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1章 主人への愛が重い侍女は執着系厩番にロックオンされる
1-3
あれは厩番のジュノ…だったかしら?ゼスト様と馬の事で話しているじゃない。
あーん、見栄えが良い二人がくっ付いてたら堪らんわー!
もっとくっつけ!
あと5センチよろしく!
…っくそぉ!
エヴァお嬢様はトーン家に我が物顔で歩き回る痴漢騎士を窓越しに眺めて、小さくため息をついていた。
お嬢様の部屋の窓からは、子爵家の庭園と奥の馬場が覗ける。そこにゼスト様とジュノが馬の馬蹄の事かしきりに蹄を指さしながら話をしている姿が見えた。
ああ、お嬢様を悩ませるあの男が早く居なくならないかしら。
従僕たちの話によると、崩れた橋はすぐに復旧作業が始まっているが、あと少なくとも2週間は掛かるということだ。あと2週間もゼスト様がこの家に滞在するなんて…
ラウラの献身のお陰で、あの男に接触する前にお嬢様を避難させることに成功していたが、夜中も警戒し、廊下を歩くのも神経を張り詰めているので、ラウラは目の下に隈を作っていた。
「わっ!」
ラウラが寝不足のせいか廊下で少しふらつくと、後ろに歩いていた人とぶつかってしまった。
振り返ると、ラウラが今は気まずくて会いたくないジュノが後ろで顔を赤くして立っていた。
「ラウラさん、コメット執事さんは何処にいらっしゃいますか?」
「あっ…、あの、半刻前に厨房のでコック長と話しているのを見ましたが…」
「ありがとう」
なにやら、忙しそうにしているジュノはポンとラウラの腕に触れて礼を言うと去った。
その小さな接触にラウラは顔が赤くなるのを隠せなくて、周りをキョロキョロと探った。
すると廊下の突き当たりのランドリー室のドアが小さく開いていて、その隙間からハウスメイドのアナと他のメイド達がニヤニヤと伺っているのが見えた。
「な、な、何よ?!」
小さく怒るとアナたちはキャーキャーと可愛らしい悲鳴を上げてドアをバタンと閉めた。
「はぁ…」
彼女達の様子を見届けてから、ラウラは小さく溜息を吐いた。
公開告白されてからこの3日間、なぜか屋敷中の使用人の認識では『二人は今は付き合ってないが好きあっている』と言うことにされていた。何故だ。
私は告白されてすぐに断ったのに。何故そうなっている?
た、確かにジュノはカッコいいし、性格も穏やかそうだし、私みたいなろくでもない侍女が泣いていても優しくしてくれるいい人よ。でも、はっきり断ったわ。今はお嬢様が心配なのよ!
悶々とジュノの顔と、腕に触れた彼の手の感触を思い出す。
ラウラは火照る顔を押さえながら、お嬢様の私室へと向かった。
「やめてくださいまし!」
お嬢様の部屋の前でゼスト様とお嬢様が対峙しているのが見えて、ラウラは一時でもお嬢様を一人にしたのを激しく後悔しながら、お嬢様の後ろに駆け寄った。
眼鏡の奥からゼスト様を睨みつけた。
「ちょっと話そうって言ってるだけだよ。応接間でもいいからさ。あ、俺の部屋に来る?」
ゼスト様はチャラチャラした前髪をかきあげながら、狙いをつけるようにお嬢様を見据えている。
「あ、あなたに興味ございませんわっ」
「えー…騎士団の演習の時とか、結構俺の事見てたよね?」
「!」
本当の事なのか、お嬢様は顔を赤らめて、何も言えなくなってしまった。
動揺しているお嬢様に男が近づいたので、ラウラは驚いて間に入ろうとする。
ゼスト様はラウラが腕を広げる前に、何事かボソりとお嬢様の耳の近くで呟くと、軽い足取りで少し後退した。
お嬢様の顔はピンクから赤に変わって、彼女は自分の部屋に逃げ込んだ。
面白そうに笑う口を拳で隠すゼスト様は、ククと忍び笑いをしながら廊下に向かっていく。
ラウラは去って行く貴族男性の後ろ姿に礼もせずお嬢様の元へ速足で向かった。
お嬢様の様子を見に行くと、彼女は布団に隠れて丸まっていた。
小さいころお化けが怖いと言ってこういう姿になっていらしたのを見たことはあるが、それは10年も前の話だ。お嬢様はあの男に何を言われたのだろうとラウラは心配になった。もしかして、なにか脅されたとか?
ラウラはどうにかして毒物を手に入れなければと真面目に考えた。
そして森に少し詳しく、この間心の内をさらけ出してしまったジュノに相談することにした。告白を断った後だからかなり気まずいが、それまでは彼とは信頼関係を築けていたと思うし、なぜか彼に相談しないとという気持ちになっているからだ。
おおかたの仕事を済ませると、ラウラは交代の侍女と変わり、夕方厩舎へ向かった。
ジュノは預かっているゼスト様の馬にブラシをかけているところだった。
トーン屋敷には10頭ほどの馬がおり、トーン子爵と侍従や従僕が使うこともあるし、馬車につなぐ時に使われる。
新顔のゼストの馬が他の馬に虐められないように気を使っているのか、ジュノは集中的に世話をしているようだ。
「よしよし、いい子だー」
美しい馬に美男子が戯れるように手で撫でながらブラシをかける様子が絵になっている。
「あ、ラウラさん…」
声をかけられずにラウラが佇んでいると、先に馬がこちらに気付いて黒い目をこちらに向けてくる。ジュノもラウラを見つけて声を出した。
「何か…御用ですか?」
屋敷の使用人の間の噂を聞いているからか、それとも本当にラウラの事をまだ思ってくれているのか、ジュノは顔を少し赤くして照れているようだ。
ラウラは罪悪感を感じながら、お嬢様とゼスト様の事を話して、毒物の場所に心あたりが無いか聞いてみた。
だが、話が毒の事になり始めるとジュノの表情が渋くなってしまって、しまいには彼の言葉は小さい唸り声の様な相槌になっていく。
「んー…ダメですよ。ラウラさん。ね?ちょっと落ち着いて」
彼が軽くラウラの肩に手を置いたことで、やっとラウラの肩が怒りで昂っていたことを感じた。置かれた手がジワリと服越しに彼の体温を伝えて来て、ラウラは少しドキリとした。
「だって…!」
「厩舎に座れるところがあるから、そこでちょっと落ち着きましょう」
ニコリとジュノが笑う。ラウラの小さな体は少し強引に厩舎の中に連れられてしまう。
「そんな…オ、オシッコ、なんて…で、でも…」
ラウラの小さな戸惑いの声が厩舎の中で響いた。
「大丈夫、任せて」ジュノの声は至って冷静だ。
「あ…」
「ふぅ、これでいい」
「本当に?こんなので?」
一頭の牝馬の横でジュノが小さな瓶に採取した馬の尿を持ってきて、ラウラに渡した。
ジュノは頭に血が上ったラウラが罪を犯さないように小さな完全犯罪を教えたのだ。
それは牝馬の尿をゼスト様のお尻や、恥ずかしい場所に少しだけ塗布することだった。
「ええ、これでゼスト様は馬に囲まれたり、やけに股間に牡馬が匂いを嗅ぎに来ますよ。きっと少し恥ずかしい目に合うでしょうね。新鮮な尿なら誰にもバレませんし、屋敷に迷惑がかかることもありません」
ジュノは小さな男の子がイタズラした時の様に無邪気に笑う。それを見た瞬間、胸の中にモヤモヤと渦巻いた感情が霧散して、トクりとラウラの心臓が跳ねた。
「ありがとう…」
「どういたしまして」
二人はしばし見つめ合った後、変にフワリとした空気になって、同時にパッと目線を離す。
「じ、じゃあっ、今度お礼を持ってくるわね」
「はい」
二人は初恋の子供同士のように照れながら挨拶をして、ラウラは屋敷に戻った。
牝馬の尿を入れた瓶をポケットに忍ばせたラウラの胸が何故か高鳴っていた。
*****
後書き+補足
お読み頂き有難うございます。
念のための補足として、作中の牝馬の尿のイタズラはフィクションですので、現実世界には実際にそのような効果はありません。たぶん。それと次回は軽く自傷行為の表現がありますので、お気を付けくださいませ。
あーん、見栄えが良い二人がくっ付いてたら堪らんわー!
もっとくっつけ!
あと5センチよろしく!
…っくそぉ!
エヴァお嬢様はトーン家に我が物顔で歩き回る痴漢騎士を窓越しに眺めて、小さくため息をついていた。
お嬢様の部屋の窓からは、子爵家の庭園と奥の馬場が覗ける。そこにゼスト様とジュノが馬の馬蹄の事かしきりに蹄を指さしながら話をしている姿が見えた。
ああ、お嬢様を悩ませるあの男が早く居なくならないかしら。
従僕たちの話によると、崩れた橋はすぐに復旧作業が始まっているが、あと少なくとも2週間は掛かるということだ。あと2週間もゼスト様がこの家に滞在するなんて…
ラウラの献身のお陰で、あの男に接触する前にお嬢様を避難させることに成功していたが、夜中も警戒し、廊下を歩くのも神経を張り詰めているので、ラウラは目の下に隈を作っていた。
「わっ!」
ラウラが寝不足のせいか廊下で少しふらつくと、後ろに歩いていた人とぶつかってしまった。
振り返ると、ラウラが今は気まずくて会いたくないジュノが後ろで顔を赤くして立っていた。
「ラウラさん、コメット執事さんは何処にいらっしゃいますか?」
「あっ…、あの、半刻前に厨房のでコック長と話しているのを見ましたが…」
「ありがとう」
なにやら、忙しそうにしているジュノはポンとラウラの腕に触れて礼を言うと去った。
その小さな接触にラウラは顔が赤くなるのを隠せなくて、周りをキョロキョロと探った。
すると廊下の突き当たりのランドリー室のドアが小さく開いていて、その隙間からハウスメイドのアナと他のメイド達がニヤニヤと伺っているのが見えた。
「な、な、何よ?!」
小さく怒るとアナたちはキャーキャーと可愛らしい悲鳴を上げてドアをバタンと閉めた。
「はぁ…」
彼女達の様子を見届けてから、ラウラは小さく溜息を吐いた。
公開告白されてからこの3日間、なぜか屋敷中の使用人の認識では『二人は今は付き合ってないが好きあっている』と言うことにされていた。何故だ。
私は告白されてすぐに断ったのに。何故そうなっている?
た、確かにジュノはカッコいいし、性格も穏やかそうだし、私みたいなろくでもない侍女が泣いていても優しくしてくれるいい人よ。でも、はっきり断ったわ。今はお嬢様が心配なのよ!
悶々とジュノの顔と、腕に触れた彼の手の感触を思い出す。
ラウラは火照る顔を押さえながら、お嬢様の私室へと向かった。
「やめてくださいまし!」
お嬢様の部屋の前でゼスト様とお嬢様が対峙しているのが見えて、ラウラは一時でもお嬢様を一人にしたのを激しく後悔しながら、お嬢様の後ろに駆け寄った。
眼鏡の奥からゼスト様を睨みつけた。
「ちょっと話そうって言ってるだけだよ。応接間でもいいからさ。あ、俺の部屋に来る?」
ゼスト様はチャラチャラした前髪をかきあげながら、狙いをつけるようにお嬢様を見据えている。
「あ、あなたに興味ございませんわっ」
「えー…騎士団の演習の時とか、結構俺の事見てたよね?」
「!」
本当の事なのか、お嬢様は顔を赤らめて、何も言えなくなってしまった。
動揺しているお嬢様に男が近づいたので、ラウラは驚いて間に入ろうとする。
ゼスト様はラウラが腕を広げる前に、何事かボソりとお嬢様の耳の近くで呟くと、軽い足取りで少し後退した。
お嬢様の顔はピンクから赤に変わって、彼女は自分の部屋に逃げ込んだ。
面白そうに笑う口を拳で隠すゼスト様は、ククと忍び笑いをしながら廊下に向かっていく。
ラウラは去って行く貴族男性の後ろ姿に礼もせずお嬢様の元へ速足で向かった。
お嬢様の様子を見に行くと、彼女は布団に隠れて丸まっていた。
小さいころお化けが怖いと言ってこういう姿になっていらしたのを見たことはあるが、それは10年も前の話だ。お嬢様はあの男に何を言われたのだろうとラウラは心配になった。もしかして、なにか脅されたとか?
ラウラはどうにかして毒物を手に入れなければと真面目に考えた。
そして森に少し詳しく、この間心の内をさらけ出してしまったジュノに相談することにした。告白を断った後だからかなり気まずいが、それまでは彼とは信頼関係を築けていたと思うし、なぜか彼に相談しないとという気持ちになっているからだ。
おおかたの仕事を済ませると、ラウラは交代の侍女と変わり、夕方厩舎へ向かった。
ジュノは預かっているゼスト様の馬にブラシをかけているところだった。
トーン屋敷には10頭ほどの馬がおり、トーン子爵と侍従や従僕が使うこともあるし、馬車につなぐ時に使われる。
新顔のゼストの馬が他の馬に虐められないように気を使っているのか、ジュノは集中的に世話をしているようだ。
「よしよし、いい子だー」
美しい馬に美男子が戯れるように手で撫でながらブラシをかける様子が絵になっている。
「あ、ラウラさん…」
声をかけられずにラウラが佇んでいると、先に馬がこちらに気付いて黒い目をこちらに向けてくる。ジュノもラウラを見つけて声を出した。
「何か…御用ですか?」
屋敷の使用人の間の噂を聞いているからか、それとも本当にラウラの事をまだ思ってくれているのか、ジュノは顔を少し赤くして照れているようだ。
ラウラは罪悪感を感じながら、お嬢様とゼスト様の事を話して、毒物の場所に心あたりが無いか聞いてみた。
だが、話が毒の事になり始めるとジュノの表情が渋くなってしまって、しまいには彼の言葉は小さい唸り声の様な相槌になっていく。
「んー…ダメですよ。ラウラさん。ね?ちょっと落ち着いて」
彼が軽くラウラの肩に手を置いたことで、やっとラウラの肩が怒りで昂っていたことを感じた。置かれた手がジワリと服越しに彼の体温を伝えて来て、ラウラは少しドキリとした。
「だって…!」
「厩舎に座れるところがあるから、そこでちょっと落ち着きましょう」
ニコリとジュノが笑う。ラウラの小さな体は少し強引に厩舎の中に連れられてしまう。
「そんな…オ、オシッコ、なんて…で、でも…」
ラウラの小さな戸惑いの声が厩舎の中で響いた。
「大丈夫、任せて」ジュノの声は至って冷静だ。
「あ…」
「ふぅ、これでいい」
「本当に?こんなので?」
一頭の牝馬の横でジュノが小さな瓶に採取した馬の尿を持ってきて、ラウラに渡した。
ジュノは頭に血が上ったラウラが罪を犯さないように小さな完全犯罪を教えたのだ。
それは牝馬の尿をゼスト様のお尻や、恥ずかしい場所に少しだけ塗布することだった。
「ええ、これでゼスト様は馬に囲まれたり、やけに股間に牡馬が匂いを嗅ぎに来ますよ。きっと少し恥ずかしい目に合うでしょうね。新鮮な尿なら誰にもバレませんし、屋敷に迷惑がかかることもありません」
ジュノは小さな男の子がイタズラした時の様に無邪気に笑う。それを見た瞬間、胸の中にモヤモヤと渦巻いた感情が霧散して、トクりとラウラの心臓が跳ねた。
「ありがとう…」
「どういたしまして」
二人はしばし見つめ合った後、変にフワリとした空気になって、同時にパッと目線を離す。
「じ、じゃあっ、今度お礼を持ってくるわね」
「はい」
二人は初恋の子供同士のように照れながら挨拶をして、ラウラは屋敷に戻った。
牝馬の尿を入れた瓶をポケットに忍ばせたラウラの胸が何故か高鳴っていた。
*****
後書き+補足
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