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第5話 転 点
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ゼストは笑顔で
「アリスならそこで寝てるよ」
———
ゼストが指差した先には大剣を側に置き座ったまま眠っているアリス
———
それを見て安心した表情になったグレイブは気の抜けた声で
「ホッとしたぜ…アイツ…相手はどうなった?」
———
神妙な面持ちのゼスト
「それが…アリスが…」
———
街の上空から見下ろすと
いかにも魔法使いみたいな黒いローブに黒いトンガリ帽子と杖や本を持った三人が複数人の住人に取り囲まれている
———
住民達はその取り囲んだ三人を罵倒している
「お前らみたいな奴がいるから仕事が無くなるんだ!」
「仕事返せ!」
「奪うなー!」
「消えちまえー!」
「楽ばっかするなー!」
「汗水流せー!」
「ずるい事するなー!」
———
そこに割って入る、伸び放題のボサボサ髪と伸び放題のヒゲとヨレヨレの服装の人物が両手を上げ
「皆さん、落ち着きましょう。この魔法使いさん達も私達と同じ人間ですよ」
———
住民達は声を荒げ
「またお前か!ひっこめ!」
「邪魔だ!」
「お前に関係ねーだろ!」
———
取り囲んでいた輪の外から住民の1人が見かねて、その人物に優しく声をかける
「ジョンさん、危ないから退きましょうね…」
———
ジョンは取り囲んでいる村人達に大きな声で
「…何と言う事でしょう!皆さーん!落ち着きましょう!落ち着きましょう!一旦落ち着きましょう!皆さんは人間です!そうです人間です!この魔法使いさんも人間です!一旦、いやニ担落ち着きましょう!このジョンに免じておーちつきましょーう!!人類皆お友達で~す!!」
———
ジョンは更に手を大きく広げ、天を仰ぎ何かを大きな声で唱えている
———
住民達はまたかという表情で
「まーた始まったよ…」
「なんなんだよコイツは…」
———
その大きな声を聞いたのか他の住人も集まってきた
———
取り囲んでいた住民達は
「めんどくせーからもういこーぜ…」
等と言いながら解散していく
———
ジョンが晴々とした笑顔で
「例には及びません。当然の事をしたまでです。炊き出しの準備がありますので、これにて失礼します。」
———
ジョンは思い出したかのような表情で
「あ!そうそう!もうお友達ですからね!」
———
そう言い彼は立ち去った
———
魔法使いみたいな黒いローブに黒いトンガリ帽子と杖や本を持った1人が舌打ちをした
———
続く
———
「アリスならそこで寝てるよ」
———
ゼストが指差した先には大剣を側に置き座ったまま眠っているアリス
———
それを見て安心した表情になったグレイブは気の抜けた声で
「ホッとしたぜ…アイツ…相手はどうなった?」
———
神妙な面持ちのゼスト
「それが…アリスが…」
———
街の上空から見下ろすと
いかにも魔法使いみたいな黒いローブに黒いトンガリ帽子と杖や本を持った三人が複数人の住人に取り囲まれている
———
住民達はその取り囲んだ三人を罵倒している
「お前らみたいな奴がいるから仕事が無くなるんだ!」
「仕事返せ!」
「奪うなー!」
「消えちまえー!」
「楽ばっかするなー!」
「汗水流せー!」
「ずるい事するなー!」
———
そこに割って入る、伸び放題のボサボサ髪と伸び放題のヒゲとヨレヨレの服装の人物が両手を上げ
「皆さん、落ち着きましょう。この魔法使いさん達も私達と同じ人間ですよ」
———
住民達は声を荒げ
「またお前か!ひっこめ!」
「邪魔だ!」
「お前に関係ねーだろ!」
———
取り囲んでいた輪の外から住民の1人が見かねて、その人物に優しく声をかける
「ジョンさん、危ないから退きましょうね…」
———
ジョンは取り囲んでいる村人達に大きな声で
「…何と言う事でしょう!皆さーん!落ち着きましょう!落ち着きましょう!一旦落ち着きましょう!皆さんは人間です!そうです人間です!この魔法使いさんも人間です!一旦、いやニ担落ち着きましょう!このジョンに免じておーちつきましょーう!!人類皆お友達で~す!!」
———
ジョンは更に手を大きく広げ、天を仰ぎ何かを大きな声で唱えている
———
住民達はまたかという表情で
「まーた始まったよ…」
「なんなんだよコイツは…」
———
その大きな声を聞いたのか他の住人も集まってきた
———
取り囲んでいた住民達は
「めんどくせーからもういこーぜ…」
等と言いながら解散していく
———
ジョンが晴々とした笑顔で
「例には及びません。当然の事をしたまでです。炊き出しの準備がありますので、これにて失礼します。」
———
ジョンは思い出したかのような表情で
「あ!そうそう!もうお友達ですからね!」
———
そう言い彼は立ち去った
———
魔法使いみたいな黒いローブに黒いトンガリ帽子と杖や本を持った1人が舌打ちをした
———
続く
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