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十三話 ミィナの夢
しおりを挟むグレンとラウラはアレクサンドに到着するとスタロに買い出しを任せ、ギルドマスターに依頼完了の報告に向かった。
「報告は既に受けております。ギルドとしても面目が保てそうで助かりました」
「ほとんどグレンが一人でやったことよ」
ギルドマスターはラウラが持ちあげているのではと思っていたが、ラウラは補助に回り実際に戦っていたのはグレンで間違いなかった。
「ではランクアップしますか?」
グレンは苦笑いして断った。
「今は気楽にやりたいですし、難しい依頼はラウラ経由で受けるので必要ないですね」
ラウラは満足そうに頷くと一枚の紙を取り出した。
「この天才魔導士って聞いたことある?」
「私も初めて聞きましたが、……これは芸能関係のタブロイド紙ですな」
あえて美少女を抜かす所がラウラらしい。
グレンは笑いながら話を聞いていた。
「私、知ってますよ?」
そう言ったのは、お茶くみに来た受付嬢のリリアであった。
「その子、ミィナちゃんっていうんですけど、最近街中でゲリラライブをしてて有名なんですよ。なんでも魔法を使って演出しているらしくて、熱狂的なファンも結構いるみたいです」
「ほう、その子はギルドに登録しているのかね?」
「してませんね。アイドルっていうんですか? そういうのを目指してるみたいですから」
若い魔導士が魔法をそのように使えるのなら本人に高い素養があるかもしれないとラウラは考えていたが、戦うつもりがないなら、と気にかける事はなかった。
2人はラウラ邸に戻り、スタロの帰りを待っていたがいつまでたっても戻って来なかった。グレンは昼食を食べる事が出来なくて苛立つラウラから逃げるようにスタロを探しに出かける事にした。
商店街を探しても見つけられなかったが、代わりにぞろぞろと歩く人だかりを見つけた。
その後を付けるとさらに多くの男性が集まっていた。
彼らの視線は一点に集められており、その先にはツインテールの少女がいた。
「あの子がリリアさんが言ってたミィナって子か?」
ミィナが大きな木箱の上のステージに登ると一斉に歓声が上がった。
「みんなー、今日は来てくれてありがとう! 一曲目から飛ばしてくよ! 私についてこーい!!」
「「「 うおおおおおおお!!!! 」」」
グレンは野太い声に圧倒されていた。
ミィナが笑顔で歌い出す。
踊りながらキラキラと光る魔法をまき散らすと、観客たちもそれに合わせて踊り始めた。
時折激しい動きをしながらも、統率の取れた動きはしっかりと訓練された軍隊を思わせ、グレンは不気味さを感じていた。
「……彼らは洗脳されているのか?」
グレンは嘗ての敵を思い出していた。
その魔族は人間を操り、人間同士で戦わせた恐るべき相手であった。
グレンは警戒して周囲を見渡す。
だが既にミィナは歌いながらグレンの目前に迫ってきていた。
「その通りだよ、お兄ちゃん」
ミィナはグレンに魔法をかける。
魔法の影響を受けやすいグレンは洗脳されてしまった。
「私と楽しいことしよーね。お・に・い・ちゃん」
その頃ラウラはスタロの捜索に出たグレンまで戻って来ないので、仕方なく探しに出かけていた。
「スタロはともかくグレンまで何してるのかしらね」
露店で買った串焼きを食べながら捜索をしていると騒がしい一団を見つけた。
彼らの中心ではミィナが踊っていた。
「あの子……魔族じゃない」
魔族ではあるが大した強さじゃないと感じて無視して捜索を再開すると、ミィナのすぐ近くで踊っているグレンを発見した。
いつのまにか最前列に陣取ったグレンは汗をかきながら踊り続けていた。
戦いとは一味違う高揚感。
仲間たちとの一体感。
それはグレンにとって初めての経験だった。
今までに見たこともないような爽やかなグレンの笑顔を見て、ラウラは無表情で解呪の魔法を飛ばした。
「痛っ! いったい何が――」
洗脳の解けたグレンは振り向くとラウラと目が合う。
グレンは寒気を感じて思わず目を逸らす。
ラウラは静かに接近してきたが、グレンを庇うようにミィナが両腕を広げて立ちふさがった。
「私のファンをいじめないでください!!」
グレンを守る姿にラウラは苛立ちを隠さず言い切った。
「あんたこそ何やってるのよ。魔族の餓鬼が洗脳魔法なんて使って」
「私はただ人間たちと仲良くしたいだけなんです。邪魔しないでください!」
「魔族と人間が仲良く? 笑わせないでよね。人間と魔族は長い間戦い続けていたのよ?」
「私は戦後生まれだから、そんな昔のことなんて知らないです!」
ミィナの口撃がクリティカルヒットすると、よろめきながらラウラは反撃を試みた。
「そ、そう。それなら洗脳魔法なんて使わず仲良くやってみせなさい!」
ラウラは貯めていた魔力を使って広範囲に解呪魔法を放った。
グレンの解呪のために研究を続けたラウラにとっては容易いことだった。
「あれっ? 俺は何をやってたんだ?」
「ミィナちゃんと……ラウラ様?」
戸惑いの隠せない群衆に向けてラウラは高らかに叫ぶ。
「この魔族はあなたたちを洗脳していたのよ。さあ、私とこの子、どちらに付くのか選びなさい!!」
「洗脳……?」
「ミィナちゃんが俺たちを?」
「本当なのか、ミィナちゃん?」
攻め立てるような声にミィナは俯きながら嗚咽を堪えていた。
逆にラウラは既に勝者としての余裕を感じさせていた。
「どう、これで理解したでしょ? 所詮、人間と魔族は分かりあえないのよ」
ラウラが心の内とは反対に、優しい顔つきになってミィナを諭すと群衆は押し黙ってしまった。
だが沈黙を破るように1人の男性が立ち上あがった。
「俺は……ミィナちゃんを信じる!」
男性は周りの人たちを説得するように熱く語りだした。
「確かにミィナちゃんは俺たちを騙したかもしれない。ラウラ様が正しいのだろう。だが、それなら俺の……いや、俺たちの胸のもやもやは一体なんだ。皆、ミィナちゃんの事を信じたいんだろう? もっと素直になれよ! 俺は……ミィナちゃんを信じる!!」
男性の言葉に心を揺り動かされ、次々と他の者も立ち上がっていく。
「そうだ、ミィナちゃんを応援したいって気持ちは俺自身のものだ。誰かに強制されたものじゃない!!」
「その通りっス!」
「俺も信じるぜ!」
「俺だって!」
「みんな……ありがとう……」
ミィナは感動し、ラウラは歯ぎしりしていた。
人々の心は一つになっていった。
「皆さん、落ち着いてください」
そこに突然、1人の紳士が現れた。
彼は落ち着いた口調で語りだした。
「確かにミィナさんは可愛い。踊る姿も可憐です。ですが想像してごらんなさい。ラウラ様にやられてぼろぼろのミィナさんを。嘆き悲しむミィナさんを。」
群衆は目を瞑って想像力をフル回転させた。
「どうです、興奮してきたでしょう? 正直たまらんでしょう?」
「「「 確かに!! 」」」
「ならば皆でラウラ様を応援しようではありませんか」
紳士に促される様に男性たちはラウラの応援を始めた。
「ラウラ様~」
「ラウラ様、頑張って下さい!」
「顔はやめてくださいね~」
突然の変貌にミィナは驚いていた。
「人間って怖い……」
そんなミィナを励ますようにラウラは肩に手をかけた。
「ラウラさん……」
ラウラはその時初めて魔族と分かりあえたと感じた。
その気持ちはミィナも同じだった。
「やってしまいなさい」
「……はい!」
ミィナは群がる男どもに魔力を解き放って吹き飛ばしていった。
「「「 ありがとうございまーーす!! 」」」
その後、ミィナは食堂で働きながらアイドル活動をすることにした。
人間をもっとよく知るためである。
ミィナ40歳。
魔族としてはまだまだ幼い彼女の「魔族と人間が共存する世界にしたい」という夢は続いていく。
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