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第54話 未来を勝ち取れ!
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俺たちは今、東に向かって全速力で駆けている。
帝都はラヴェルサの大軍に襲われているだろう。
恐らく、前の戦いよりも状況は悪いはずだ。
報告では、ラヴェルサは各国を襲撃してるから、他からの援軍は期待できない。
しかも、神聖レグナリア帝国軍は前回の戦いで大幅に戦力を減らしている。
逆にラヴェルサは前回以上の物量らしい。
帝都では遠征軍を出さずに、城壁を利用して持ちこたえているそうだ。
霧の影響を受けないように、地下プラントからできるだけ遠い場所で戦う必要があるんだろう。少ない戦力で勝利するためには仕方のないことだけど、その分、帝都民たちの恐怖は前回の比じゃないはずだ。
「先発隊が戦闘に入った。辺り一面ラヴェルサで一杯らしい。お前ら、気を引き締めてかかれよ!」
キルレイドさんはいつも通りって感じだな。
そうじゃないと若い操者たちはビビッてしまうだろう。
今回の俺は単独行動だ。
機人の性能を考えれば、他の機人ではついてこれないだろうから。
だいぶ距離はあるけど、レディア・ソローの速度を上げた。
仲間を追い抜いて、ラヴェルサに接近する。
「なんて大軍だ」
どこを見てもラヴェルサばかり。
第八エリアで戦った時も多かったけど、霧が薄いから、よく見える。
その分、敵の強さは以前ほどじゃないけど、流石にこの物量は驚異的だ。
しかも、今の俺にはレトレーダーがない。
いつ視覚外から襲われるか、わかったもんじゃない。
みんな、この恐怖の中で戦ってきたんだよな。
「見つけたっ!」
帝都の機人の助太刀に向かう。
切っては離れ、切っては離れ。
レディア・ソローの最大の武器である機動力を存分に生かして戦う。
遊撃を繰り返して、孤立する帝都部隊を救出し、退路を確保して誘導する。
ラヴェルサの数を減らすことを考えれば、俺が攻撃に専念した方が効率的だろう。
でも、それだけじゃダメなんだ。
この後、地下プラントへ向かう戦力を減らすわけにはいかないし、リグド・テランの機人によって助けられたという感情を持ってもらわなくちゃならない。そうじゃないと、疑心暗鬼になって共闘なんて考えられないからな。
「剣星、左後方から来てるぞ!」
レディア・ソローを反転させて急加速させる。
背後に迫っていたラヴェルサを一刀両断に破壊した。
「ルシオ、助かった」
俺は一人だけど孤独じゃない。
皆が一緒に戦ってくれているんだ。
手の震えなんて、もう全然感じない。
「いいぞ、剣星。中からの反応も上々だ。その調子で続けてくれ」
「了解!」
キルレイドさんが無線で伝えてきたのは、帝都に忍び込ませている間諜からの報告だ。
援軍によって、帝都部隊にも少しだけ余裕ができてきた。
彼らは動かなくなったラヴェルサの残骸を城壁際に集めて、バリケードを構築していた。城壁を強化するために中に入っている人たちも、少しは安心できるかもしれない。それにラヴェルサが攻めてくる方向を限定できれば、対処しやすくなるはずだ。
これならイケる。
そんな雰囲気が漂い始めた頃、双星機単語は姿を現した。
ちょっと予定より早くないか?
それに赤光晶のあの輝き、思いっきしアルフィナの力を使ってるじゃねーか。
長時間、戦闘させるのはマズい。
俺はレディア・ソローを双星機に向けた。
ところが、双星機は近づこうとする俺に対して、手のひらで牽制してくる。
「自分の仕事に集中しろってことかよ」
双星機の見せ場を作るのは、最後の最後だけだったはずだ。
それでも決断したのは、思った以上に押され気味だからかもしれない。
双星機は圧倒的な力でラヴェルサを蹴散らして、城壁に取り付いた。
コックピットが開いてアルフィナが姿を現すと、城壁内から歓声のような悲鳴のような声が届いてきた。アルフィナは城壁に設置してある拡声器に近づいていく。これからアルフィナが帝都民に話すことは衝撃的なことだろう。
その間、アルフィナの持つレストライナ因子に引き寄せられているラヴェルサを相手にするのが俺たちの役目だ。一匹たりとも通させやしない。
戦い続ける中、突然無線から何かが聞こえてきた。
どうやら、あらかじめ帝都に侵入していた味方からの音声を中継しているようだ。
「おいおい、アルフィナ様が生きていらっしゃるぞ」
「ってことは、やっぱりあの噂は本当だったのか?」
噂ってのは、俺たちが仕掛けた情報戦だ。
でも嘘を伝えたわけじゃない。
それに教会に怪しいところがなければ、一蹴されていただろう。
『皆の者、すまなかった』
戦闘音が反響してるのに、アルフィナの声はきっちり聴きとれる。
戦闘で忙しいから、姿を確認できないけど、きっと大きく頭を下げてるだろうな。
「此度のこと、妾たち教会の責任じゃ。弁解のしようもない。其方たちも既に知っておろう。妾は彼の地でラヴェルサを抑え込んでおった。今、妾がここにおるのは、妾と同等の力を持った者が現れたからじゃ」
今の発言は下手すれば、この状況を引き起こしたのは、彼の地を離れたアルフィナの責任だと勘違いされてもおかしくない。それでも帝都民たちが聞き入っているのは、教会に対する不信感か、あるいは、幼いアルフィナに責任を負わせていた自分たちへの憤りか。
「妾はこれより、その者と力を合わせてラヴェルサを封じに行く。どうか、どうか、力を貸してほしい。身勝手なのは分かっておる。じゃが、この機を逃しては戦乱はいつ終わるのか分からぬ。生まれ変わったリグド・テランも、妾たちに協力を申し出てきておる」
なんだかレディア・ソローに注目が集まってる気がする。
そういえば、見覚えのある機人もちらほら確認できる。
あの人たちも生き残ってたんだ。
俺はアルフィナの檄に応えるように、剣を真上に立ててから、ラヴェルサに向かって突っ込んだ。
「調子に乗りやすいところは、全っ然変わってないんだから」
「そこが剣星さんの良いところだからね」
「だよな、俺たちも負けてらんねえぜ!」
リンダたち三人は、次々に味方を救出してる。
あいつらが通った道にはラヴェルサの残骸ばかりだ。
「ここでラヴェルサを完全に倒さねば、子や孫に戦いを残すことになるじゃろう。そのようなこと、絶対に許してはならぬのじゃ!」
アルフィナはまだ十一歳。本来ならば、守られるべき立場だ。
その彼女が危険を顧みず、命を懸けようとしている。
いや、一度は命を捧げたんだ。
今のアルフィナを見れば、協力しないなんて選択肢はありえないだろう。
たとえ、教会幹部が反対したとしても抑えられないと思う。
今、アルフィナの話を聞いている帝都民たちは城壁を強化するために最前線にいる。
城壁には赤光晶が含まれているから、機人に乗って戦えない人たちが集まってるそうだ。その中には子供やお年寄りもいるだろう。
それなのに、普段は偉そうにしている教会の奴らがいないってんだから、どちらに付くのか、判断に迷うことはないはずだ。
「その盾で今を守り、その剣で未来を切り開くのじゃ!!」
おおぉぉ、なんだかアルフィナの檄に合わせて、地面が震えてるぞ。
それに帝都の部隊も士気が上がってる?
ラグナリィシールド部隊が、前に出て戦ってる。
彼らは間違いなく、世界のシステムについて、あらかじめ知っていたはずだ。
その彼らが翻意したってのは大きい。
「剣星、アルフィナ様が双星機に戻った。あとは双星機が引き付けたラヴェルサを倒していくだけだ。お前は予定通りに直掩に廻れ」
「了解!」
逃げる双星機と、追ってくるラヴェルサ。
双星機がくねくねと逃げ回るもんだから、それを追うラヴェルサの群れはまるで巨大な蛇のようだ。味方部隊は左右から挟み込んで、蛇を尻尾から食いちぎっている。時折、双星機に迫る敵機も、俺たちが強引に引き剝がしていく。
結局、アルフィナはルーベリオ教会を非難するようなことは言わなかった。
ただ、教会の聖女として、これまでのことを謝罪して、協力してほしいと頭を下げただけだ。これから教会がどんな道を歩むのか、どんな形になるのか、あるいは今と変わらないのか、俺には分からない。
でもそれはきっと、上から命令で決まることじゃない。
この地に住む人たちが決めていくんだ。
恐らく、何百年も続いた宗教を捨てるなんてできないだろう。
完全に歴史から姿を消したりなんてないと思う。
アルフィナがそうだったように、心の拠り所とする人たちがいる限り。
もしかしたら、リグド・テランのように新しい形に生まれ変わるのかもな。
帝都はラヴェルサの大軍に襲われているだろう。
恐らく、前の戦いよりも状況は悪いはずだ。
報告では、ラヴェルサは各国を襲撃してるから、他からの援軍は期待できない。
しかも、神聖レグナリア帝国軍は前回の戦いで大幅に戦力を減らしている。
逆にラヴェルサは前回以上の物量らしい。
帝都では遠征軍を出さずに、城壁を利用して持ちこたえているそうだ。
霧の影響を受けないように、地下プラントからできるだけ遠い場所で戦う必要があるんだろう。少ない戦力で勝利するためには仕方のないことだけど、その分、帝都民たちの恐怖は前回の比じゃないはずだ。
「先発隊が戦闘に入った。辺り一面ラヴェルサで一杯らしい。お前ら、気を引き締めてかかれよ!」
キルレイドさんはいつも通りって感じだな。
そうじゃないと若い操者たちはビビッてしまうだろう。
今回の俺は単独行動だ。
機人の性能を考えれば、他の機人ではついてこれないだろうから。
だいぶ距離はあるけど、レディア・ソローの速度を上げた。
仲間を追い抜いて、ラヴェルサに接近する。
「なんて大軍だ」
どこを見てもラヴェルサばかり。
第八エリアで戦った時も多かったけど、霧が薄いから、よく見える。
その分、敵の強さは以前ほどじゃないけど、流石にこの物量は驚異的だ。
しかも、今の俺にはレトレーダーがない。
いつ視覚外から襲われるか、わかったもんじゃない。
みんな、この恐怖の中で戦ってきたんだよな。
「見つけたっ!」
帝都の機人の助太刀に向かう。
切っては離れ、切っては離れ。
レディア・ソローの最大の武器である機動力を存分に生かして戦う。
遊撃を繰り返して、孤立する帝都部隊を救出し、退路を確保して誘導する。
ラヴェルサの数を減らすことを考えれば、俺が攻撃に専念した方が効率的だろう。
でも、それだけじゃダメなんだ。
この後、地下プラントへ向かう戦力を減らすわけにはいかないし、リグド・テランの機人によって助けられたという感情を持ってもらわなくちゃならない。そうじゃないと、疑心暗鬼になって共闘なんて考えられないからな。
「剣星、左後方から来てるぞ!」
レディア・ソローを反転させて急加速させる。
背後に迫っていたラヴェルサを一刀両断に破壊した。
「ルシオ、助かった」
俺は一人だけど孤独じゃない。
皆が一緒に戦ってくれているんだ。
手の震えなんて、もう全然感じない。
「いいぞ、剣星。中からの反応も上々だ。その調子で続けてくれ」
「了解!」
キルレイドさんが無線で伝えてきたのは、帝都に忍び込ませている間諜からの報告だ。
援軍によって、帝都部隊にも少しだけ余裕ができてきた。
彼らは動かなくなったラヴェルサの残骸を城壁際に集めて、バリケードを構築していた。城壁を強化するために中に入っている人たちも、少しは安心できるかもしれない。それにラヴェルサが攻めてくる方向を限定できれば、対処しやすくなるはずだ。
これならイケる。
そんな雰囲気が漂い始めた頃、双星機単語は姿を現した。
ちょっと予定より早くないか?
それに赤光晶のあの輝き、思いっきしアルフィナの力を使ってるじゃねーか。
長時間、戦闘させるのはマズい。
俺はレディア・ソローを双星機に向けた。
ところが、双星機は近づこうとする俺に対して、手のひらで牽制してくる。
「自分の仕事に集中しろってことかよ」
双星機の見せ場を作るのは、最後の最後だけだったはずだ。
それでも決断したのは、思った以上に押され気味だからかもしれない。
双星機は圧倒的な力でラヴェルサを蹴散らして、城壁に取り付いた。
コックピットが開いてアルフィナが姿を現すと、城壁内から歓声のような悲鳴のような声が届いてきた。アルフィナは城壁に設置してある拡声器に近づいていく。これからアルフィナが帝都民に話すことは衝撃的なことだろう。
その間、アルフィナの持つレストライナ因子に引き寄せられているラヴェルサを相手にするのが俺たちの役目だ。一匹たりとも通させやしない。
戦い続ける中、突然無線から何かが聞こえてきた。
どうやら、あらかじめ帝都に侵入していた味方からの音声を中継しているようだ。
「おいおい、アルフィナ様が生きていらっしゃるぞ」
「ってことは、やっぱりあの噂は本当だったのか?」
噂ってのは、俺たちが仕掛けた情報戦だ。
でも嘘を伝えたわけじゃない。
それに教会に怪しいところがなければ、一蹴されていただろう。
『皆の者、すまなかった』
戦闘音が反響してるのに、アルフィナの声はきっちり聴きとれる。
戦闘で忙しいから、姿を確認できないけど、きっと大きく頭を下げてるだろうな。
「此度のこと、妾たち教会の責任じゃ。弁解のしようもない。其方たちも既に知っておろう。妾は彼の地でラヴェルサを抑え込んでおった。今、妾がここにおるのは、妾と同等の力を持った者が現れたからじゃ」
今の発言は下手すれば、この状況を引き起こしたのは、彼の地を離れたアルフィナの責任だと勘違いされてもおかしくない。それでも帝都民たちが聞き入っているのは、教会に対する不信感か、あるいは、幼いアルフィナに責任を負わせていた自分たちへの憤りか。
「妾はこれより、その者と力を合わせてラヴェルサを封じに行く。どうか、どうか、力を貸してほしい。身勝手なのは分かっておる。じゃが、この機を逃しては戦乱はいつ終わるのか分からぬ。生まれ変わったリグド・テランも、妾たちに協力を申し出てきておる」
なんだかレディア・ソローに注目が集まってる気がする。
そういえば、見覚えのある機人もちらほら確認できる。
あの人たちも生き残ってたんだ。
俺はアルフィナの檄に応えるように、剣を真上に立ててから、ラヴェルサに向かって突っ込んだ。
「調子に乗りやすいところは、全っ然変わってないんだから」
「そこが剣星さんの良いところだからね」
「だよな、俺たちも負けてらんねえぜ!」
リンダたち三人は、次々に味方を救出してる。
あいつらが通った道にはラヴェルサの残骸ばかりだ。
「ここでラヴェルサを完全に倒さねば、子や孫に戦いを残すことになるじゃろう。そのようなこと、絶対に許してはならぬのじゃ!」
アルフィナはまだ十一歳。本来ならば、守られるべき立場だ。
その彼女が危険を顧みず、命を懸けようとしている。
いや、一度は命を捧げたんだ。
今のアルフィナを見れば、協力しないなんて選択肢はありえないだろう。
たとえ、教会幹部が反対したとしても抑えられないと思う。
今、アルフィナの話を聞いている帝都民たちは城壁を強化するために最前線にいる。
城壁には赤光晶が含まれているから、機人に乗って戦えない人たちが集まってるそうだ。その中には子供やお年寄りもいるだろう。
それなのに、普段は偉そうにしている教会の奴らがいないってんだから、どちらに付くのか、判断に迷うことはないはずだ。
「その盾で今を守り、その剣で未来を切り開くのじゃ!!」
おおぉぉ、なんだかアルフィナの檄に合わせて、地面が震えてるぞ。
それに帝都の部隊も士気が上がってる?
ラグナリィシールド部隊が、前に出て戦ってる。
彼らは間違いなく、世界のシステムについて、あらかじめ知っていたはずだ。
その彼らが翻意したってのは大きい。
「剣星、アルフィナ様が双星機に戻った。あとは双星機が引き付けたラヴェルサを倒していくだけだ。お前は予定通りに直掩に廻れ」
「了解!」
逃げる双星機と、追ってくるラヴェルサ。
双星機がくねくねと逃げ回るもんだから、それを追うラヴェルサの群れはまるで巨大な蛇のようだ。味方部隊は左右から挟み込んで、蛇を尻尾から食いちぎっている。時折、双星機に迫る敵機も、俺たちが強引に引き剝がしていく。
結局、アルフィナはルーベリオ教会を非難するようなことは言わなかった。
ただ、教会の聖女として、これまでのことを謝罪して、協力してほしいと頭を下げただけだ。これから教会がどんな道を歩むのか、どんな形になるのか、あるいは今と変わらないのか、俺には分からない。
でもそれはきっと、上から命令で決まることじゃない。
この地に住む人たちが決めていくんだ。
恐らく、何百年も続いた宗教を捨てるなんてできないだろう。
完全に歴史から姿を消したりなんてないと思う。
アルフィナがそうだったように、心の拠り所とする人たちがいる限り。
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