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第三章
仕事は突然に
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大きな戦争が発生し、トドル帝国まで旅をして息のつく暇もない日々が、今では遠い過去のように感じる。
「おはようございますジャン様」
「おはようヘレナ」
「今日はどんなご予定なんですか?」
「ん? 今日は――」
朝食を食べながら今日一日の予定を確認していく。
ダラムが温泉事業によって豊かに、忙しくなったのは言うまでもない。
ジャンは領主としての仕事が増えていった。
無い時間を使って戦闘訓練を続けた。
兵士の数を増やし、訓練をさせる。
兵士達の中には、何故ここまで増やすのか、田舎であるダラムでこんな厳しい訓練をする必要があるのか? そのような声も聞こえていたが、来たる戦いに向けての訓練に他ならない。
実戦での勘を衰えさせないように、ジェイドとリリアの隊は国境沿いによく援軍として派遣させ実戦経験を積ませた。
テディとエルガルド。そしてシャオの隊は、ダラムが豊かになった事で多くなった盗賊や山賊、町に蔓延る悪い奴らを懲らしめてもらっている。
抵抗しないなら仲間に引き入れていった。
町を守っているのが、見た目が怖い奴らばかりという事もあり、ダラムで問題を起こそうとするような輩はどんどん居なくなっていき、町の治安はかなり良いと評判に。
最初は怖がっていた人達も徐々に慣れていき、今では子供達と遊ぶまで仲良くなっていた。
今ではテディなんかは逆にいつも遊んでもらっているぐらいだった。
そんな平穏な日々を過ごして、一年近くが経とうとしていた。
(なあジャン! 何も動きないけど、このままでいいのか? 後九年位だろ? 約束した十年まで)
「大きな戦争があったばかりで、次々と戦争は起こせる訳ないだろ。今は食料と人材の育成と確保、政治的な事を頑張っていると思う」
(もしもだけど、もし失敗したらどうなるんだ?)
「……国が滅ぶかもね」
コツンコツン。
窓を叩く音が聞こえ、窓を開けると一羽の鳥が。
ルイス国王からの伝書鳩だった。
(なんて書いてあるんだ?)
「内密に頼みたい事があるみたいだ……」
「よし! ヘレナに会いに行こう」
へレアに王都に行く事を告げ、ダラムの事を頼んだ。
「お任せ下さいジャン様! すぐに出発されるんですか?」
「そうだね。出来るだけ早く出発しようと思う」
早速支度を整えるが、不安が一つ。
「護衛どうしようか……リリアとジェイドがいないとなるとシャオしかいないよな?」
(テディ……無理だな。エルガルド……悪くはないが、ならシャオの方がまだマシかもな)
王都までの護衛にはシャオを連れて行くしかなかった。
「ヒック……ヒック。え~面倒くさいぜ旦那! 俺が行かないと駄目なのか?」
「シャオ。一応言うけど僕の部下なんだけど君って」
「勿論分かってるよ旦那! ダラムはいい所だし飯も酒も美味い! 最高だよ!」
「僕が呼ばれているのは王城なんだよね。王城に行けば飲んだことのない美味しい酒が飲めるかも」
「――!!」
「よし行こう旦那! いつ行くんだ?」
「今からだよ」
「すぐに出発だ旦那!! さっさと行こう!!」
シャオに引きずられるようにダラムを出発したジャンとシャオ。
数日後、王都へ到着し、王城の前に。
「シャオあんまり無礼な事はしないでよ?」
「そんな事ぐらい分かってるよ」
案内された部屋には、久しぶりに見るルイス国王が。
どことなく疲れているような雰囲気が醸し出ていた。
「久しぶりだねジャン」
「お久しぶりです国王」
「出来たら二人だけで話がしたんだけどいいかな?」
「勿論です。シャオはちょっと席を外してもらえるか?」
「へいへい。それよりも旦那! あれよろしくな!」
「分かってるよ」
シャオが部屋を出て扉が閉まると、結界魔法が部屋にかかる。
きっと盗聴や外部に音が漏れないようにする魔法が、部屋にかけられているのだろう。
ドサッと椅子に座ったルイス国王は、天井を見上げた。
「最近ジャンの活躍はよく耳にするよ。主に領地のダラムの改革についてだ! 頑張っているみたいだな」
「ありがとうございます! それで頼みたい事ってどいうった事なのでしょうか?」
ルイス国王が座り直し、話し始める。
「本当はこういった事は、あまり好きじゃないんだが、時間がない! 頼めるのはジャンしかいないんだ」
そう言って一枚の紙をジャンに手渡す。
「これは?」
「殺して欲しい貴族達を書き記してある」
「こんなにですか?」
「戦争する事に反対している貴族達だ。確かについこの間、大きな戦争をしたばかりなのに、戦争をしたいなんて頭がおかしいだろう……差し迫った問題を抱えていないのにもかかわらず、国王が戦争をするなんて言ったら止めるのが道理だろう! しかし、それでは成し遂げる事が出来ないのだ」
ルイス国王は決意に満ちた声と眼でジャンに訴える。
(ルイス国王は本気のようだ)
(いいじゃん暗殺位なら! ちゃちゃっとやっちゃおうぜ!)
(うん……そうだね)
(何か問題でもあるのか?)
(ここに書かれている貴族の中には、悪い人ばかりではないんだよ)
(そうなの?)
(ロア王国に長年仕えて貢献している貴族の名前や、領地経営が上手く、統治している領民から愛されている貴族の名前まで入っている……ルイス国王は戦争をする為に本気だって事だよ。なのに暗殺を頼むのは、確かに誰にでも言えるような事じゃない)
(そんな人を殺していいのか?)
(本来なら駄目に決まっている。愚策と言ってもいい。 だけどその人達によって戦争を起こす事が出来ないんだろうきっと。ロア王国を愛しているからこそ戦争を反対しているだとは思うけどね)
正直俺にとってはいい人だろうが、悪い人だろうがどうでもいい。
貴族を沢山殺せるなんてそうはない! 楽しみだ!
「本当に書かれている全員殺していいんですか?」
一瞬、ルイス国王の表情が険しくなる。
「ああ、頼む……」
「分かりました。仕事が完了したら報告しに来ます」
「ジャン! 辛い仕事を頼んで申し訳ない……」
「国王なのに謝る必要はありませんよ! こういった汚れ仕事は私にお任せ下さい」
「任せた!」
「――!!」
「そうですルイス国王。とびっきりのお酒を用意してもらえませんか?」
「ん? ジャンが飲むのか?」
「いや~。ワガママな部下が王城にある酒が飲みたいってうるさくて……」
「ハハハ。分かった! 後で届けさせるよ」
「ありがとうございます」
仕事を行う為、しばらく王城に泊まることになった。
紙に書かれた貴族の多くは王都に、そして王都に近い場所にいるという。
「それで? なんでお前は当たり前のようにこの部屋にいるんだシャオ」
「旦那~。別にいいじゃないか! こんな広い部屋なんだしさ」
「部屋用意してくれたでしょ!?」
「あるけど狭いし、飯もこんな豪華じゃねえしさ! それにしても酒が美味いな!」
「はぁ~。酒は程々にしなよシャオ」
「分かってるって旦那!」
「じゃあこれからちょっと部屋空けるから何かあれば上手くごまかしといて!」
「りょーかい」
着替えた俺は、ドアからではなくベランダから部屋を出ていく。
「ふざけて作った仮面が役に立ちそうだ」
俺はおかめの仮面を被り、夜の王都を駆けていく。
――。
「貴様! どこから入ってきた!? お前は誰だ!!」
「も~もたろうさん。ももたろうさん。お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな」
「や~りましょう。やりましょう。これから鬼の征伐に、ついていくならやりましょう」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は次々に仕事をこなしていき、貴族の死体が今日一日で数体生まれた。
「あ~疲れた……」
ガチャ。
「旦那おかえり」
「起きてたのか??」
「一応ね」
「そういった仕事の経験は俺にもある。時には嫌な仕事もあるだろうよ。そんな時は仕事だって割り切ることだ旦那」
「シャオが俺の心配してくれるのか?」
「旦那が疲弊しちまったら、俺にはこの先、行く当てがないもんでね! 力になれるなら俺で良かったら力になりますよ」
「本当に珍しいなシャオ。酒に毒でも入ってたか?」
仮面を取りながら俺は言った。
「旦那との生活が、意外にも気に入っちまったもんでね」
「俺との生活が? お前は酒だろ!?」
「ハハハ! バレたか! ちげえねぇ!」
俺はまだ少ししか飲まれていない酒瓶を見て、フフッと笑った。
「これから俺は寝るから、部屋に戻れよシャオ」
「はいよ~旦那」
ガチャ! 扉が開く。
「シャオ!!」
呼び止めたシャオに俺は、くすねてきた酒瓶を数本投げた。
「おっとっと! あぶねえ!」
「やるよシャオ! かっぱらってきたんだ!」
「へぇ~そいつはありがてぇ! たまには旦那も一緒に飲もうぜ」
「仕事が終わったらな」
そうして俺は、ベットに入った。
「おはようございますジャン様」
「おはようヘレナ」
「今日はどんなご予定なんですか?」
「ん? 今日は――」
朝食を食べながら今日一日の予定を確認していく。
ダラムが温泉事業によって豊かに、忙しくなったのは言うまでもない。
ジャンは領主としての仕事が増えていった。
無い時間を使って戦闘訓練を続けた。
兵士の数を増やし、訓練をさせる。
兵士達の中には、何故ここまで増やすのか、田舎であるダラムでこんな厳しい訓練をする必要があるのか? そのような声も聞こえていたが、来たる戦いに向けての訓練に他ならない。
実戦での勘を衰えさせないように、ジェイドとリリアの隊は国境沿いによく援軍として派遣させ実戦経験を積ませた。
テディとエルガルド。そしてシャオの隊は、ダラムが豊かになった事で多くなった盗賊や山賊、町に蔓延る悪い奴らを懲らしめてもらっている。
抵抗しないなら仲間に引き入れていった。
町を守っているのが、見た目が怖い奴らばかりという事もあり、ダラムで問題を起こそうとするような輩はどんどん居なくなっていき、町の治安はかなり良いと評判に。
最初は怖がっていた人達も徐々に慣れていき、今では子供達と遊ぶまで仲良くなっていた。
今ではテディなんかは逆にいつも遊んでもらっているぐらいだった。
そんな平穏な日々を過ごして、一年近くが経とうとしていた。
(なあジャン! 何も動きないけど、このままでいいのか? 後九年位だろ? 約束した十年まで)
「大きな戦争があったばかりで、次々と戦争は起こせる訳ないだろ。今は食料と人材の育成と確保、政治的な事を頑張っていると思う」
(もしもだけど、もし失敗したらどうなるんだ?)
「……国が滅ぶかもね」
コツンコツン。
窓を叩く音が聞こえ、窓を開けると一羽の鳥が。
ルイス国王からの伝書鳩だった。
(なんて書いてあるんだ?)
「内密に頼みたい事があるみたいだ……」
「よし! ヘレナに会いに行こう」
へレアに王都に行く事を告げ、ダラムの事を頼んだ。
「お任せ下さいジャン様! すぐに出発されるんですか?」
「そうだね。出来るだけ早く出発しようと思う」
早速支度を整えるが、不安が一つ。
「護衛どうしようか……リリアとジェイドがいないとなるとシャオしかいないよな?」
(テディ……無理だな。エルガルド……悪くはないが、ならシャオの方がまだマシかもな)
王都までの護衛にはシャオを連れて行くしかなかった。
「ヒック……ヒック。え~面倒くさいぜ旦那! 俺が行かないと駄目なのか?」
「シャオ。一応言うけど僕の部下なんだけど君って」
「勿論分かってるよ旦那! ダラムはいい所だし飯も酒も美味い! 最高だよ!」
「僕が呼ばれているのは王城なんだよね。王城に行けば飲んだことのない美味しい酒が飲めるかも」
「――!!」
「よし行こう旦那! いつ行くんだ?」
「今からだよ」
「すぐに出発だ旦那!! さっさと行こう!!」
シャオに引きずられるようにダラムを出発したジャンとシャオ。
数日後、王都へ到着し、王城の前に。
「シャオあんまり無礼な事はしないでよ?」
「そんな事ぐらい分かってるよ」
案内された部屋には、久しぶりに見るルイス国王が。
どことなく疲れているような雰囲気が醸し出ていた。
「久しぶりだねジャン」
「お久しぶりです国王」
「出来たら二人だけで話がしたんだけどいいかな?」
「勿論です。シャオはちょっと席を外してもらえるか?」
「へいへい。それよりも旦那! あれよろしくな!」
「分かってるよ」
シャオが部屋を出て扉が閉まると、結界魔法が部屋にかかる。
きっと盗聴や外部に音が漏れないようにする魔法が、部屋にかけられているのだろう。
ドサッと椅子に座ったルイス国王は、天井を見上げた。
「最近ジャンの活躍はよく耳にするよ。主に領地のダラムの改革についてだ! 頑張っているみたいだな」
「ありがとうございます! それで頼みたい事ってどいうった事なのでしょうか?」
ルイス国王が座り直し、話し始める。
「本当はこういった事は、あまり好きじゃないんだが、時間がない! 頼めるのはジャンしかいないんだ」
そう言って一枚の紙をジャンに手渡す。
「これは?」
「殺して欲しい貴族達を書き記してある」
「こんなにですか?」
「戦争する事に反対している貴族達だ。確かについこの間、大きな戦争をしたばかりなのに、戦争をしたいなんて頭がおかしいだろう……差し迫った問題を抱えていないのにもかかわらず、国王が戦争をするなんて言ったら止めるのが道理だろう! しかし、それでは成し遂げる事が出来ないのだ」
ルイス国王は決意に満ちた声と眼でジャンに訴える。
(ルイス国王は本気のようだ)
(いいじゃん暗殺位なら! ちゃちゃっとやっちゃおうぜ!)
(うん……そうだね)
(何か問題でもあるのか?)
(ここに書かれている貴族の中には、悪い人ばかりではないんだよ)
(そうなの?)
(ロア王国に長年仕えて貢献している貴族の名前や、領地経営が上手く、統治している領民から愛されている貴族の名前まで入っている……ルイス国王は戦争をする為に本気だって事だよ。なのに暗殺を頼むのは、確かに誰にでも言えるような事じゃない)
(そんな人を殺していいのか?)
(本来なら駄目に決まっている。愚策と言ってもいい。 だけどその人達によって戦争を起こす事が出来ないんだろうきっと。ロア王国を愛しているからこそ戦争を反対しているだとは思うけどね)
正直俺にとってはいい人だろうが、悪い人だろうがどうでもいい。
貴族を沢山殺せるなんてそうはない! 楽しみだ!
「本当に書かれている全員殺していいんですか?」
一瞬、ルイス国王の表情が険しくなる。
「ああ、頼む……」
「分かりました。仕事が完了したら報告しに来ます」
「ジャン! 辛い仕事を頼んで申し訳ない……」
「国王なのに謝る必要はありませんよ! こういった汚れ仕事は私にお任せ下さい」
「任せた!」
「――!!」
「そうですルイス国王。とびっきりのお酒を用意してもらえませんか?」
「ん? ジャンが飲むのか?」
「いや~。ワガママな部下が王城にある酒が飲みたいってうるさくて……」
「ハハハ。分かった! 後で届けさせるよ」
「ありがとうございます」
仕事を行う為、しばらく王城に泊まることになった。
紙に書かれた貴族の多くは王都に、そして王都に近い場所にいるという。
「それで? なんでお前は当たり前のようにこの部屋にいるんだシャオ」
「旦那~。別にいいじゃないか! こんな広い部屋なんだしさ」
「部屋用意してくれたでしょ!?」
「あるけど狭いし、飯もこんな豪華じゃねえしさ! それにしても酒が美味いな!」
「はぁ~。酒は程々にしなよシャオ」
「分かってるって旦那!」
「じゃあこれからちょっと部屋空けるから何かあれば上手くごまかしといて!」
「りょーかい」
着替えた俺は、ドアからではなくベランダから部屋を出ていく。
「ふざけて作った仮面が役に立ちそうだ」
俺はおかめの仮面を被り、夜の王都を駆けていく。
――。
「貴様! どこから入ってきた!? お前は誰だ!!」
「も~もたろうさん。ももたろうさん。お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな」
「や~りましょう。やりましょう。これから鬼の征伐に、ついていくならやりましょう」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は次々に仕事をこなしていき、貴族の死体が今日一日で数体生まれた。
「あ~疲れた……」
ガチャ。
「旦那おかえり」
「起きてたのか??」
「一応ね」
「そういった仕事の経験は俺にもある。時には嫌な仕事もあるだろうよ。そんな時は仕事だって割り切ることだ旦那」
「シャオが俺の心配してくれるのか?」
「旦那が疲弊しちまったら、俺にはこの先、行く当てがないもんでね! 力になれるなら俺で良かったら力になりますよ」
「本当に珍しいなシャオ。酒に毒でも入ってたか?」
仮面を取りながら俺は言った。
「旦那との生活が、意外にも気に入っちまったもんでね」
「俺との生活が? お前は酒だろ!?」
「ハハハ! バレたか! ちげえねぇ!」
俺はまだ少ししか飲まれていない酒瓶を見て、フフッと笑った。
「これから俺は寝るから、部屋に戻れよシャオ」
「はいよ~旦那」
ガチャ! 扉が開く。
「シャオ!!」
呼び止めたシャオに俺は、くすねてきた酒瓶を数本投げた。
「おっとっと! あぶねえ!」
「やるよシャオ! かっぱらってきたんだ!」
「へぇ~そいつはありがてぇ! たまには旦那も一緒に飲もうぜ」
「仕事が終わったらな」
そうして俺は、ベットに入った。
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