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第17幕
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「ねー、まだー?」
小さなレラがドレスの裾を引っ張ると、その人は白く美しい手で彼女の頭を撫でた。
「もうちょっとよ、レラ」
「ねー、はやくー」
「はいはい。レラは本当に、カボチャのタルトが大好きね」
その言葉に、小さなレラは満面の笑みで応える。
「うん。わたし、○○○○○のタルトだいすき!」
「じゃあ、今度いっしょに作ってみようか」
「ほんと? ほんとに?」
「ちゃんといい子にしてたらね」
「うん、する。いい子する。そんで、○○○○○といっしょにカボチャのタルトつくる!」
それはお伽話のように幸せな時間。
素敵な未来が待っていることに何の疑いも抱いていなかった、無垢な幼子の。
小さなレラがドレスの裾を引っ張ると、その人は白く美しい手で彼女の頭を撫でた。
「もうちょっとよ、レラ」
「ねー、はやくー」
「はいはい。レラは本当に、カボチャのタルトが大好きね」
その言葉に、小さなレラは満面の笑みで応える。
「うん。わたし、○○○○○のタルトだいすき!」
「じゃあ、今度いっしょに作ってみようか」
「ほんと? ほんとに?」
「ちゃんといい子にしてたらね」
「うん、する。いい子する。そんで、○○○○○といっしょにカボチャのタルトつくる!」
それはお伽話のように幸せな時間。
素敵な未来が待っていることに何の疑いも抱いていなかった、無垢な幼子の。
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