少しだけ楽しいかもしれない

ジャン・マアム

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想像力

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人は学校、バイト、部活、会社、サークル、様々な社会に属して生きているとはよく聞く話で、



そんな輪の中に必ずいる困った人。



価値観の合わない人、
こっちの話に聞く耳を持たない人、
1人で突っ走ってしまう人、

そんな人に共通して足りないのは


想像力



私とあの人は価値観は合わないけど

それを押し付けたら嫌がるだろうな。


あの人は意見を言ってくれるのに

私は無視している、嫌な気持ちになっているかも。


みんなの熱意と私の熱意は違うのかも、温度差、本当にないかな?


なんて想像が出来ない人たち。
人の嫌がる事はするな、と教わって来なかったに違いない。


もっと想像してみて欲しい。


私たちが日々食べている食材
スーパーマーケットには元命たちが並んでいる。

もっと生きていたかっただろうに…
ごめんね、いただきます。

と考えるのは一方通行だ。

美味しそうに料理してもらえて良かったね。
美味しく食べるね、ありがとう、いただきます。

もしかしたら、スーパーマーケットに並ぶのを目標にしていて、買われたくないなんてものもあるかもしれない。

この様々を考えられる様になったら、

いくら考えても分からない相手の気持ちを
様々な方向から想像出来るようになる。




もっと日常的でも良い。

歯磨き粉の気持ちは、

あぁ吐き出されちゃった…さようなら。

口の中からやっと出れた!やったぁ!


カーテンの気持ちは、

ずっと陽に照らされてたら暑いよぉ、隅にいさせてほしいよぉ…

日を遮る役目、全う出来て嬉しいです!


どっちの気持ちなのかな。




人の気持ちは様々で
万物には様々が宿る。
色んな「者」「物」「もの」の気持ちを考えるのだ。
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