつも予想を超えてきて、とても興味深い。
驚くことも多い。
今日だって、いきなりレイチェルに特大の張型にコンドームを付ける実習をさせてくるし…
あぁ、あの時だ。
レイチェルが僕の股間を凝視した時に落としたかもしれない。
チャールズは自室から出て、応接間へと向かう。
使用人がすでに掃除を済ましてくれているだろうが、さすがに毎回ソファの下や、絨毯の端々にまでチェックは入れないだろう…
そう思って、応接間のドアに手をかけて開けると…
「ーーー…」
誰かの声がして、チャールズは少しだけ開いた隙間から中を見た。
「ん…」
「ずっと愛していた。もう、ずっと昔から…」
父、ハーバート・モローニ伯爵と閨の教師であるコリーヌ先生が激しい愛の言葉を囁いて、キスし合っていた。
見てはいけないな…
とは思いながら、チャールズはその様子から目を離すことはできなかった。
父上の様子を見る限りは、かなり熟成した恋心があるようだし、彼は愛妻を亡くしてもう十年以上独り身でいる。たまに遊ぶ事もあったようだが、深入りしている人はいなかったはずだ。
コリーヌ先生も、父と触れ合っている時の顔といったら、好意が隠せない様子だし。
何かと進まない二人を見守っていたが、やっと距離が近づいたみたいで、チャールズはグッと拳を握った。
チャールズは2人が引っ付くことに何の憂いも無い。コリーヌ先生はどう見ても良い人だから再婚した後もきっと良い継母でいてくれそうだし、それよりも、チャールズは姉弟が欲しかった。
それにしても、父上のキス、長いな…こんなものなのか?
コリーヌ先生が腰をくねらして、なんか、もどかしそうだ…あれは嫌がっているわけではないよな?彼女も父上の肩に手を置いているし…
チャールズはドキドキとしながら二人のまぐわいを観察して参考にさせて貰うのだった。
-----
ハーバートから与えられるキスは、段々と激しくなっていった。
コリーヌはドキドキと胸が苦しくて鼻で息をするのが精いっぱいで、彼の舌使いに完全に翻弄されていた。
コリーヌの唇を舌で確かめて、挟み込み、吸ってくる…
ハーバートのアンバーの瞳に吸い込まれ、顔を離しても、何度もキスをしてしまう。
まるで、キスを覚えたての子供だわ…
お互いキスに夢中になっていたのに、いつの間にかハーバートは自然にコリーヌのシャツのボタンを外していた。
「好きだ、コリーヌ…」
囁きながら、ハーバートの唇が首筋に落ちてくる。
塞がれていた口が自由になってしまうと、吐息と彼への想いが漏れていく。
「ハーヴィー…、好き……んっ…」
彼のダークブラウンの髪を撫でる。
コリーヌは心が通じ合っていた事に驚きつつも、歓喜でいっぱいだった。
つい、冗談めかして言ってしまう。
「驚かないでね?…ん…実はハーヴィは私にとって…初恋の人なの…」
「そうなのか。…それは光栄だ」
まるで貴族の社交辞令の返答のようだったが、その途端彼の目に獣めいた激しさが灯っていたのをコリーヌは知らない。
「…あっ」
モゾモゾと動いているハーバートの手は容赦なくコリーヌの肌を剥き出しにしていく。両方の胸の膨らみをハーバートが包んだので小さく声が漏れる。
コリーヌも負けじと彼のシャツに手をかけるが、体がビクビクと動いてボタンを外すことが難しい。
「綺麗だよ…コリーヌ。ずっと見たかった。あのパーティで、マリスに見せつけられて…嫉妬で頭がおかしくなりそうだった」
「パーティ…?……妊娠してた時に招待された?…そんな…そんな前から?私ずっと『妹』としか見られてないと思って…」
驚いてハーバートの目を覗くと、彼は少し悪い笑みを見せて、コリーヌの唇を襲った。
「妹にキスなんてしない」
「んあっ」
ハーバートの悪戯な指がコリーヌの下着の上から柔肉を撫でつける。同時に胸の頂きを舌を出した彼に舐め上げられた。
彼に触れられ、そこが期待で既に蜜で濡れていることに気付く。
「ああ、コリーヌ…もうこんなに濡らして…」
ハーバートの低い声にさえコリーヌの愛壺がギュッと締まる。その度熱いものがトロリと漏れている感覚がある。
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